瀬戸内海に大久野島(おおくのしま)という島があります☟
島の周囲は4kmちょっとの小さな島ですが、900匹以上の野うさぎが生息しているまさにうさぎの楽園なのです。
2019年10月下旬の晴れた土曜日に大久野島に行ってみて、ウサギの大好物なエサの種類やウサギが元気な時間帯などをご紹介したいと思います。
せっかく大久野島に行くのですから、楽しく過ごす為にもぜひ参考にして下さいね。
うさぎと楽しく過ごす為に、事前準備は大切
ウサギのエサは何を持っていけばいいの?
まずウサギにお菓子やパンなどを与えるのは止めましょう。
ジャガイモやネギ・ニンニクや玉ねぎなどもダメです。
ウサギにとって中毒成分が含まれているからです。
キャベツや白菜なども水分が多く含まれているので、大量に与えるのはやめておきましょう。
私のオススメはスライスした人参です。
柔らかいエサだとウサギはすぐ食べてしまいますが、人参だと少しずつ食べるので、かわいい姿をじっくり見る事ができますよ☟
人参を食べきるまでウサギはその場から動かないので、カメラのシャッターチャンスでもあるのです。
あとウサギの目はあまりよくないので、エサを近くに投げても見失う事がしばしばあります。
真下にあるエサを探そうとしていることが多いので、そういう場合はエサをうさぎの目線上に移動してあげて下さいね。
あとエサをあげる時の注意点として、道路上ではあげないようにして下さい。
道路を通る自転車や、たまに通行する車にウサギがぶつかってしまいます。
ウサギは目がよくないので、近づいてくるモノに気づかない事があります。
ちなみに大久野島では、ウサギのエサはどこにも売っていないので注意して下さいね。
エサ以外の注意ポイント
大久野島へはいつ頃行った方がいいの? | ウサギは繊細な動物で、暑さにあまり強くない 真夏に行くと日陰でぐったりしていてあまりエサを食べない可能性が高いので、最高気温が25℃に届かない春や秋がオススメ 大久野島を訪れる観光客は年々増加しており、特に長期連休となると島内のウサギより観光客の方が多くなる時がある うさぎと楽しく遊びたいなら、長期連休以外の土曜日の午前中がオススメ
|
小さな子供が行っても大丈夫なの? | 大久野島のウサギは野ウサギだが、元々臆病で神経質な動物 お腹を空かせていると、観光客のエサ目当てですごい勢いで近づいてくる 最初はちょっとびっくりするが、観光客のエサを無理やり奪ったり飛び込んでくる事は一切しない 一定の距離以上は決して近づいてこないので、小さな子供でも安心してエサをあげられる ただし、ウサギの口元に直接エサをあげる場合は軍手をしておいた方が安心
|
どんな服装で行けばいいの? | 基本は長袖長ズボンと、歩きやすい靴 島内は木が生い茂っている所が多く、虫などもいる 通路上にウサギのフンが沢山落ちているので、汚れても良い靴がいい |
どれくらいの時間があれば観光できる? | 大久野島を一周するだけなら、大人だと徒歩で1時間半もあれば十分 途中の戦争遺跡をじっくり見ながらだと、更に1時間ぐらいは必要となる 大久野島へ向かうフェリーには自転車も持ち込みできるので、島内を効率的に観光したい方は自転車の利用も検討を
|
島内で食事できる所はあるの? | 2番フェリー乗り場に自動販売機があって、大久野島限定のお土産も売っている
休暇村大久野島では、ランチや軽食・お土産を買う事ができる
トイレは島内に複数ある
|
大久野島で一番ウサギが集まっている所はどこ?
| 2番フェリー乗り場前の広場 島内を一周したが、この広場前のウサギが圧倒的に多い
|
大三島盛港から大久野島へのフェリー案内
愛媛県の大三島から大久野島に向かう方は、盛(さかり)港から出発します。
観光客用に広い無料駐車場がありますので安心ですよ☟
大久野島へのフェリーチケットは、この建物内で購入します☟
チケット販売窓口前にウサギのエサが売っているので、一緒にどうでしょうか☟
ちなみに早朝便は大久野島を経由しないので、時刻表を事前に確認してくださいね☟
フェリーは出向時刻ギリギリまでこないので、あまり早く港に来なくても大丈夫です。
フェリーは思ったよりも大きかったです☟
フェリー内に座席は多めにありましたが、15分程で大久野島に到着するので、天気の良い日は甲板で景色を眺めるのもいいですよ。
フェリー内には売店はありませんので、注意して下さいね。
大久野島でウサギに癒される
大久野島でのウサギとの遊び方は最初にご紹介したのですが、せっかくなので私が撮った写真をご紹介します☟
土曜日の午前中だったこともあって、大久野島のウサギ達はかなりお腹を空かせていたのでしょう。
こちらがエサを出すそぶりを見せるだけで、こっちに近寄ってきました。
2本足で立ってエサをおねだりする姿もすごくかわいかったのですが、エサを与えながら写真を撮るのはかなり難しいですね・・・
決定的瞬間を撮影するには、2人以上で行った方がいいかもしれません。
ちなみに私が最も癒された場面はこちら☟
2匹並んでくつろいでいる姿がなんとも・・・(笑)
「今日は良い天気だね~」と軒下で会話しているようです
大久野島のウサギは2匹並んで仲よくまったりしている姿もたまに見かけました。
あとウサギにエサをあげている時に、気づいた事があります☟
エサをあげると、ほとんどのウサギはその場で食べます。
ただ他のウサギもどんどん集まってきますので、エサの奪い合いになる事もしばしばです。
なので、ちょっと賢いウサギはエサをもらったら少し離れた場所まで移動してエサを食べます。
ウサギによって個性や行動に違いがあるので、そういう違いを観察するのも楽しいですよ。
小学生の夏休みの自由研究テーマにいいかもしれませんね。
ただ真夏はウサギも夏バテ気味で食欲があまりないかもしれませんが・・・☟
正午過ぎになると一気に観光客が増える
12時過ぎになると、大久野島に来る観光客は一気に増えます。
その時にツワモノグループに遭遇しました☟
この方達の持っているウサギのエサの量が半端なかったんですよ。
ナイロン袋に入っているのは全てウサギが好きそうなエサばかりです。
キャベツだけでも5~6玉ありそうな感じです。
ちなみにこの島ではバーベキューもできるのですが、このグループはバーベキュー広場とは逆の方向に向かっていました。
フェリーが発着する2番広場に目もくれずどこかに向かって行ったので、秘密のスポットでもあるんでしょうかね。
どちらにしても観光客が増えるとウサギのお腹が一杯になってエサをあまり食べてくれなくなるので、ウサギとのエサやりを楽しみたい方は、ぜひ午前中に行く事をオススメします。
大人でも子供でも動物好きな方なら癒される事間違い無しですよ。