2025年1月21日に鳥取県にある大手牛丼チェーン店「すき家」で、提供したみそ汁の中にネズミの市街が混入していたと3月22日に会社側は発表しました。
つまり発生から2か月以上も経過して事実が明るみになった訳です☟
今回のネズミ混入トラブルに関しては、提供を受けた客が保健所に報告。
またグーグルマップの口コミにも画像付き投稿しています。
そのあまりにもリアルでショッキングな画像から、さまざまな指摘が噴出。
お椀に対して相当大きなネズミが一匹丸ごと入っている様子からも、普通の従業員なら出す前に気づくだろうとか、最近問題になっている生成AIによる偽画像偽投稿ではないのか、という疑いの声も相当数あったようです。
しかし今回、会社側が正式に混入を認めた為、この投稿は事実だったということが判明しました。
今回口コミを見た人の意見として多くあったのが
というもの。
つまり通常の業務をしていたら、食事を提供する前に異物確認はするだろうし、ましてお椀からはみ出るような動物が入ってるのだから一発で分かるだろうという指摘です。
しかし残念ながら、私達人間というのは、意識次第で普段見えているものが全く見えなくなるというケースは多々あるのです。
一例として歩きスマホの場合。
普段私たちが街中を歩く時は当然前を向いています。
前方に障害物がないか、人が居ないか、安全を確認しながら歩く訳です。
しかし歩きながらスマホを操作している場合、人にぶつかったり障害物に気づかず衝突してけがをするケースが増えています。
前を向いて歩くのは当然だろうという指摘は、スマホという機械を操作しながら歩いている場合はリスクにしかならない訳です。
今回の牛丼チェーン店によるネズミ混入問題。
飲食店に限らず2024年には大手パン製造会社が製造した食パンの中から「クマネズミ」の一部が見つかったと会社が発表。
延べ10万個の食パンが自主回収となる騒ぎにもなっています。
このニュースも当時は結構話題になっていましたね。
ちなみにこの会社では対策案も公表。
外部専門事業者と連携してモニタリング調査をしていましたが、防鼠対策として下記を実施したとのこと。
・工場外部にあった巣穴を薬剤を使用して閉塞
・工場建屋の隙間に関しても全て閉塞
・粘着トラップを増設、新たに監視カメラを12台設置してモニタリング開始
・新たに鼠忌避用超音波発信機を13台設置
人のチェックには限界があり、また見逃す可能性もあるからでしょう。
どのような対策を講じるのか、また発表するのでしょうか。