日本100名城の一つで日本三大海城でもある、愛媛県今治市の今治城。
築城の名手「藤堂高虎」が築いたこの城は、海から引いた海水を利用した水堀で周囲を囲んでいます。
今回初めてライトアップされたお城の写真を撮りに行ったのですが、想像以上に感動的な写真を撮る事ができました。
明るい日中とはまた違う表情を見せる今治城の魅力を、写真と共にたっぷりご案内します。
今治城あれこれ
今治城までのアクセス・営業時間・駐車場
住所 | 愛媛県今治市通町3-1-3 |
電話番号 | 0898-31-9233 |
観覧料 | 一般個人:¥500 学生 :¥250 高齢者(65歳以上):¥400 高校生以下又は18歳未満:無料※料金は天守、御金櫓、山里櫓、鉄御門・武具櫓の共通料金 |
開館時間(天守) | 9:00~17:00 |
休館日 | 12月29日~31日(定休日なし) |
駐車場 | 56台、1時間ごとに¥100 |
最寄り駅 | JR今治駅から約1.5km、徒歩約30分 |
公式ホームページ | https://museum.city.imabari.ehime.jp/imabarijo/ |
ライトアップ時間帯 | 毎日、日没30分後から23:00まで |
訪問日 | 7月上旬の金曜日、20:00頃 |
※2019年7月現在の情報です。お出かけの際は、念のため最新の情報をご確認下さい。
ライトアップされた今治城に行ってみた
水堀に映える幻想的な今治城
私が訪問したのは週末金曜日の20:00頃でした。
今治城前にある駐車場に車をとめましたが、他の車は1台も駐車していませんでした。
駐車場から見た今治城はこんな感じです☟
ちょっと松の木が意地悪をしていますが、今治城が空に浮き出ているようです。
これはかなり期待できそうな感じですね。
今治城の周囲は、広めの遊歩道が整備されています。
その遊歩道に三脚をセットしていざ撮影開始です。
人通りは思ったより少なかったのですが、極力通行の邪魔にならないよう周囲の安全には気を配って撮影しました。
駐車場から出てすぐの歩道から撮影したものです☟
ちなみにこのライトアップは、照明デザイナーの海藤春樹氏によるもので約100個の照明を設置しているそうです。
今治国際ホテルとのコラボ写真(?)はこちら☟
時代を超えて新旧のイルミネーションの対比が面白いと思いませんか?
遊歩道を曲がって、JR今治駅方面に向かってみます。
ここからの遊歩道は少し狭くなっています。
水堀に映える今治城がとても綺麗ですね。
海水を引いているので常に水の流れがある水堀です。
撮影はミラーレスカメラで三脚を利用していますが、ホワイトバランスを変える事で今治城のイメージがだいぶ変わりますね。
水堀に映る城の魅力にどっぷりはまってしまいそうです。
今治城は吹揚公園内にありますので、夜間でも天守以外でしたら通行する事ができます。
ジョギングやウォーキングしている方もちらほら見かけました。
私も天守の直前まで行ってみました。
明るい日中に見上げるより、かなり迫力があって大きく感じます。
藤堂高虎公と今治城
ライトアップされた天守をあとにして、駐車場方面に戻ります。
その途中に今治城の初代城主、藤堂高虎公像があります☟
この銅像は、今治城築城・開町400年記念事業として平成16年に製作・設置されました。
製作したのは地元の竹中銅器という会社で、全国的にさまざまな銅像を製作しているようです。
東京のJR亀有駅前のこち亀両津勘吉キャラクターカラー銅像も、こちらの会社が製造したものです。
ライトアップされたブロンズ製の藤堂高虎公像は、結構迫力がありますよ☟
夜中周りに誰も居ない時に見上げていると、今にも動き出しそうな勢いを感じます。
藤堂高虎公像をあとにして、鉄御門方面に向かいます☟
左側の大きな石は、藤堂高虎の重臣の名にちなんで勘兵衛石(かんべえいし)と呼ばれています。
重さは約16トンぐらいあるそうですよ。
ライトアップされた石の大きさがはっきり分かりますね。
水堀に掛かる土橋を渡ると、駐車場に到着です☟
今治城のライトアップは毎日実施しているみたいのですので、ぜひ興味のある方はご覧になってはいかがでしょうか。
なお、愛媛県松山市の松山城で開催された「光のおもてなしin松山城2019」にも行ってみましたので、こちらもぜひ見て下さいね。
【2019年】ライトアップされた光のおもてなしin松山城に行ってみた
日本100名城で現存12天守の一つでもある、愛媛県松山市の「松山城」。 2018年版のトリップアドバイザー、日本の城ランキングで3位になる程のお城でもあります。 賤ヶ岳(しずがたけ)七本槍の一人、加藤嘉明が築城したこの城には21棟もの重要文化財が健在。 そんな歴史がある松山城は、毎年夏の時期に登城道や石垣を光の散歩道として演出するイベントを実施しています。 …