私は平日に毎日通期で片道20km自家用車で通勤しています。
少しアップダウンがあって信号がほぼないとても走りやすい道路が続き、平均燃費は26km/h。
渋滞とは縁がない長閑な道でこの前とても不思議な車に遭遇しました。
約100mぐらいの上り坂だったのですが、その途中で時速40km/hぐらいでのろのろ走行する軽自動車が前方に居ました。
田舎道だけあってこの道は軽自動車や軽トラックが多く走行しており、運転手は高齢者が多い印象。
まあいつもの風景か、、と思っていると、、、
しかも上り坂ですよ!
上り坂の前方には信号など全くなく、車も居ません。
つまりブレーキを踏むシーンではないにも関わらず、ブレーキを踏みながら速度を落とさずに走行しているんです。
私は初めてこのような車に遭遇した時に、ブレーキランプが故障しているのかと思ったんですよ。
ただよくよく考えてみると、ある結論に達しました。
今の車は大半がAT車ですが、基本的に(というか原則)は、右足だけでブレーキとアクセルを踏みます。
しかしまれにAT車でも左足でブレーキ、右足でアクセルという、両足を使って車を運転している人が居るようです。
ちなみに自動車教習所ではもちろん右足操作を教えていて、それは次のような理由からです。
①同時踏みのリスク: 緊急時にパニックになった場合、右足でアクセルを踏みながら左足でブレーキを踏んでしまう可能性があります。これにより、車が急発進する危険性が高まります
③慣れの問題: 多くのドライバーは右足だけでアクセルとブレーキを操作することに慣れています。両足運転に切り替えると、緊急時に混乱しやすくなる可能性があります
私が遭遇したのはまさに②のパターン。
本来ブレーキを踏む場面ではないにも関わらず、ブレーキランプが点灯しているんですね。
これって後続の車からは迷惑以上のなにものでもないんですよ。
ブレーキランプが点灯しているということは車が減速するということですから、後続の車もブレーキを踏まざるをえない。
しかし前方の車は減速しない!
そりゃイライラしますよね。
ちなみにこのようなブレーキランプを点灯させながら走行する車ですが、ここ数か月の間に数回遭遇しています。
いずれも軽自動車で、運転手は高齢者の模様。
最近アクセルとブレーキの踏み間違えで店舗に突っ込む事故が毎日のように報道されていますが、実際このような運転をしている人は意外と居る可能性はありますね。
そして普段の運転では支障はないが、いざという時に踏み間違えて事故を起こすというパターン。
そもそも踏み間違えによる事故は、衝突回避機能などのサポートカーなら起こりえない事故なんですよ。
高齢者は認知機能が衰えているので、そういう高齢者こそサポートカーに乗るべきだと思うんですが、踏み間違え事故を起こす車をニュースで見ると古い型式の回避機能が付いていない車が大半ですね。
ちなみに私は軽自動車に乗っていますが、衝突回避機能付きのサポートカーですよ。
今まで免許を取って数十年、事故を起こしたことは一度もありません。
ただ自分も年齢を重ねていずれ高齢者になります。
他人に迷惑をかけないよう、例え近所のスーパーに買い物に行く場合でも事故を起こさないよう、サポートカーには乗り続けたいと思います。
ぜひ警察の方もこのような車に遭遇したら注意してほしいですね。
私ら一般市民が注意する訳にもいきませんので。