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四国最大都市の割には小さくてしょぼい!?愛媛県松山市のJR松山駅、現在の姿とは

日本で唯一新幹線が走行していない空白地帯が四国ですが、その四国で最大の都市が愛媛県の松山市☟

以前私が関東に住んでいた時に、コンビニの若い店員さんから「愛媛県ってどこにあるんですか?愛知の近く?」なんて聞かれたこともありましたが(笑)、四国4県の県庁所在地はこんな感じ☟

松山市は人口約50万人で中核市に指定されています。

四国の各県庁所在地の人口と比較しても松山市が圧倒的なのですが、、☟※2022年5月時点の人口

愛媛県松山市 507,000人
香川県高松市 414,000人
高知県高知市 321,000人
徳島県徳島市 250,000人
JR松山駅は4市の中で一番小さくてしょぼいという説があります

以前県庁所在地にあるJR駅で一番小さいのはどこ?というネット企画があったんですが、山口県にあるJR山口駅の次にJR松山駅を挙げる人が結構多かったんですよ☟


ただですね、山口市は人口20万人で松山市は50万人。
そもそも人口が違いすぎるんですよね。

単純に比較はできませんが、JR松山駅は人口規模に対して駅舎がかなり小さいのは残念ながら事実ですね
では現在の松山駅はどうなっているのか、駅とその周辺をぶらり旅してきました。

なお九州福岡県に松山駅があるのですが、この駅は平成筑豊鉄道の無人駅です。
日本のJR駅で松山駅と言えば愛媛県にしかありません。

JR四国が管轄している駅は四国内合わせて259駅、そのうち愛媛県内には84駅があって特急列車が停まる駅は15駅あります☟

JR松山駅は愛媛県内にあるJR駅でも最大の駅です。
まあJR駅というフレーズが結構キーワードだったりもするんですけどね。

松山市にちょっぴり詳しい人なら、愛媛県で一番大きい駅は伊予鉄の松山市駅でしょう!となるはずですので、その松山市駅も少し紹介します。

坊ちゃんと道後温泉の街「JR松山駅」の名誉挽回となるのか?続きはこのあとすぐ!


※ブログ内の写真は全て私が実際に撮影したものです


今のJR松山駅の姿を忘れないで下さい

駅の概要

1日の乗降客数
(JR四国259駅中でのランキング)
13964人
3位
緑の窓口 有り
駅員が居るか 有人
駅の一般駐車場 民間有料駐車場有
キヨスク等の売店 有り(改札外)
トイレ 有り
訪問日 2022年6月


松山市は四国で一番人口の多い街ですが、JR四国の駅別乗降客数ランキングでは3位になっています☟

順位 JR駅 乗降客数(人)
1位 高松 25930
2位 徳島 16258
3位 松山 13964
4位 坂出 10710
5位 高知 10540
6位 丸亀 7930
7位 今治 4600
8位 宇多津 4544
9位 多度津 4244
10位 新居浜 4038

JR松山駅は、1位JR高松駅の半分程の利用客となっています。
良く愛媛県と香川県はライバル関係だと言われるのですが、松山駅と高松駅は比較するまでもないぐらい圧倒的な差があるのです☟


駅前にある飲食店は数店程度

JR松山駅の外観です☟

駅前は広大なロータリー広場になっていて、タクシーが常駐☟


高速バスも発着していて、東京や大阪京都名古屋行の夜行バスもあります☟

バス乗り場のすぐ近くには高速バスチケット売り場もあるので、空席があれば当日乗車もOK!☟

駅舎自体は2階建てですが、駅の主要機能はほぼ1階に集約。
2階は100円ショップのダイソーがテナントとして入っています☟

JR松山駅の2階ですが、以前はお土産屋さんと定食屋さんがあったんですよ。
結構広めのフロアで私も学生時代利用したことがあったのですが、売り上げが芳しくなかったのでしょうね。

現在の飲食店は駅の改札を出た所にあるうどんそば屋と、駅の外にあるラーメン屋、ステーキ屋、カフェなど数店ですね☟

駅の売店といえばキヨスクですが、JR四国はお店の営業を大手コンビニチェーン「セブンイレブン」に委託しています。
JR四国でキヨスクのお店は全部で25店舗あるのですが、その内セブンイレブンになっているお店が19店舗に及んでいます☟

<伊予西条駅のキヨスク>

JR松山駅はキヨスク版セブンイレブンもありますが、昔ながらのお店が「松山銘品館」として残っています☟

このキヨスクでぜひ買って欲しいのがこの駅弁☟

かつての列車旅では駅弁を車内で食べる楽しさがありました。
いつの頃からか駅弁を買う機会がかなり減ってしまったように感じます。

JR四国では駅弁を販売しているお店は2022年時点で4駅しかありません☟

香川高松駅、愛媛今治駅、愛媛松山駅、高知高知駅

実はその駅弁も今治駅と松山駅では販売が一時中止になっていた時期がありました。
売上不振が主な要因ですが、このまま駅弁が無くなってしまう危機的状況だったようです。

松山駅の駅弁に関しては、その後別の会社が製造販売を引き継いで現在に至っています。
私もせっかくの機会なので、松山名物「醤油めし弁当」を頂きました☟

写真には坊ちゃん団子が2本のっていますが、実際は付いていませんのでご注意下さい(笑)。
私が食後のデザートスイーツ代わりに事前に買っていたものです。

鶏肉、蓮根、山菜、漬物、筍、サクランボなどとても具沢山で、松山の郷土料理そのままの味を再現しています。
以前は炊き込みご飯だったようですが、今は醤油飯風になってます。

醤油といっても少し甘めでとても食べやすいご飯に仕上がっていますよ。
醤油めし駅弁が780円とリーズナブルな価格なのも嬉しいですよね。

ここのキヨスクでは、げんき100ばい!「アンパンマン弁当」も販売されています☟

買うには3日前までに予約が必要、当日販売はありません。

駅から少し歩くと中華料理屋などもあるのですが、目の前が駅という最高立地の交差点脇の店が空き家状態になっているのが現状☟

ちなみに松山駅周辺のコインパーキングの料金は24時間で500円という破格の安さ!
主要駅近くでは1時間500円という箇所も珍しくないのですが、この安さが逆にJR松山駅の活気の無さを残念ながら表しています☟

JR松山駅から市内方面に移動する際は、この伊予鉄「JR松山駅前」駅から電車利用が便利ですよ☟

伊予鉄の市内電車は180円均一制です。
180円で道後温泉や百名城松山城の最寄り駅「大街道」駅まで行く事ができます☟

なおこの伊予鉄「JR松山駅前」駅に行く為には地下通路を利用します。
道路には横断歩道が無く、渡ることができません☟

松山市の主要観光名所は、電車を利用すれば大抵の所には行けます。


駅構内に入ってみる

では駅構内に入ってみましょう。
きっぷ売り場はこんな感じです☟

建物内に長い通路などは一切なく、広場はこれだけです。
改札向かって右にはセブンイレブンがあります☟

一般的なコンビニと品ぞろえは変わりませんが、お土産も数多く揃っています。
なお駅弁はこちらでは販売されていませんので、さっきのキヨスクのお店で買いましょう。

セブンイレブンの先には駅の待合室☟

この待合室、昭和の時からほぼ変わってないんじゃないでしょうか。
私は以前青春18きっぷのみで関東から松山まで列車旅をしたことがあります。

かつてムーンライトという快速夜行列車があって、ムーンライト松山に乗車したことがあります。
JR松山駅からJR京都駅までを繋いでいて、その列車を待っている時にこの待合室を利用しました。

先ほど買った駅弁もこの待合室で食べました☟

日本全国各地の駅がどんどんリニューアルされ、駅の施設もかなり変わっている事も多いのですが、JR松山駅はいつまでも変わらない昔の風景そのままの姿でした。

トイレもこの待合室横にあります。

改めてJR松山駅の改札前広場に戻ります☟

JR四国は経営状態が年々厳しくなっていて、駅の機能をどんどん縮小しています。
有人のみどりの窓口もかなり閉鎖されていて、特急停車駅にもかかわらず駅員や券売機が一切無い無人駅もあるぐらいです☟

<券売機が無い無人の特急停車駅、伊予吉田駅>
<愛媛県でみどりの窓口があるJR駅>
松山駅、今治駅、新居浜駅、伊予西条駅、伊予三島駅、八幡浜駅、伊予市駅
※2022年時点

みどりの窓口がない駅では、みどりの券売機プラスというオペレーターと遠隔で会話しながら新幹線きっぷや定期券などが買える券売機で買います☟

ただこの券売機があるのは一部の駅だけです。

この松山駅はさすがにみどりの窓口はありますけどね。
JR松山駅の改札は手動改札、駅員さんに検札してもらいます☟

JR松山駅ではSuicaやICOCAなどICカードタイプの切符には一切対応していません。
何らかの紙きっぷを用意する必要があります。

JR四国で自動改札機があるのは、高知駅と高松駅の2駅のみ。
ICカードに対応しているのは、香川県内の高松駅~多度津駅の間と、その他の20駅だけです。

同じ松山市で市内電車や郊外電車を運行している伊予鉄道はICい~カードという電車バスタクシー共通ICシステムが充実していて、スマホの電子マネー機能やおサイフケータイに対応している専用のアプリもあります☟

さすがにJR四国もこのままではいかん!ということで、スマホでエリア内の乗車券や定期券などを購入、チケットレスのアプリを2023年春から導入する予定だそうです。

ただ自動改札はほんの一部の駅にしかありませんから、改札でスマホ画面を駅員さんに見てもらう必要がありますけどね。

まあ実際の所は多額の経営費を借りている国から経営改善を求める行政指導に基づいた施策の中の一つだったりします。

 

JR松山駅の改札を抜けるとアンパンマンがお出迎え!☟

JR四国ではアンパンマン列車が走行しています。
車体外観がアニメのアンパンマンキャラクターが描かれているド派手な列車です(笑)☟

この松山駅では今治新居浜高松方面と大洲宇和島方面の2方面の列車が出ていますが、両方のアンパンマン列車が見ることができます。

松山駅のホームは1番線から3番線まであって、2番線と3番線は陸橋を渡ります☟

1番線のホームにはキヨスク版セブンイレブンがあります。
愛媛県のJR駅で駅のホームに売店があるのはこの松山駅だけです☟

日曜日のお昼前に行ったのですが、人口50万人都市のJR駅とは思えないくらい人が居ません☟

改札前も閉店ガラガラ状態(芸人風)☟

それもそのはず、松山駅を発着する電車の本数はあまり多くないんですよね。
1時間に特急列車と普通列車それぞれ1本ずつぐらいの運行、快速電車は運行していません☟

都会のように少し待っていたら電車が来るようなものではなく、愛媛県でJRを利用する時は必ず電車の時刻を確認しなければならないのです。
1本乗り過ごすと1時間待ちは当たり前!時間帯によっては2時間以上待ちぼうけをくらう時もあります。

陸橋から見た松山駅の全景、人が全くおらずまるで時間が止まってしまったと勘違いするぐらい☟

この陸橋から2番3番線ホームへ降りる途中で気になる旗を発見!☟

JR四国が運行している観光列車、伊予灘ものがたり(IyoNADA MONOGATARI)の旗です。
2022年時点でJR四国では伊予灘ものがたり、四国まんなか千年ものがたり、志国土佐時代(トキ)の夜明けのものがたりという3本の観光列車が運行されています。

このJR松山駅を発着しているのが、夕日で有名な下灘駅を経由して伊予大洲駅か八幡浜駅まで行く伊予灘ものがたり☟

伊予灘ものがたりは2022年春に車両がリニューアルされました。
全3両で、そのうち1車両は完全個室タイプ。
列車内では地域の食材をふんだんに使ったお弁当を食べながら、車窓から海や山の景色を堪能できます☟


列車内でも、まるでホテルにいるかのような落ち着いた空間に仕上がっています。
完全予約制で主に土日限定の運行ですが、かなり人気みたいで通常はガラガラの松山駅のホームが伊予灘ものがたりの周りには人が集まっていました☟

伊予灘ものがたりは2022年時点で、大洲編、双海編、八幡浜編、道後編と4便が運行中。
途中の下灘駅では約10分間停車するので、ホームに降りて写真を撮る事も可能☟

伊予灘ものがたりで夕日を見たい方は最終便の道後編を利用して下さいね。
瀬戸内海の伊予灘が美しく染まる感動的な景色が広がっているでしょう。

ただこのJR下灘駅はテレビ番組で紹介されるほど、人気の場所になっています。
駅のホームから海が真正面に望めるので、特に若い人が多い印象。
数年前に私が訪れた時はホームに人が溢れかえっていました☟

観光列車伊予灘ものがたりが到着すると更に人が多くなります。
JR松山駅より人が多くなるかもしれません(笑)。
小さな無人駅がこれだけ人気が出るとは、JR四国も予想していなかったでしょうね。

曇り空の日中でも下灘駅にはこれだけの人が集まります☟

小さな無人駅の存在感に負けているJR松山駅ですが、寂れている原因の一つとして駅が高架化されていないので駅の西側と東側が分断され、人の流れが悪いという指摘が以前からありました。

そして2023年に長年の悲願だった高架工事の一部が完了予定、駅の線路が高架化されます☟


駅周辺の再開発も進んでいて、 8か所の踏切が無くなります。
現在のJR松山駅のホームからも工事中の高架を見ることができます☟


JR松山駅の前には伊予鉄道の「JR松山駅前」駅がありますが、この駅を再開発の一環でJR側広場に移動する案もあるようで。
現在はJRから伊予鉄の乗り換えに、地下道を通って徒歩5分ぐらいかかっています。

公開されているイラストを見ると楽しみになってきますが、現在のレトロな駅舎が見られなくなるのがちょっぴり寂しい感じもします。

JR松山駅が令和になっていよいよ本気を出すのか!?期待しましょう。


四国で一番利用客が多い伊予鉄松山市駅が本当の松山駅だった!

人口50万人都市、愛媛県松山市のJR松山駅はこんなに小さいの!?と驚かれた人も居るかと思いますが、実は本当のラスボスは伊予鉄の松山市駅なのです。

四国にある私鉄JRを含めた駅乗降客数ランキングでは香川県JR高松駅が1位になっていますが、実は松山市駅が2位と9位にランクインしています☟

順位 2020年
乗降客数
(人)
駅名 路線 運営
母体
1 25930 高松 予讃線 JR
2 19686 松山市駅 高浜線 民営
3 16258 徳島 高徳線 JR
4 14354 瓦町 長尾線 民営
5 13964 松山 予讃線 JR
6 12862 高松築港 琴平線 民営
7 10710 坂出 予讃線 JR
8 10540 高知 土讃線 JR
9 8346 松山市駅 花園線 民営
10 7930 丸亀 予讃線 JR

愛媛県の松山市駅は2箇所に分かれています。
郊外電車と市内電車の駅が少し離れた所にあるのですが、これを一つの駅とすると四国で一番乗降客数が多い駅は松山市駅ということになります。

実際にWikipediaでは、松山市駅のことを四国で一番大きい駅と紹介されています☟

松山市の実質的な中心駅であり、四国地方で最多の乗降人員を誇る

この松山市駅には面白いエピソードがあって、この駅こそが昔からあった本当の松山駅だったんですよ。
しかし、その後国鉄松山駅(今のJR松山駅)が開業することになった時に、松山駅の名前を譲れ!と伊予鉄に強引に迫ったそうです。

伊予鉄側は、伊予松山駅と名乗ればいいんじゃないか!と反発しましたが、国鉄側は松山駅の名前をよこせと譲らなかったようです。
愛媛県には伊予〇〇という駅が多いのですが、それだとどこか田舎臭いというかしっくりこなかったのでしょうね☟

伊予鉄の重役を東京本省に呼び出したりした結果、伊予鉄は泣く泣く松山駅の名前を譲ったのです。

私はこの結果今のJR松山駅にケチが付いたと思ってます。
その当時国鉄松山駅を今の松山市駅のすぐ横に建設しておけば、国鉄と私鉄の乗り換えが格段に便利になり、人の流れも常に多く四国の中でも圧倒的なターミナル機能をもった商業施設になったでしょうね。

現在の伊予鉄松山市駅周辺が松山市の実質的な中心地なのは令和になっても変わりませんし、今となっては国鉄松山駅の場所は間違っていたと私は思いますよ。

都市の再開発事業がいかに難しいか、それに失敗するととんでもない事になるという事例の一つです。

そして松山市の本当のラスボス、今の伊予鉄松山市駅です☟

改札は以前は自動改札でしたが、今では伊予鉄専用ICカードやスマホアプリ画面をタッチする方式。
ちなみにSuicaやICOCAなど、他社のICカードは利用できません☟

もちろん紙の切符も購入できます☟

郊外電車のホームは1番線から3番線までありますが、駅とホーム自体が全てビルの中にあります☟

郊外電車の運行サイクルは約20分間隔。

なぜ松山市駅がここまで大きいかというと、百貨店が入っているからなのです。
都会では駅と百貨店が一体化しているのは当たり前なのですが、JR松山駅は駅しかないんですよね。

松山市駅の百貨店、かつてはいよてつそごうだったのですが、売上不振の影響で親会社がコロコロ変わり、今は伊予鉄高島屋になっています☟

駅の改札すぐ横に入り口があるのでかなり便利です。
屋上には観覧車があって、松山市街が一望できます☟

そして建物の外にあるのが市内電車の松山市駅☟

郊外電車と市内電車を乗り継ぐには歩いて2~3分程度。
屋根が付いていますので、雨の日でも濡れずに乗り換え可能。

市内電車は数分間隔で運行していますので、時刻表なんか見る必要はありません☟

この市内電車が発着している松山市駅では、少し変わった電車が来ます☟

蒸気機関車のようにポッポ~と噴煙をあげながら走行する坊ちゃん列車です。
実際は蒸気ではなくディーゼルエンジンなのですが。

明治から大正にかけて活躍した文豪夏目漱石は、一時期この松山で高校教師になっています。
松山に住んでいた俳人正岡子規とも深い交流があったのですが、その漱石が松山にはじめて来た時に乗った汽車をモチーフにしています☟

ただその時漱石は「マッチ箱のような汽車だ」ととても小さいことにびっくりしていたようですが(笑)。

停車場はすぐ知れた。切符も訳なく買った。乗り込んで見るとマッチ箱の様な汽車だ。
ごろごろと五分許り動いたと思ったら、もう降りなければならない、道理で切符が安いと思った。
たった三銭である。
※小説「坊ちゃん」より

留学したイギリスや東京と比べるとあまりにも小さい汽車に見えたのでしょうね。

その時漱石は松山市郊外の港、三津からマッチ箱のような汽車に乗ったようです。
現在の伊予鉄「三津駅」、小さいですがレトロでモダンな駅舎です☟

漱石は当時松山市についてあまり良い印象をもっていなかったとの説もあるのですが、何も無い街だが温泉だけはすごい!と道後温泉のことは素直に認めていたようです☟

道後温泉すぐ横には伊予鉄「道後温泉」駅があります。
坊ちゃん列車も運行していて、観光客が一目見ようと集まってきます☟

昔も現在も、松山市の公共交通機関の主役は伊予鉄なんですね。

松山市のお土産の定番は「坊ちゃん団子」、プロ野球のオールスターゲームが開催されたこともある球場「坊ちゃんスタジアム」。
夏目漱石が松山市にとっていかに大きい存在なのかが分かりますね。

一部の市民からは「また坊ちゃんか!」と苦情とも皮肉とも言える声があるようですが、まあしょうがない気もします。


伊予鉄無双の松山市ですが、JRも駅舎高架化と周辺の再開発で盛り返そうとしています。

現在のJR松山駅の姿を見られるのも残りわずか。
生まれ変わった駅とその周辺がどうなるのか楽しみにしましょう。

以上「四国最大都市の割には小さくてしょぼい!?愛媛県松山市のJR松山駅、現在の姿とは」でした。

ぜひお気軽にどうぞ!