眼下に瀬戸内海が一望できる「下灘駅」
このブログではその下灘駅をアニメのワンシーン風に加工した写真を10枚ご紹介します。
全て私自身が撮影したものを編集ソフトで加工した写真です。
レタッチはしていますが合成はしていません。
いつも見る下灘駅とは違う世界へようこそ！
誰も居ない駅前通り
下灘駅は青春１８きっぷの表紙になったりNHKのドキュメント72時間に取り上げられるなど、全国的にも注目を浴びている場所です。
平日の曇り空でも来る人が絶えない駅ですが、この日は普段よりちょっぴり（というかかなり）早起きして訪れてみました。
8月中旬のお盆休みの朝5時、駅前通りには誰も居ません。
自分だけの時間の中で思う存分シャッターを切ることができます。
戦前開業
下灘駅は１９３５年に開業されました。
１日に乗降するのは１００人未満の小さな無人駅です。
停車する電車は上下線それぞれ１０便前後で、１時間以上電車が来ない時間帯もあります。
朝焼けのホーム
下灘駅からは日の出を見ることはできませんが、太陽が昇る時に瀬戸内海は焼け付くように赤く染まります。
さざ波の音だけがひたすら駅のホームに響き渡っています。
運が良ければ時刻表には掲載されていない回送電車が通り過ぎる時もあります。
この時も朝５時３０分ぐらいにオレンジ色の電車が通り過ぎていきました。
その姿を捉えることができなかった悔しさが今でも残っています。
目の前は海
下灘駅はかつて海に一番近い駅でした。
現在では国道３７８号線が開通した影響もあって一番近い駅の座からは降りてしまいましたが、駅自体が高台にあるので眼下には広大な青い海が広がっています。
この景色を求めて日本全国から多くのカメラマンや若い人が集まっているのです。
私もその一人なのですが、、。
日中の風景
太陽が昇る日中になるとカメラやスマホ片手に多くの人が駅に集まってきます。
友人と写真を撮る、一人で海を眺める、それぞれの時間を過ごしています。
夏でも時折流れてくる潮風がとても心地良く、ゆっくりと流れる雲をいつまでも見ていたい雰囲気になります。
電車と下灘駅
しばらくすると電車がやってきました。
ホワイトとブルーカラーの普通電車です。
この下灘駅では観光列車「伊予灘ものがたり」が数分間停車します。
県庁所在地のＪＲ松山駅から瀬戸内海の景色を楽しみながら、伊予の小京都「伊予大洲駅」「八幡浜駅」までのゆっくりとした旅です。
レトロモダンな列車で四季折々の料理を楽しみながら車窓から眺める時間。
愛媛に住んでいる私でも一度は乗ってみたいですね。
１人で座っても絵になる
下灘駅では一人で来る人も結構見かけます。
海を目の前にして何を思っているのでしょうか。
何も考えずただ海を見つめる、そんな時がたまにはあってもいいじゃありませんか。
ペンキが剥がれ落ちたベンチ
駅にあるベンチはペンキが剥がれています。
多くの人がこの場で過ごしている証拠ですね。
このベンチはいつ置かれたものなのか、ちょっと気になりました。
ひまわりやコスモスが見守る駅
下灘駅のホームにはお花畑があります。
夏にはひまわり、秋にはコスモスが奇麗な花を咲かせます。
瀬戸内海を見つめる人が多いのですが、季節の花もあなたを見つめています。
クライマックス
そしていよいよ夕暮れのクライマックス。
下灘駅では春から秋にかけて海に沈む夕日を眺めることができます。
駅から望む夕日も格別ですが、夕暮れ時に国道３７８号線のドライブも最高ですよ。
夕やけこやけラインと呼ばれる道では、オレンジ色に染まった海や夕日の風景がどこまでもあなたを追いかけてきます。
オレンジ７一口メモ
今回アニメのワンシーン風の写真を１０枚ご紹介しましたが、個人的に気に入っているのは実は数枚しかありません。
Twitterなどで本当のアニメかと思うぐらいのショットを公開されている人がいますが、私もそこを目指していきたいと思います。
下灘駅の日中の写真が少ないので今後随時写真は更新追加していく予定です。
最終的には「下灘駅をアニメのワンシーン風にした奇跡の２０枚はこちら【夕日、フォトスポット】」に仕上げていきます。
Twitterでも愛媛県有名スポットをアニメ風にしたショットを日々アップしていきますのでぜひどうぞ。
