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買って10年以上のノートパソコンのバッテリーはどれくらい劣化しているのか調査

バッテリーの劣化状況を調べてみた

最近ノートパソコンが人気ですよね。
どこにでも持ち運べる手軽さがウリなのですが、やっぱり気になるのがバッテリーの劣化です。

スマホの場合、使い方が悪いとバッテリーがすぐ劣化してしまいます☟


メーカーによると、ノートパソコンのバッテリーは一般的に2~3年でダメになるそうで、そうなるとバッテリーの交換を推奨しているそうです。

具体的にいうと、新品のバッテリー容量の半分以下しか充電できなくなった場合、交換を推奨しています。

我が家には3台のノートパソコンがあるのですが、普段は電源コンセントに繋ぎっぱなしで使用しているので、バッテリーの劣化具合は全く気にしていませんでした。

今回実際のバッテリーの劣化状況がどうなっているのか調べてみました。

今回調べた3台のノートパソコンはこちら☟

12年以上前に買ったLenovoノートパソコンレノボパソコン
5年ぐらい前に買ったDELLパソコンDELLのパソコン
2年前に買ったLenovoゲーミングノートパソコンlenovoパソコン

調べた結果、ちょっと意外な事実が判明しましたので、詳しくご紹介します。


パソコンのバッテリーは実際どれくらい劣化していた?

バッテリーの劣化状況を調べる方法(Windows10)

パソコンのバッテリー劣化状況を調べる方法はいろいろありますが、今回はWindowsに標準搭載されている機能で調べてみます。
プログラムから「Windows PowerShell」をクリック☟

バッテリーの劣化状況を調べてみた

コマンド入力画面が表示されるので、「powercfg /batteryreport」と入力してエンターキー。
※powercfgの後ろに半角スペースを入力☟

バッテリーの劣化状況を調べてみた

バッテリ寿命レポートが保存されましたと表示されるので、C:~htmlまでをコピーします☟

バッテリーの劣化状況を調べてみた

キーボードの「Windowsマーク+R」を押して、ファイル名を押して実行画面を表示します。
名前部分に先ほどコピーしたパス名を貼り付けてOKをクリック☟

バッテリーの劣化状況を調べてみた

ノートパソコンによってはブラウザ選択画面になりますが、どのブラウザを選択しても大丈夫です。

すると英語の画面が表示されますので、これでバッテリーの劣化状況が分かります☟

バッテリーの劣化状況を調べてみた

では3台のパソコンを実際に調べてみましょう。


2020年製のLenovoゲーミングパソコン

バッテリーの劣化状況を調べてみた

まず我が家で一番新しいパソコンのバッテリー状況。

DESIGN CAPACITYが新品だったバッテリーの本来の容量。
FULL CHARGE CAPACITYが直近でフル充電した時のバッテリー容量。

この2つを比較することで、バッテリーがどれくらい劣化しているのか分かります。

この場合、フル充電した時の容量が上回っている状況。
原因は分かりませんが、どちらにしてもバッテリーの劣化はほとんど無いということになります。

約1年半コンセントに差したまま毎日2時間程度使用していますが、どうやらバッテリーが劣化しないよう内部的に制御しているみたいですね。
特に私は特別な設定などはしていませんが。


2017年製のDELLノートパソコン

バッテリーの劣化状況を調べてみた

なぜか日本語で表示されていますが、気にしないで見ていきましょう。

本来のバッテリー容量41998に対して、フル充電できるのは6977。
割合にして約16%の容量しか使えなくなっています。

こうなるとバッテリーだけでパソコンを使用するのはほぼ不可能になっていますね。

購入して5年経過したノートパソコンでこの状況ですから、10年以上経過したパソコンのバッテリーはほとんど使えないだろうと思っていたのですが、実は意外な結果に、、。


2010年製Lenovoノートパソコン

バッテリーの劣化状況を調べてみた

買ってから12年以上経過したノートパソコンです。
先ほど調べたDELLノートパソコンを購入するまでは毎日使用していたものの、最近5年間はほぼコンセントを電源に繋ぎっぱなしで塩漬け状態。

1ヶ月に1回ぐらい動作確認で起動させるぐらいですが、バッテリーは意外と生き残っていました。

元々の容量43200に対して現在使える容量が16550。
約38%使える状況でした。

個人的に思ったことは、どうやらパソコンのバッテリーはメーカーによって制御方法が結構違うということです。

その結果かなり古いパソコンでもバッテリーは使えたり、逆に新しくても劣化が進んでいる可能性があるんですね。

我が家の場合はノートパソコンは電源コンセントで使用しているので影響は全くないのですが、パソコンを持ち出して外出先で使用する人はバッテリーの劣化にも十分注意する必要があります。

ノートパソコンのバッテリー交換費用は、メーカーにもよりますが1万円~2万円程度かかります。

バッテリー駆動でパソコンを使う頻度が高い人は、新しく買い替える場合検討した方がいいかもしれませんね。

以上「買って10年以上のノートパソコンのバッテリーはどれくらい劣化しているのか調査」でした。

バッテリーの劣化状況を調べてみた
ぜひお気軽にどうぞ!