6月の梅雨時期に開花する小さくて可愛い花が「菖蒲(しょうぶ)」、正式名称花菖蒲です☟
菖蒲は日本原産で日本で品種改良が進められた園芸植物で、現在5000種類以上の品種があるとされています。
見頃は主に6月から7月、白や青、紫やピンクなどさまざまな種類があります。
梅雨時期の代表的な花である「紫陽花(あじさい)」と共に私達を楽しませてくれる花菖蒲。
このブログでは、愛媛県の花菖蒲のおススメ見どころスポットをご紹介します。
愛媛県の花菖蒲のおススメスポットはこちら
宇和島市「南楽園」
見頃 | 5月下旬~6月中旬 |
入園料 | 有料 |
駐車場 | 無料 |
南楽園は四国最大規模の日本庭園で、平成元年に「日本の都市公園100選」に選ばれています。
池の周囲を歩いて散策できますが、園内の至る所で四季の花が栽培されているので、時期を問わず何かの花を楽しむことができます。
こちらでは園内2か所におよそ3万株、約25万本の花菖蒲があります。
南楽園の公式ホームページでも花菖蒲の開花状況をアップしているのですが、2021年は西花菖蒲園は「生育不良」とありました。
シーズンによって開花状況が異なるみたいですね。
園内にはゆっくり休憩できるスペースやレストランもあるので、広い園内をゆっくり散策することができますよ。
新居浜市「池田池公園 菖蒲園」
見頃 | 5月下旬~6月下旬 |
入園料 | 無料 |
駐車場 | 2か所に有り どちらとも無料 |
池田池は周囲4kmの大きな池ですが、その湖畔が公園として整備されています。
池周りの遊歩道や芝生広場、日本庭園や休憩所がありますが、1年を通して一番賑わうのが5月から6月にかけて咲く花菖蒲の時期です。
約15000本の肥後系花菖蒲があって、同じ所に紫陽花も植えられているので、菖蒲と紫陽花のコラボを楽しむことができます☟
先日菖蒲の見頃である6月中旬に行ってみると、、☟
前日に雨が降ったのですがこの日は朝から快晴!
太陽の光をたっぷり浴びた菖蒲の花を満喫することができました☟
菖蒲の周りには紫陽花も咲いています☟
あまりにも色鮮やかなので、遠くから見るとチューリップに勘違いしそう!?☟
これだけの菖蒲を無料で観覧できるスポットはなかなか無いと思いますよ。
ちなみに6月以外の時期は静寂に包まれた公園に戻ります☟
東温市「白猪の滝 菖蒲園」
見頃 | 6月 |
入園料 | 有料 |
駐車場 | 無料 |
東温市から久万高原町に向けて山越えする国道494号線。
その途中に白猪の滝という落差96mの迫力ある滝があるのですが、駐車場から滝に行く途中に小さな菖蒲園があります。
駐車場から数分歩きますが、登り坂になっているので普段運動していない方は少しキツイかもしれません。
舗装された道を数分歩くと菖蒲園があります。
この道路の周囲には紫陽花も植えられているので、2つの花を楽しむことができます。
ただ菖蒲園の入園料が必要なのでご注意下さい。
紫陽花と菖蒲を満喫したら、ぜひ白猪の滝へ行ってみましょう!
駐車場から20分~30分の登り坂が続いた先にありますが、感動すること間違いなしですよ☟
氷点下の日が通日続くと滝全体が凍る「氷瀑」となり、更に幻想的な景色が楽しめます。
大洲市「新谷菖蒲園」(残念ながら閉園!)
最後にご紹介するのは、大洲市新谷にあった菖蒲園です。
200種8000株の花菖蒲を楽しむことができたのですが、実はこの菖蒲園、2021年に閉園してしまったのです。
半世紀にわたり行政や地元商工会で運営されていたようですが、前管理者の引退や組織縮小などで公園設備の継続ができずに閉園が決定。
2020年6月には大雨の影響で満開前の花菖蒲が冠水してしまったりなど、維持管理に大変だったようです。
残念ながら閉園してしまった新谷花菖蒲園ですが、こちらで品種改良された「大洲美人」「花一万石」など4品種は、日本花菖蒲協会に正式登録されています。
その苗は新谷花菖蒲通販部というサイトで販売されていますので、興味のある方はぜひどうぞ☟
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以上「【愛媛県】花菖蒲(しょうぶ)の名所見どころスポット一覧まとめ【6月が見頃】」でした。