日本のアーケード商店街に活気があったのも過去の話となり、今ではシャッター通りになっている所が数多くあります。
愛媛県今治市の商店街も例外ではなく、かつては300店と大丸高島屋があった四国でも屈指の商業地でした☟
このブログでは今治アーケード商店街を超望遠カメラによる写真でリアルにご紹介します。
数百メール先までくっきりと見通せる超望遠ショットだと、まるでその場にいるかのような臨場感が出てきます☟
ブログ内の写真の大半は超望遠カメラによる写真になります。
拡大しすぎて分かりずらいんだけど!とお怒りの人は、以前アップした「普通の写真」の記事をご覧下さい(笑)☟
このブログでは、愛媛県今治市のアーケード商店街の店舗実情を実際の写真と共に詳しくご紹介します。 他のブログでいろいろな取り組みをしているとか商店街はまだまだ元気!などという記事を見かけますが、私は誰かに忖度しているような記事は一切書く[…]
最後のコーナーでは私が取材のおわりに今治商店街で実際に買ったものをご紹介します。
ではさっそく今治アーケード商店街へ出かけてみましょう!
今治アーケード商店街を超望遠カメラで捉えてみた
みなと交流センター(はーばりー)から侵入!
今治アーケード商店街には専用の駐車場はありませんので、海側にある駐車場に車を停めました。
駐車場目の前が商店街入り口です☟
商店街入って最初の200mにはアーケード部分がありません。
道路の両脇にはお店の看板が並んでいますが、実際に開いているお店は数店程度☟
このエリアは港に近いこともあって魚関係のお店が多いのが特徴。
喫茶店などもありますが、開いているのか閉まっているのか良く分からないお店も多いんですよね☟
どちらにしても人通りは皆無です。
念のため再確認すると、訪問したのは3月土曜日の午後です。
この人通りの少なさは愛媛県アーケード商店街の中でもかなり少ない方だと思います。
私は2021年に愛媛県のアーケード商店街(全8ヶ所)を全て訪問しましたが、人口15万人の商店街だとはとても思えない状況です。
田舎の商店街なんてどこもそんな感じだろうと思いがちですが、人口が3万人足らずの愛媛県八幡浜商店街は営業しているお店も多くて活気がありました☟
このブログでは、愛媛県八幡浜市のアーケード商店街の店舗実情を実際の写真と共に詳しくご紹介します。 八幡浜市は人口3万人の港町で、古くは九州や関西地方との海上交易が盛んだったことから「伊予の大阪」と呼ばれていました。 決して大きく[…]
地方のアーケード商店街の実情はかなり差があるという事が分かります。
核心部「今治銀座商店街」へ
ではアーケード商店街の中心地へ進んでみましょう☟
約500m先まではっきりと見えるのですが、歩いている人が10人未満です。
人通りが少ないタイミングを「あえて」見計らって撮影はしていませんよ(笑)。
どんなタイミングで撮影してもこんな感じで、相当寂しい状況でした。
この日は年に1回のえびすぎれ市(商店街の呉服屋さんが着物や反物を販売)が開催されていました。
この地で140年以上の歴史があるえびすぎれ市らしいのですが、、☟
道路にはいつくばって撮影してみました(笑)。
人通りが多い場所だと絶対に撮影できないショットです☟
いまばり銀座の名にちなんで、「銀座」のお店やマンションが多いのも特徴☟
東京銀座に対する憧れが強かった時代背景を感じさせられます。
今でも東京銀座は日本有数の繁華街ではありますが、コロナの影響により銀座最大級の商業施設GINZA SIX(ギンザシックス)やカプセルホテルの閉店が相次いでいるようです。
東京の一等地でそんな状況なのですから、地方の「銀座」は更に厳しい環境です☟
年に1回の「えびすぎれ市」ですが、やっぱり商店街全体として盛り上がるイベントが欲しいところです。
えびす市開催中の日曜日に路上ライブや高校生によるイベントは少し開催されたようですが、商店街一丸となって盛り上げよう!というムードが皆無なのがすごく気になります☟
ただかつて300店がひしめき合っていた名残はあって、お店の看板は今でも残されています☟
今治の新都市にあるイオンモールのテナント数が100~150店ですから、ざっくり計算してもその倍以上のお店がここにはあった訳です。
そして商店街を出たドンドビ交差点にはかつて百貨店がありました☟
私は今治アーケード商店街が最盛期の時期に行った事はありませんが、妻の話によると当時は映画館もあって、行くときにはワクワクしながら家族と出かけていた思い出が残っているそうです。
実はその妻と久々の商店街ということで一緒に出掛けたのですが、何も買うものや見どころがなくあえなく退散する流れになってます(笑)☟
商店街の中を威風堂々(?)と歩く2人の親子デートショットを撮れたので、これはこれで良い思い出になりました。
レトロ昭和喫茶「不二家」で極上ホットケーキを食べる
最後に私が商店街で買ったものをご紹介しましょう。
これだけ寂しいアーケード商店街だったんですが、実は1件だけ楽しみにしていたお店があったんですよ☟
アーケード商店街の中心地からちょっとだけ離れた所にある、昭和37年に創業した「不二家」。
昔はお寿司屋さんだったらしいですが、今はレトロな喫茶店です。
お店の前に無料駐車場が数台分あります。
ちなみにぺこちゃんがマスコットキャラクターのお店とは何ら関係はありません(笑)。
純喫茶という看板が時代を感じさせられますね~☟
入口の前にはガラス張りのショーケース、メニューサンプルが並べられています☟
実はここのホットケーキが大変人気みたいで、注文を受けてから生地を作りはじめるこだわりよう。
出てくるのに少し時間がかかりますが、不二家の代表メニューとなってます☟
今治市 純喫茶 不二家 https://t.co/s9W69Q9yY2 #昭和スポット巡り pic.twitter.com/oFVzIOQDhT
— 昭和スポット巡り (@showaspotmegri) December 10, 2021
店内はまさに昭和の世界が広がっていました☟
ちなみに写真撮影と掲載許可はちゃんと頂いております。
80歳過ぎのおばあちゃん1人が切り盛りしているお店なので、混雑時には注文商品が出てくるまでかなり時間がかかることがあります。
なのでお店の入り口にもお断りの張り紙があるのです☟
実はこのお店にはアーケード商店街取材とは別の日に娘と2人で訪問していて、それぞれホットケーキを注文。
普段行く事の無い昭和の喫茶店に対して最初は全くやる気のない娘でしたが(笑)、実際にホットケーキを食べてみた感想が、、
手のひら返しとはこの事でしょうねえ(笑)。
実際本当に美味しいんですよね。
普段ホットケーキを食べない私でも、味はシンプルだけどふんわりサクサク感がたまりません。
クリームソーダと一緒に美味しく頂きました☟
帰り際に娘が、今度はお母さんと一緒に来たいと言ってました。
本当に美味しかったようで何よりです。
普段寂しい今治アーケード商店街ですが、あなたにとってお気に入りのお店が1件ぐらいはあるかもしれません。
そんなお店を探してみるのも商店街巡りの楽しみの一つではないでしょうか。
以上「愛媛県今治市アーケード商店街にある昭和純喫茶店でホットケーキを頂く」でした。