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宅建を独学一発合格した時の勉強法・勉強時間・要点などを紹介します

宅建の勉強方法と勉強時間

8月…法令上の制限・税・5問免除の勉強を開始

宅建業法と権利関係の次は、暗記分野である法令・税を中心に勉強していきます。

暗記分野の勉強を一番最後にする事で、少しでも多くの単語や数字を覚えた状態で試験に臨もう!という戦略なのです。

出題傾向が決まっている法令制限の過去問を繰り返し勉強する

宅建試験で法令上の制限に関する問題は合計8問出題されますが、その8問中でどの分野が出題されるかはほぼ毎年同じ傾向にあるようです。

その中で得点を稼ぐ事ができやすい分野は…

・都市計画法(都市計画)
・都市計画法(開発許可制度)
・宅地造成等規制法
・土地区画整理法
・農地法
この5つは、暗記する内容がほどほどで過去問をこなせばこなすほど理解できる分野です。
過去ほぼ同じ内容の問題が出題されているからです
8問中この5つの分野の勉強を確実に行っていれば、5点を稼ぐ事ができます。
では残りの3点分の分野はどうでしょうか。
法令上の制限の中で建築基準法に関する問題も出題されますが、これは覚える内容がかなり沢山あるんですよ。
FP2級の不動産分野でも少しだけ勉強するのですが、用途制限という都市計画法で定められた各用途地域内について制限が設けられています。
これを完全に覚える事は不可能に近いのですが、でははじめから諦めて捨て問題にしてしまうのももったいない!
私は一気に覚えるのではなく、まず表にしてゴロ合わせ方式で覚えていく事にしました。
ちなみに自作ですよ!
建築基準法の用途制限表
まず全13種類の用途地域名を覚えた後に、具体的に建設可能な地域と不可能な地域を色分けします。
あとは自分が覚えやすくて印象に残りやすい単語をはめこんで覚えていきます。
例外的な措置までは記載していないのであくまでも簡易的な表なんですが、もしこの用途地域に関する問題が出題されても4択を2択まで絞り込む事が出来ればラッキーですよね。
この表を試験日までのちょっとした隙間時間(1分でもいいので)で、眺めます。
覚えようとしたら一気にやる気が無くなりますから、ちょっとだけチラ見する感じですね。
チラ見でも2か月続けたらかなり記憶効果が期待できます!

税・鑑定分野は絞り込みが難しい、基本的知識と過去問の勉強をする

試験で3問出題される税・鑑定分野は、とにかく暗記する事が求められる分野です。

税金の場合、税率・免税点・課税標準等々。

税金の種類だけでもかなり多いので、一つ一つ混乱しないように覚える事がポイントです。

住宅に関する税金について問われますのです、マイホームを購入経験のある方や検討した事のある方はイメージが湧きやすいかもしれません。

最近は出題されていませんが、過去には住宅ローン減税に関する問題が出題された事もあります。

又はFP2級の資格勉強をされた方にとっても、試験科目が重複している分野となっています。

 

鑑定分野は、不動産鑑定士の仕事内容のほんのさわりを勉強する事になります。

ただし、とにかく出てくる単語一つ一つが難しいのです。

テキストは流し読み程度で、過去問を中心とした勉強がお勧めです。


 

5問免除科目は5点満点を狙う!

その名の通り、ある登録講習を修了した人はこの5問に関しては試験が免除されます。

よって5問免除科目と言われているのですが、じゃあ講習修了者が圧倒的有利じゃないか!と思われるかもしれません。

でも大丈夫です!確実に4点は狙える科目なんです。

・住宅金融支援機構
・景品表示法
・土地
・建物
・統計

住宅金融支援機構と建物で、まれに出題された事がない専門的な知識が問われる事があるようです。

しかし大半の試験回で、過去問で出題された内容レベルの問題が繰り返し出題されています。

景品表示法と土地に関しては、今まで宅建勉強を継続してきた人なら常識的に分かるレベルの問題でしょう。

残るは統計問題ですが、これも用途制限同様私なりに分かりやすいポイントだけを集めて自作してみました。

 

2018年宅建試験用統計まとめ

統計問題で出題されている項目は…

・地価(国土交通省)
・土地白書(国土交通省)
・新築着工統計(国土交通省)
・国土交通白書(国土交通省)
・法人企業統計(財務省)

覚えるべき統計データは以上の5つです。

前年比でどれくらい上がったのか下がったのか?

〇〇年ぶりの上昇、〇〇年ぶりの減少など。

あなた自身が少し調べて統計データをまとめてみるだけでも、良い勉強になると思いますよ。

なお統計データは必ず最新のもので勉強して下さいね

例年8月までには各省から最新統計データが公表されていると思います。


 

9月…市販の予想模試を週1ペースで実施

宅建試験で1点でも多く稼ぐ為に勉強を継続しよう

試験日までもう少し

私の場合9月になった時点で、宅建テキストと過去問両方の勉強はかなり自分の中ではやりこんだイメージでした。

試験までまだ1か月半残されていましたが、ネットの岡野過去問も2周ぐらいやりこんでいました。

ここからは個人によって勉強の進め方が大きく違ってきます。

テキストの読み込みをするのもよし、過去問を徹底的にやるのもよし。

宅建業法の勉強をとことんやりこむのもいいと思います。

今まで継続してきた勉強の流れで、更に試験での得点を1点でも2点でも多く稼ぐ為にここが踏ん張りどころなのです

実際テキストと過去問を一通り勉強すると、ある一定の満足感が得られます。

「よくここまで頑張って勉強できたなあ、ちょっと一休みするか・・・」

この試験まで残り1か月ちょっとでの中だるみが一番怖いんです。


市販予想模試のメリットデメリットとは

私はこの中だるみを自ら振り払う為に、市販の予想模試を数冊買って週一ペース(10月は週二ペース)で実施する事にしました。

市販の宅建予想模試

ちなみにネットでは、この予想模試自体のメリットデメリットが色々言われているようです。

私なりに解釈して挙げてみます。

<メリット>
・本試験に備えての予備試験を行う事で、時間配分や試験イメージをつかめる
・自分自身の今現在の学習到達度が分かる
・とりあえず過去問だけでは不安だから、とりあえず1回は何かの予想模試をやっておいた方がいいかも
<デメリット>
・予想模試はあくまでも予想にすぎない。模試で満点を取れても合格する保証はない

・予想模試で高得点を連発した人が本試験で落ちるケースが多数ある。だから意味がない
・予想模試の結果が悪かった場合、やる気が落ちて勉強を継続できなくなる恐れがある
ちなみに市販の予想模試4冊を買って全て実施してみた私なりの結論は・・・。
試験日までの残り日数に余裕がある人で、それなりに自信がある人は予想模試は有効!それ以外の人は無理にやらなくても良い
予想模試をやってみると気づくのですが、出版社によって模試の難易度が全然違うんですよ。
私が購入した4冊の模試の中で、一冊だけすごく難しい模試本がありました。
その模試本の予想模試も全回やってみましたが、私の平均点は28点ぐらいだったと思います。

模試を終えた当初は結構へこみましたね。

ただ、この難しい予想模試本以外の3冊分に関しては合格基準点と予想されていた点数と同等かそれ以上は正解できていました。
まあ私の場合結果オーライなんですが、せめて予想模試を出版するならそれなりの根拠のある難易度表記や合格基準点ぐらいは明記して欲しいですね。
難しい予想模試1冊だけを買った人が、20点台後半しか取れなかったら完全に自信を失っても不思議ではありませんからね。
ちなみにこの4冊の中でお勧めなのは、私が購入したテキストと同じ出版社の日建学院のものです。
さすが宅建資格学校も運営されているだけの事はありますよ。
その次にお勧めなのは、ズバ予想宅建塾の予想模試です。
実際この予想模試には、試験に出る可能性の高いポイントをまとめたコーナーもあります。
要点を絞って丁寧に解説が掲載されていたので、すごく読んでいて分かりやすかった印象が残っています。
この出版社のテキストを買って勉強してみても良かったかなと思えるぐらいでしたね。
予想模試をやってみるかみないかは、宅建試験日までの残り期間と勉強の進み具合と相談しながら決めましょう。
もしやってみるなら、私のお勧めした出版社のものだったら少なくとも外れではない事は私が断言しておきたいと思います。

10月…試験直前まで諦めない!宅建関連の動画を見るなどしてとにかく勉強を継続する

宅建みやざき塾の動画講義をお勧めします

今更なんですが、実は宅建勉強において私が大いに参考になった動画があります。

 

宅建みやざき塾です!

 

宅建受験者の中ではかなり有名な方だそうで、私が購入したテキストの出版元の日建学院の宅建講師もされているようです。

このみやざき先生の講義は大変分かりやすく、頭にフレーズが残りやすいんですよね。

講義のテンポ強弱が絶妙で、聞いている私たちが飽きないような講義なのです。

有料の宅建講座も開設されていますが、youtubeで無料の動画も多数アップされています。

宅建試験を受験される予定の方は、一度でいいのでみやざき先生の動画を見て下さい。

私のブログ内容より、遥かに大きい学習効果が得られる事は間違いなしです・・・。

私はあくまでも独学勝負でしたので、無料の動画のみで勉強させて頂きました。


ラストスパートはテキストと過去問のみを集中して勉強する

10月になってまだまだ勉強が足りないという不安から、別の宅建関連の本が気になる方は居ませんか?

予想模試をやっている方も、宅建動画を見ている方も、最後の最後はテキストと過去問を集中して勉強した人が結果を残せます。

それが宅建試験なのです。

宅建試験はおよそ7割の正解率で合格できるのですが、難しい問題は正解できなくて当たり前なのです。

それよりも、簡単から普通レベルまでの問題を確実に正解する事だけを意識して下さい。

その正解数が35問前後という事になります。

逆に言えば、残りの難しい15問程度は間違えて当たり前という事ですね。

難易度が普通レベルまでの問題を確実に正解できる力を身に着けましょう!

それにはテキストと過去問を反復学習するだけです!

テキストと過去問以外から出題される問題は分からなくて当たり前。誰でも間違う問題ですからね


宅建試験で、合格ラインに1点足りない受験者は約1万人ぐらいは居る事実

試験に落ちる

宅建試験の合格ラインは相対評価の為、合格発表が行われる日まで合格点は誰にも分かりません。

ただし過去の得点分布を計算している方のグラフを参考にさせて頂きますと、

合格点に1点足りない受験者は、約1万人は居ると思われます。

 

宅建試験において、1点の重みはとんでもなく重いですよ!

 

この1点で泣かない為にも、ぜひ試験日まで資格勉強を継続させましょう!

そして試験が終わるまで決してあきらめないでやり抜きましょう!

2018年の宅建試験の申込者数が265,444人に対して、受験者数は213,914人なんです。

受験を申し込んでも約5万人が試験会場にすら行ってないのです

 

勉強を継続した結果、晴れの舞台が資格試験です。

楽しむつもりで自信をもって試験を受けてみませんか?

 

明日に向かって

 

最後まで見て頂きまして本当にありがとうございます。

私にとっても、この宅建試験は今までの人生の中で一番本気で勉強した試験でした。

その分いろいろ思い入れがあるんです。

これからも宅建に関する勉強法やコラムをブログにアップしていきたいと考えています。

これからもヨロシクお願いします。

 

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