7月から8月にかけて開花するハス(蓮)には、神秘的な魅力があります☟
光の蓮の花
ファインダー越しの刹那
一期一会の世界#あしかがフラワーパーク#光の花#ファインダー越しの私の世界
今日は節分
そして私には特別な日12年前の朝…
貴女は私に永遠の別れを告げ遠い空へ
何年経っても寂しさなんて
癒えないけど…#親友の命日#返信のない手紙 pic.twitter.com/VbR2lkxc4o— ボミ(いつもありがとうございます🙇♀️) (@bomi83Love2926) February 3, 2022
朝に開花して昼過ぎには閉じてしまうので、早起きした人だけが鑑賞できる特権ですね。
全国各地の公園や湖沼、寺などで鑑賞できる蓮ですが、愛媛県ではなかなか鑑賞できるスポットがありません。
今回、その愛媛県でも数少ない3つのハススポットに行ってきました。
実際のハスの写真と共にご紹介したいと思います。
愛媛県の3大ハス鑑賞スポット
四国中央市の西福寺
住所 | 四国中央市土居町上野954-2 |
電話番号 | 0896ー74-6104 |
駐車場 | 西福寺境内(写真左奥の敷地を利用) |
最寄り駅 | JR関川駅より約1.8km(徒歩約30分、車で5分) |
訪問日 | 2019年7月7日、午前9時過ぎ |
西福寺は四国三十三観音霊場の一つで、三度栗伝説が残るお寺でもあります。
(最初の写真中央の大きな栗の木の事だと思います。ハスに夢中で三度栗伝説の事を行った時には知りませんでした・・・)
西福寺の境内に入ると、さっそくハスの花とのご対面です。
午前9時過ぎに行った時には、開花しているハスをタイミング良く鑑賞できました。
この場所から左奥でもハスを拝むことができます。
結構いい感じに写真に収める事ができました。
まだつぼみのハスも多かったので、これからの時期は来る度に新しい発見がありそうですね。
松山市の浄瑠璃寺(弁天池のハス)
住所 | 愛媛県松山市浄瑠璃町282 |
電話番号 | 089-963-0279 |
駐車場 | あり(無料) |
訪問日 | 2019年7月15日、6時過ぎ |
浄瑠璃寺は四国八十八か所の四十六番札所です。
正式寺名は、医王山浄瑠璃寺で本尊は薬師如来です。
松山方面からですと、写真の所で右に入ります。
車で行かれる方は、ここまでの道幅が狭い上に右折ポイントを通り過ぎる可能性がありますのでご注意下さい。
浄瑠璃寺境内は少し入り組んでいますが、本殿に向かって左側に通路がありますのでそこを進んでいきます。
進んで左側にハス園があります。
思ったよりかなり広いハス園でした。
弁天池にハスを植えているようです。
ただ訪問したのが早朝6時過ぎだったのですが、通路が土でかなりぬかるんでいたのでスリップに要注意です。
浄瑠璃寺では各地から取り寄せた18種類のハスを植えているようで、次のトリビアで紹介している大賀ハスもあります。
つぼみのハスもまだたくさんありましたので、8月中旬ぐらいまでハスを楽しむ事ができるようです☟
松山市考古館(総合公園)
住所 | 愛媛県松山市南斎院町乙67-6 |
電話番号 | 0899238777 |
駐車場 | 有り (無料、第4駐車場から徒歩10分) |
訪問日 | 2022年6月下旬 |
松山市の総合公園内にも蓮スポットがあります。
公園一番奥の考古館の入り口で蓮が鑑賞できます☟
こちらは大連古代蓮という品種。
中国大連市で出土した約千年前の古代蓮の種子を譲り受けて育成したものになります。
6月下旬に行ってみましたが、少し早かったのかつぼみも多かったですね。
開花しているのは数輪程度でしたが、そのうちの一つが綺麗に花を咲かせていました☟
こちらでは当日蓮が開花しているかどうか、電話で問い合わせることも可能みたいです。
ハス(蓮)に関するトリビア的なもの
ハスの実は食べる事ができる
ハスの茎の部分はレンコンとして一般的に知られていますが、実の部分の実態はあまり知られていないと思います。
見た目が独特でちょっと気持ち悪いような感じのハスの実ですが、実は食べる事ができるようです。
写真左側の緑色の状態の実を、生の状態で食べる事ができるみたいですよ。
ハスの実は中国で古くから食用されてきた歴史があり、日本にも乾燥ハスの実が多く輸入されているようです。
ハスの実には食物繊維やビタミンB1、カリウムやカルシウムなどが豊富に含まれています。
こうした栄養素の高さから、中国では漢方薬としても人気があるようです。
実際の食感は、トウモロコシの実を想像してもらえれば分かりやすいかと思います。
一般的なスーパーではハスの実は売られてないと思いますが、ネットで調べてみると結構売られています。
調理法に関しても、クックパッドでみなさんいろいろ料理されているみたいですよ。
興味のある方はぜひ!
2000年前のハスの実が開花する程の生命力!
1951年に千葉県千葉市の落合遺跡で発掘されたハスの実を栽培した所、翌年みごと開花したそうです。
この開花したハスは、発掘調査に携わった植物学者でハス博士こと大賀一郎博士の名をとって、「大賀ハス」と名付けられたそうです。
当時このニュースは世界的に知れ渡ることになり、アメリカでハスの実の年代測定をした所、約2000年前のものと分かったそうです。
この大賀ハスは国内外各地に根分けされており、国内でも公園や博物館など全国各地で鑑賞する事ができます。
ハスにまつわる花ことば
清らかな心 | 泥水という環境下でも、綺麗な花を咲かせる事から |
神聖 | お釈迦様が歩いた道にハスの花が咲いたとされる事から |
雄弁 | エジプトのオシリス王(とても雄弁だった人物とされる)にちなんで |
離れゆく愛 | ハスの実が咲いている時期や時間帯は限られており、開花した数日後には花びらが一枚ずつ散ってしまう様子から |
休養 | 午前中に咲いて、午後には閉じてしまう規則性から |
ハスは仏教やお釈迦様にまつわる花言葉が多い印象ですが、一方であまり良い印象ではない花言葉もありますね。
ハスの葉でロータス効果という現代でも最先端の技術を見る事ができる
ハスの葉の表面を見ると、水が水銀のようになって葉の上に浮いているのが分かります。
葉自体は全く濡れていないんですね。
まるで葉の表面上にコーティングがされているかのようです。
これがロータス効果と呼ばれているもので、ハスやサトイモの葉で見る事ができます。
現代でも最先端の技術を、ハスの葉で見る事が出来るのも不思議な話ですね。
みなさんもハスの花を見て、いろいろな思いに馳せてみてはいかがでしょうか?