7月から8月にかけて咲くのが蓮(はす)の花。
淡い白やピンク色の花は早朝に開花、昼過ぎには閉じてしまう不思議な魅力があります☟
極楽浄土
蓮の花、蓮の絵馬、蓮の手水舎飾り pic.twitter.com/Cu64bJuynK— 黒種草 / kurotaneso (@nglfld) July 12, 2022
愛媛県では蓮の花が見られるスポットは数か所しかありませんが、その中でも一番多くの花を見ることができるのが松山市にある四国八十八ヶ所霊場、第46番札所の「浄瑠璃寺」です☟
樹齢1000年を超える松山市指定天然記念物の「イブキビャクシン」や、釈迦如来の足型「仏足石」などがあるちょっと不思議なお寺ですが、その境内を進んだ先に弁天池があり、そこに沢山の蓮が栽培されています。
2000年前の弥生時代から咲いている大賀蓮や、中国開元寺から分根された蓮など全部で18種類。
蓮の花言葉は「神聖」「雄弁」「清らかな心」「沈着」「救済」など。
仏教界では極楽浄土に咲く花とされています。
愛媛県松山市の浄瑠璃寺の蓮の紹介です。
※訪問日:2022年7月10日
第46番札所「浄瑠璃寺」へ
札所番号 | 霊場名 | ふりがな | ご本尊 | 住所 | 標高 (m) | 駐車場が 有料か無料か | 電話番号 | 前札所からの 徒歩距離(km) | 宿坊 |
46 | 浄瑠璃寺 | じょうるりじ | 薬師如来 | 愛媛県松山市 | 83 | 無料 | 089-963-0279 | 28 | なし |
1715年に山火事によって当時の建物、本尊全てが消失しています。
地元の庄屋から僧になってお寺やお遍路の復興整備に尽力しており、第45番札所「岩屋寺」からこの「浄瑠璃寺」までに流れている川に橋を架けています。
無料駐車場が完備されています☟
園芸品種が多く、公園や庭園で栽培されることも多い植物ですが、浄瑠璃寺の境内では3本の大木があります☟
お釈迦様の足跡「仏足石」や指紋「仏手花判」など、珍しいスポットが点在☟
納経所は境内の片隅のこちら☟
トイレも納経所の横にあります☟
親子亀が見守る本堂と太子堂にお参りしてきました☟
弁天池の蓮が見ごろに
浄瑠璃寺の蓮は、藤棚の先を進んだ池にあります☟
私が訪問したのが11時くらいでしたが、多くの蓮の花が開花していました☟
蓮の花は3日から4日間、花が開いたり閉じたりを繰り返して、その後散ります。
かなり短命な花なのですね☟
一番の見ごろは開花して2日目の午前中みたいです。
この日は朝から曇り空、かなり蒸し暑い日でしたが、多くの人がカメラやスマホで蓮の写真を撮っていました☟
こちらの弁天池の蓮、本数はかなりあって、一気に開花するのではなく次から次へと開花していくようです。
開花している蓮が2割程度、1割は散っていて、残り7割はつぼみ状態☟
まだまだ花鑑賞が楽しめそうです。
葉っぱにちょこんと隠れている蓮の花も可愛いですね☟
愛媛県では一番おススメの蓮スポット「浄瑠璃寺」のご紹介でした。