愛媛県松山市にあるJR特急列車停車駅「伊予北条駅」をぶらり旅

日本で唯一新幹線が無い地域が四国ですが、そこで営業しているJR四国は年々経営状態が厳しくなっています☟

「便数が少ないので、帰りの列車を逃すと１時間以上待つのがつらい。それでもなくなったら困る」。沿線の愛媛県鬼北町から宇和島市内の高校に通う男子高校生（１６）がつぶやきました。朝日新聞デジタル https://t.co/L7JvDhkWlc

— 朝日新聞松山総局 (@asahi_matsuyama) May 18, 2022

通勤通学、観光など全てにおいて電車利用客が減少しているので、駅のあらゆる機能がどんどん削減されています。
駅の売店キヨスクが大手コンビニチェーンセブンイレブンに委託されたり、みどりの窓口が閉鎖されたり。

そのJR四国が管轄している駅は四国内合わせて２５９駅、そのうち愛媛県内には８４駅があって特急列車が停まる駅は１５駅あります☟

愛媛県の県庁所在地である松山市は人口５０万人を超える四国で最大の都市。
政令指定都市ではありませんが、中核市になっています☟

その松山市にはJR特急停車駅が２駅（JR松山駅、JR伊予北条駅）ありますが、そのうちの一つ伊予北条駅は２０２１年にみどりの窓口が閉鎖されてしまいました☟

JR伊予北条駅がある地域は、かつて北条市という自治体がありました。
人口が３万人前後の小さな市でしたが、平成の大合併により２００５年に隣の松山市と合併しています。

四国には伊予〇〇駅が多いのですが、JR北条駅はJR東日本管轄で、新潟県柏崎市にあります☟

七尾駅で盛り上がってるけど北条駅もあるんだぞ！(読みは｢きたじょう｣)だけど。 pic.twitter.com/amj1oNJgLh

— びるみんP (@Karen_Axela) May 2, 2018

新潟県にあるのは北条（きたじょう）駅、愛媛県にあるのは伊予北条（いよほうじょう）駅。
現在のJR伊予北条駅はどうなっているのか、少しお邪魔してみました。

愛媛県松山市の特急停車駅「JR伊予北条駅」を巡る旅

駅の概要

JR伊予北条駅は、四国のJR駅の中では１９番目に利用客が多い駅です。
駅前広場は閑散としていますが、駅の近くに「聖カタリナ大学 北条キャンパス 聖カタリナ大学短期大学部」がありますので、通学で駅を利用する学生が多いのでしょう。

駅のすぐ横にはホームセンター「DAIKI」とスーパー「Aコープ」があるので、日常の買い物をするには便利な場所です☟

土曜日の日中に行ったのですがタクシーは常駐していないようです☟

駅前にある観光案内。
鹿が集まる島「北条鹿島」や、ブナの原林が続く高縄山など、自然溢れる風景が魅力☟

駅前には駐車場は無く、飲食店もありません☟

ほっこりステーションという看板があったのですが何の施設か確認できず☟

伊予北条駅は一応駅員さんが常駐している駅ですが、私が行った時には不在でした☟

駅に入ると待合室のような印象☟

切符はオペレーターと遠隔会話しながら新幹線や定期券なども買える、このみどりの券売機プラスで購入します☟

もちろん入場券も買えますよ☟

構内に入ってみる

では駅構内に入場しましょう。
伊予北条駅のホームは１番線から３番線まであります☟

２～３番線は離れ小島になっているホームに陸橋を渡って行く必要があります。
ここから瀬戸内海までは距離にして５００ｍぐらい、海は見えませんでしたが鹿島は見えました☟

陸橋を渡った先でも誰も居ませんでした。
自動販売機とベンチがあるのみ☟

長閑な風景を満喫していると、松山行きの電車がやってきました☟

JR四国の普通列車はワンマン式の１車両の時もあるのですが、この電車は４車両。
結構長めです。

この伊予北条駅から松山駅までは２５分くらいかかります。
一つ注意することがあって、この伊予北条駅、一応特急停車駅ですが日中は特急が停車しない駅なのです。

駅の利用客が通勤通学メインなのでしょうね。
２０２２年時点で１０時～１５時までは普通列車しか停車しないので注意が必要です。

ブログ内では愛媛県のJR特急停車駅を他にもご紹介していますので、興味がある方はぜひどうぞ！

以上「愛媛県松山市にあるJR特急列車停車駅「伊予北条駅」をぶらり旅」でした。