日本一長い半島!愛媛県佐田岬は絶景の宝庫で写真インスタ映えスポット多数!

日本で一番細長い半島として知られる愛媛県の佐田岬半島。

その長さは40kmにもなり、その先端には佐田岬灯台があって四国最西端の地となっています。

佐田岬灯台への道

まさに「さいはての地」のようなダイナミックで壮大な景色が思う存分堪能できるスポットなのです。

ただその最西端にある灯台へは直接車で行く事はできず、ちょっとしたプチ山登りをしなければなりません

今回実際に佐田岬灯台に行ってきましたので、半島途中のインスタ映えスポットや灯台への駐車場や徒歩コースのご紹介、注意ポイントなどを多数の写真付きで詳しくご紹介します。

訪問日:2021年10月

佐田岬半島の最西端へ行くときはハイキングのご準備を!

半島の山々に並ぶ風力発電装置の景色を展望台から望める

佐田岬の風力発電装置

佐田岬灯台へは国道197号線を通りますが、途中まではほとんど信号が無くてカーブのない快適な道が続きます。

道の途中には展望台や道の駅が複数あって、そこから眺める海の景色が綺麗なのですが、途中の小高い山々の頂上には多数の風力発電装置が設置されています。

この佐田岬半島は海に近いこともあって風が強い日が多く、その自然エネルギーを有効活用しようという訳です。

通常風力発電というと人里離れた山奥の中というイメージがありますが、この佐田岬の風力発電装置を身近で見る事ができるスポットがあります

それが国道から車で5分程寄り道した所にある「せと風の丘パーク」です☟

佐田岬の風力発電装置

風力発電装置の真下からじっくり眺めることができる場所はあまりないと思いますよ。

この日も海からの風を受けて羽根がブンブン回っていました。

風力発電装置の風切り音は、大きくは聞こえないものの「ブ~ン」という唸るような迫力があります。

そして立っている場所によって音が聞こえる位置と聞こえない位置があることも体感できます。

ちなみに風力発電装置のこの羽根1枚が全長29.5mになります☟

佐田岬の風力発電装置

佐田岬の風力発電装置

三菱重工業が製造した羽根1枚が公園の片隅に横たわっています。

そして公園の奥には佐田岬半島に立ち並ぶ風力発電装置と海をセットに眺められる展望台があります☟

佐田岬の風力発電装置佐田岬の風力発電装置

佐田岬の風力発電装置

この日はあいにくの曇り空でしたが、それでも高台から眺める宇和海の景色は最高ですよ!

これが青空だともっと風力発電装置が綺麗に映えるのですが、、、、。

来る度に違った景色が見られるのも醍醐味の一つでしょう。

ちなみにこの公園には落雷注意パトライトが設置されています☟

佐田岬の風力発電装置

風力発電装置にも大小いろいろありますが、ここの公園に設置されているタイプで背丈は50mを超えています。

雷が落ちる可能性もあるとのことで、設置されているパトライトが回っているときは近づかない方が良さそうです。


佐田岬灯台への道は過酷!

国道197号

佐田岬半島を通っている国道197号線は、途中にある三崎港までは片道1車線の快適な道なのですが、そこから先は曲がりくねった1車線の道が約14km程続くことになります

途中には休憩所やコンビニなどは一切ありませんのでご注意下さい。

なのでトイレや買い出しは三崎港で済ませておきましょう。

この三崎港からは九州大分佐賀関へのフェリーが1時間に1便出ていて、九州からの四国の玄関口となっています。

行楽シーズンになると多くの車で賑わう場所です。

道沿いにはお土産屋さんが立ち並んでいて、2020年オープンした「佐田岬はなはな」という複合施設があります☟

佐田岬「はなはな」

主な施設としては、トイレやお土産屋さん、レストランやカフェ、観光案内所です。

レストランでは地元で獲れた「しらす」をふんだんに使ったしらす料理を海を眺めながら頂くことができます。

ただしらす料理は普通ですが、他の料理はちょっとお高めかな~といった感じ。

伊勢海老料理もありましたが、伊勢海老とウニの海鮮丼は4500円だったと思います!

この日は何かのイベントが開催されていて、キッチンカーもありました☟

佐田岬「はなはな」

ここから眺める佐田岬半島も綺麗ですね~☟

佐田岬「はなはな」

準備が整ったらいよいよ佐田岬灯台へ向かいましょう!


佐田岬灯台へ行くには駐車場から歩いて20分はかかる!

三崎港から車で約30分程で佐田岬灯台への駐車場へ着きます☟

佐田岬灯台への道

車が30台以上駐車できるスペースがあって、無料です。

私が来たのは土曜日の朝8時ぐらいでしたが、車が10台以上駐車していました。

そんなに灯台好きがいるのか?とちょっとびっくりしましたが、実は大半は釣り客みたいです。

なお駐車場の少し離れた所に自販機が3台設置されていますが、隣にあるお土産屋さんは閉店していました。

駐車場からは、陸の一番向こうにこれから目指す佐田岬灯台が見えますよ☟

佐田岬灯台への道

意外と距離があってアップダウンもあるんですよ。

1.8kmの歩いて20分ほどのちょっとしたハイキングになるので、念のため汗拭きタオルと飲み物1本ぐらい用意しておいた方がいいと思います。

途中に自販機はありませんよ!

なので足腰に自信が無い方や天候が悪い時はこの駐車場から眺める景色で満足しましょう。

駐車場入り口にはトイレがあります☟

佐田岬灯台への道

そしてトイレ横の小道が灯台へ続く道なのですが、佐田岬灯台は「恋する灯台」の認定を受けているそうです☟

佐田岬灯台への道

日本ロマンチスト協会から認定を受けているそうで、恋人の聖地みたいな感じですが、公式な恋人の聖地ではありません。

恋人の聖地は、定非営利活動法人地域活性化支援センターが認定しているそうで、愛媛県では四国中央市にある具定展望台など4か所が指定されています。

恋人の聖地にするにはあまりにも街中から遠いのが選定から漏れた理由でしょうかね、、。

あとこの周辺では、まれに押し売りの人が出現するようです☟

佐田岬灯台への道

他の人のブログによると、周辺に土産物屋が無いことをいいことに、みかんなどを高値で売っていたという報告があるようです。

みかんは国道197号線にある道の駅などでいくらでも買うことができますので、くれぐれも無理して買わないようにしてくださいね。

ちなみに写真の女性の方は決して押し売りではありませんよ!(これから私と共に灯台へ向かうパートナーです)

灯台への道はかなり整備されているのでとても歩きやすいのですが、途中から下ったり登ったりを数回繰り返すので結構体力を消耗してしまいます☟

佐田岬灯台への道

夏場だと相当汗をかいてしまうこと間違い無しなので覚悟が必要なのです。

道の途中にはベンチも用意されているので、休憩しながらゆっくり進みましょう☟

佐田岬灯台への道

10分程歩くと見通しの良い場所に出ますが、目指す灯台はまだ先ですよ~☟

佐田岬灯台への道

ちなみに写真右下にある白い建物のようなものはトイレです。

更に山道を登っていくと分岐点に差し掛かかります☟

佐田岬灯台への道

右へ進むと灯台へ行けますが、左側へ行くと絶景が堪能できる椿山展望台がありますのでぜひ立ち寄ってみましょう。

急な登りの階段を頑張って進んだ先が展望台です☟

佐田岬灯台への道

佐田岬灯台への道

佐田岬灯台よりも標高が高いので、絶景を堪能できます。

ステンレス製の輪っかは「LOVE RING」で、真正面から見るとハートマークに見えるようです☟

佐田岬灯台への道

冬から早春にかけては椿が咲く花の名所だそうです。

その名所で記念撮影!☟

佐田岬灯台への道

快晴の中、ベストショットが撮れたと思っています(笑)。

さて再び灯台を目指すことにしましょう。

相変わらずの木々に囲まれた遊歩道が続きますが、終盤は下りの階段に差し掛かります。

この階段を下ればいよいよ灯台へ到着です☟

佐田岬灯台への道

佐田岬灯台への道

この佐田岬灯台は1918年(大正7年)に点灯されました。

地上からの高さは18mですが、ここに来るまでに風力発電装置を間近で見ている為かちょっと可愛く見えてしまいます☟

佐田岬灯台への道

ちなみに灯台の中へは通常入れませんが、年に1回海上保安庁のイベントとして、佐田岬灯台の一般公開を実施しているそうです。


興味がある方は海上保安庁の案内をチェック!

灯台の裏側へ進むと四国最西端のプレートと共に大海原の景色が広がっています。

佐田岬灯台への道

Sadamisaki Lighthouse

晴れた日には九州大分県や山口県を望むことができるようです☟

佐田岬灯台への道

しかし本当の四国最西端はここではありません!

この佐田岬灯台からさらに続きがあるようです☟

佐田岬灯台への道

ここまで来たら行くしかない!ということで、真の最西端に向かってみましょう。

途中には大きな水たまりみたいな場所がありますが、実はこれから向かう場所はかつて島だったみたいです。

佐田岬灯台への道

御籠島(みかごじま)と呼ばれている島で、本来は陸続きではなかったのですが、太平洋戦争後畜養池の建設によって半島と陸続きになったようです。

畜養池とは漁業施設のことで、漁師が獲ってきたイセエビやアワビ、サザエなどを畜養しておいて、市場への出荷時期を調節したり、稚貝を育成させたりする施設です。

2010年まで使用されていたそうで、今でも海とつながっている為魚の群れを見ることができるそうです☟

佐田岬灯台への道

これだけ大規模な施設を建設するぐらい漁業で潤っていたという証拠でしょうね。

今では見る影もありませんが、昭和中期には日本の漁業は大変活気があったのです。

令和になった今ではあらゆる魚の漁獲量が激減しており、かつて漁業大国だった面影はどんどん無くなっています。

漁港がある町がどんどん寂れているのもこういう理由からでしょう。

かつての輝きを取り戻すことは実質不可能に近いと思いますが、こういう歴史があったということは私の胸にしっかりと刻んでおきたいと思います。

畜養池を通りすぎると、いよいよ目的地が見えてきます☟

佐田岬灯台への道

そして真の四国最西端に到着☟

佐田岬灯台への道

永遠の灯というモニュメントが設置されていて、真正面から見ると佐田岬灯台がすっぽり中に入るショットが見られます☟

佐田岬灯台への道

ちなみにこの解説版のちょうど上部分が平たくなっていて、ここにカメラやスマホなどを置くことが出来ます。

ここまで来て頑張った自分に酔いしれながら(笑)、四国最西端の地を思う存分満喫しましょう。

佐田岬灯台への道

この佐田岬灯台周辺は大型の船も頻繁に通っています☟

Sadamisaki-Lighthouse

まさに海上交通の要ともいえる場所なのですが、この場所が大いに注目されたのが太平洋戦争です。

戦争は1945年に終わりますが、終戦の年にこの四国最西端の地に設置されたのが洞窟式砲台です☟

佐田岬灯台への道

真向かいに海を望む事ができるので、この周辺を通る船が一目瞭然なのです。

1945年になると日本の敗戦は決定的となっていましたが、アメリカ軍が日本本土に上陸する作戦が決行間近だったのです。

その本土決戦に備えてアメリカ軍を迎え撃つ為に、この地に砲台が設置されました。

この周辺には御籠島に2門、佐田岬灯台下の断崖に2門、計4門設置されましたが、実際はほとんど使用されることなく終戦を迎えたようです。

ちなみに写真の火砲(大砲)はドイツ製ですが、レプリカです。

この洞窟入口部の掘削作業中に大砲の実物の一部が発見されています☟

佐田岬灯台への道

当時は御籠島は離島でしたが、わざわざ離れ小島に洞窟を掘削して砲台を置く程日本は当時追い込まれていたという証拠でしょう。

しかしアメリカ軍は空から攻撃してきますから、このような陸の大砲が実際役に立つことはなかったでしょうね。

それでもこの地でいつ来るか分からないアメリカ軍に備えて構えていた日本兵が居たことも事実なのです。

その歴史は永遠に消える事は無く、その事実を私たちは受け止めていかなければなりません。


まとめ

佐田岬半島は日本一長い半島であると同時にダイナミックな風力発電装置や戦争遺跡なども残っています。

この佐田岬半島から海底トンネル、もしくは橋を経由して九州大分に抜ける壮大な計画があるようですね。

愛媛県人の私の個人的な意見としては、四国は3本の橋でもうお腹一杯の状態です(しまなみ海道、瀬戸大橋、大鳴門橋)。

四国内に首都が移転されるならともかく、現状のままでは四国の人口は減少傾向に歯止めがかかっていません。

四国新幹線と同様、このお申し出は固くお断り申し上げたい!というのが私の個人的な意見です。

以上「日本一長い半島!愛媛県佐田岬は絶景の宝庫でインスタ映えスポット多数!」でした。

四国最西端の地
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