2021年後半にリリース予定のWindows11☟
7月現在さまざまな情報が出ていますが、みなさんが一番気になるのが、、
このブログでは、実際にWindows11の開発版(ビルドプレビュー版)をパソコンにインストールして実際に使用しているオレンジ7が、新しくなった機能などを詳しくご紹介していきます。
開発中のものとはいえ、ファイル操作やプリンターワンドライブとの接続、ブログ執筆やオフィス365など基本的なパソコンとしての機能はほとんど使えています。
細かな仕様が今後変更になる可能性はありますが、大まかな基本デザインや見た目はおそらく変わる事はないでしょう。
今の時点でも結構完成度は高い!というのが、Windows11の開発版を実際に使用している私の率直な感想です。
なおWindows11の開発版をパソコンにインストールするまでの流れはこちらの記事を参考にして下さいね。
先日マイクロソフトからWindows11がリリースされることが正式に発表されました。 2021年後半には一般の人も使えるようになるようですが、実は現在開発中のWindows11なら今すぐにでもパソコンにダウンロードインストールして使用[…]
Windows11の新しくなった機能はコレだ!
スタートメニューが中央になった
Windows11のデスクトップの画面はこんな感じです。
10時代に使用していた私の個人的なファイルやフォルダがそのまま配置されていますが、一番目を引くのがタスクバーが下側になってアイコンも中央配置されるようになりました。
このタスクバーの位置は開発版の段階では変更することはできません。
私は10の時には左側に固定していたのですが、ちょっと慣れるまで違和感が残ります。
そしてスタートメニューも中央に現れるようになりました(背景を変えています)☟
メニュー内にはインストールしているアプリ(プログラム)と、最近使用したファイルやアプリなどが表示されます。
ただ10時代のタイル式に慣れた人にとっては、このアイコンが意外と小さいのではないでしょうか?☟
仕事でバリバリパソコンを使用している人ならともかく、プライベートで1日数時間しかパソコンを使わない私でも表示されるアプリのアイコンをもう少し大きくしたいのが本音ですね。
なので使用する頻度の高いアプリはタスクバーに固定しておくのが良さそうです。
私はブログ用の画像の編集などで3Dペイントを頻繁に利用しますので、タスクバーの下に固定することにしました。
ちなみにタスクバーに入っているアイコンの位置は、左側に寄せることが出来ます☟
ただ右側に寄せることはできず、現時点では中央か左側の2択しかありません。
ウィジェット機能で自分好みの情報版を配置できる
自分の好みの情報をいろいろ配置できるウィジェット(ガジェット)機能はWindows Vistaに標準搭載されていました。
アップル社のMacOSのX10.4以降には標準で搭載されている機能で、Windows11は最初にご紹介したスタートメニューの中央配置といい、かなりMacをパクった、、いや意識した作りとなっているようです(笑)。
ただ11のウィジェットはなんとAIが自動で生成してくるようですよ!
ただ現時点でこのウィジェットのカスタマイズはかなり限定的されたものとなっていて、配置を自由に変えることができず、AI編集もほとんど反映されていないようです。
Windows11が正式にリリースされたらいろいろな会社が情報提供サービスを実施していくと思いますので、ウィジェットの使い勝手も向上する(と思います)。
現時点で私が利用しているのは天気予報ぐらいですが(笑)、この天気予報も気象庁が発表しているものを使いたい私にとってはあまり意味のないものとなっています。
ウィンドウを自由に配置できるマルチタスク機能
テレワークの普及などで仕事でパソコンを使う機会が多くなる中、画面がウィンドだらけで訳が分からん!という状態になる事も多いと思います。
画面を少しでも綺麗に整理しながら使いたいという人むけに、ウィンドウを自動配列する機能が追加されました。
ウィンドウの右上にある□ボタンを押すと、Windows10の時には最大化されていましたが、11の場合下記のような配列図が表示されます☟
この配列図の中からウィンドウを配置したい位置を指定することができます。
2分割や4分割など、ウィンドウの大きさを微調整する手間を無くすことができます。
ただ私はDELLの外部ディスプレイを設置していて、専用のソフトで前もって画面分割設定していますので、Windows11のマルチタスク機能を使う機会は少なそうですね☟
こちらの方が画面分割パターンが多いのです。
画面分割はパソコンディスプレイがある程度大きくないと見づらくなってしまいます。
ファイル操作メニューの上にアイコンが表示
今までファイルやフォルダを右クリックすると文字だけが表示されていましたが、Windows11ではメニューの上側にはさみのようなアイコンが4つ表示されるようになりました。
左から「切り取り」「コピー」「名前の変更」「削除」のアイコンが表示されていて、クリックすることで機能します。
頻繁に利用する機能4つを上側に並べて、利便性を向上させているようです。
慣れるまではどのアイコンだったかな~と迷うかもしれません。
マイクロソフトストアからダウンロード
Windows10でも利用できたマイクロソフトストアは、11でも使えるようになっています。
私はあまり利用したことはないのですが、11では新たにスマホのAndroidアプリがWindowsでも動作するようになるようです。
2021年後半から、マイクロソフトストアからAndroidアプリを検索すると、Amazon Appstore経由でアプリをダウンロードして利用可能になる予定です。
その内容もどんどん充実していくとのことで、パソコンとスマホの連携や今までになかったアプリやゲームが登場してくるかもしれません。
このマイクロソフトストアに関しては、マイクロソフトは今後かなり力を入れてくるものと予想されています。
ただ2021年7月時点ではこの機能を使うことはできません。
Teamsをタスクバーから使えるようになる(予定)
Windows11では、ウェブ会議システム「Teams(チームズ)」をOSに組み込むことでタスクバーから自由に操作できるようになります。
チャットなどの使い勝手が大幅に向上しますが、この機能も現時点では使うことはできません。
そもそもTeamsがアプリに入っていないんですよ。
その代わりにあまり評判の良くないアイツが入っていました(笑)☟
まとめ
Windows11のその他の新機能としては、Xboxアプリが標準搭載となり、ゲーム画質を向上させる「Auto HDR」機能や、ゲームを高速でダウンロードできる「Direct Storage」があります。
ただ私が11を使ってみての率直な感想は、、
ということ。
Windows10から11になったということで中身が大きくガラッと変わっていると期待していたのですが、実際は10に機能を少し追加したような印象なのです。
車でいうと、今回の11はフルモデルチェンジではなく、大きなマイナーチェンジなのです。
なので今までWindows10を使用していた方は、よほど細かい点が気になる人以外はすんなり受け入れられると思いますよ。
実際に11を使用している私が断言させて頂きます!
以上「【Windows11】10と比べて何が変わったのか、実際のパソコンで機能比較【評価レビュー】」でした。