日本全国に梅の名所は数多くありますが、愛媛県砥部町にある七折(ななおれ)梅園では、春になると約30種・16000本もの淡い梅の花が山全体を覆うように彩ります。
かつて、七折地区の小梅は品質の高さから「青いダイヤ」と称されたほどで、現在でも様々な加工品の販売が精力的に行われています。
毎年2月下旬から3月上旬には「七折梅まつり」が開かれており、春の陽気に誘われて毎年多くの人が訪れているということです。
2020年の梅まつりは、2月20日~3月10まで開催されているとのことで、今回土曜日の朝10時のオープン早々に行ってみました。
綺麗な梅の写真を思う存分ご堪能下さい!
山を埋め尽くす程の梅が見事!2020年は1~2週間早く開花!既に見頃だった
七折梅園あれこれ
住所 | 愛媛県伊予郡砥部町七折 |
アクセス | 松山自動車道「松山IC」から車で約20分 |
電話番号(農事組合法人ななおれ梅組合) | 089-962-3064 |
開園時間 | 10:00~16:00 |
梅の本数 | 30種16000本 |
駐車場 | 約100台(無料) |
入場料 | 300円(中学生以下は無料) |
訪問日 | 2020年2月23日、10:00頃 |
砥部町で毎年恒例の「七折梅まつり」は、2020年で開催30回目を迎えます。
農事組合法人ななおれ梅組合が、1991年から「消費者との交流の拡大を図るために」と、梅の開花時期に合わせて2月から3月に始めています。
従来の「七折小梅」を栽培する果樹園に加え、観光用として約2000本の花梅が栽培されており、全体で1万6000本の梅の花を楽しむことができるまつりです。
2020年七折梅まつりに行ってみた
七折梅まつりは10時から開催されますので、ちょうど10時頃現地に着くように自宅を出ました。
駐車場は無料ですが、ちょうど10時に着いた時点で近くの駐車場は既に満車状態・・・☟
係員の誘導で、少し通りすぎた先の道路沿いの広場に案内されました。
開園時間早々で既にかなりの観光客の方が居て、大型観光バスとも数台すれ違いましたので、特に土日に梅まつりに行かれる方は朝10時までに現地に行かれる事を強くオススメしますよ。
梅園入り口付近には、七折小梅関連の商品が沢山販売されていました☟
市販の梅干しよりはお高いですが、一粒一粒丁寧に摘み取られた「七折小梅」は、透き通るような薄い黄色で、種が小さくて果肉が多く、柔らかいこと、酸っぱさが少なく香りがいいのが特徴です。
残念ながら私は高血圧気味で減塩していますので、またの機会にでも・・・。
ではいよいよ七折梅園に向かってみましょう!
この入口からは、ひたすら上り坂となります。
歩道はしっかり整備されて歩きやすくなっていますので、梅をじっくりゆっくり鑑賞できますね☟
既に歩道からでも綺麗な梅を沢山見る事ができます。
ここの七折梅園では、他の梅園ではあまり見かける事ができない花を見ることができるんですよ☟
この黄色い花の木は、蝋梅(ろうばい)です。
名前に梅の字が使われていますが、実は梅ではなくクスノキ目ロウバイ科に属する樹木になります。
花やつぼみから抽出した蝋梅油(ろうばいゆ)を薬として使用するみたいですね。
ここ七折梅園では、白い花「七折小梅(ななおれこうめ)」、ピンクの花「紅梅(こうばい)」、黄色い花「蝋梅(ろうばい)が色鮮やかに山肌を染めています。
この日は絶好のお天気で、梅の花を思う存分楽しむ事ができました。
梅園入口から一番上の展望台までそれなりの標高差がありますが、山の中腹ぐらいまでは既に見頃となっていますよ。
私は今回初めて七折梅園に来たのですが、スゴイ!の一言ですね。
山道を埋め尽くす程梅に囲まれたところは、日本全国でもかなり珍しいと思いますよ。
ちなみに道路側からはこの梅は全く見えませんので、梅を鑑賞するなら中に入場する必要があるのです。
山の頂上には展望台があるみたいなので、頑張って歩いてみました。
入り口からゆっくり歩いて30分くらいかかりますので、無理は禁物です!
頂上は少し肌寒く、梅の開花も少し遅れているようです。
頂上からの景色も見事ですね~
ちなみに途中には屋台などがあって、食事を楽しむスペースが用意されていました☟
2020年は暖冬の影響で例年より1週間から2週間ほど早く開花していて、2月29日頃までが一番の見ごろになりそうだということです。
ぜひみなさんも七折梅まつりに行って、春の訪れを感じてみてはいかがでしょうか?
なお2020年版愛媛県の梅の名所開花最新情報をまとめてみましたので、ぜひこちらもどうぞ。
【2020年版】愛媛県梅の名所の最新情報【西条市民の森・今治綱敷天満神社】
2020年は梅の見ごろが全国的に例年よりも早いようです。 このブログでは、愛媛県の梅の名所の最新情報を写真と共にお届けします。 。