6月は長雨になる事も多いのですが、梅雨の時期に淡い綺麗な花を咲かせて私達を楽しませてくれる花が紫陽花(あじさい)です☟
青色や紫色の淡い花は、全国各地で梅雨時期の風物詩となっています。
紫陽花の見ごろは一般的には6月中旬から7月にかけてですが、標高によっては7月中旬から楽しめる
このブログでは、愛媛県で紫陽花を綺麗に見る事ができるおススメスポットをご紹介します。
愛媛県の紫陽花の名所おススメスポットはこちら
四国中央市「新宮あじさいの里」
昭和96年5月21日(金曜日/先勝)
おはようございます
今日お誕生日の方おめでとうございます#紫陽花の名所 6
愛媛県四国中央市 新宮あじさいの里 pic.twitter.com/ma1IlB7O6H— Rick’s Cafe (@rick_dandy_824) May 20, 2021
愛媛県内で一番紫陽花の名所としておススメなのが、新宮あじさいの里です。
白や薄紫の約2万株のあじさいが斜面を彩り、年間5万人が訪れる名所です。
四国中央市の新宮地域はお茶と霧の森大福で有名ですが、その地形を生かした紫陽花を楽しむことができます。
6月には新宮あじさい祭りも開催されますが、山の斜面に沿って遊歩道があるので、ちょっとしたハイキング程度の運動になります。
こんな景色も見れたりするので
梅雨も悪いことばかりじゃないですね〜
(愛媛県四国中央市 新宮あじさいの里)#PASHADELIC #東京カメラ部 pic.twitter.com/rdBr36Tf05— KenKen (@KenKenPhoto) July 3, 2020
朝霧と朝日と紫陽花と。
新宮あじさいの里 pic.twitter.com/pX3Evc1KeW
— とよしん。™️ (@s___tFinder) June 24, 2020
山間部にあるので雨が降る事も多いのですが、緑の中に淡く咲く紫陽花は綺麗ですよ~。
ぜひ歩きやすい服装と靴で出かけてみましょう。
西条市「あじさいロード」
あじさいロードのあじさいはまだでしたが西条市のあじさいは見頃でした。本格的な梅雨入り直前のツーリングは良かった pic.twitter.com/NEtevMwJc4
— ショウ (@6SrEPSMNtWLYnOo) June 18, 2018
西条市の北条新田は海を埋め立てて造成された工業地域で、多くの会社や工場があります。
その臨海道路沿いに沿って、紫陽花が約600mに渡って植えられています。
この地域の自治会の皆さんがお手入れされているようです。
青や白、赤紫といった紫陽花が約3500株あって、本数にして50000本!
一直線の道路に咲いているので、運転しているドライバーの皆さんも癒されること間違いなしです。
新居浜市「あじさいロード山田」
新居浜市にあるあじさいロード山田は、地域の自治会の方がお手入れしています。
約4500株の紫陽花が、約1kmにわたって道路の斜面沿いに植えられています☟
住宅街にあるあじさいロードですが、一般の人向けの駐車場もあります。
遊歩道には手作り感溢れるベンチ☟
こちらのあじさいの見ごろは6月中旬から下旬。
シーズンにもよりますが、7月上旬にはかなり枯れかかっていました☟
このあじさいロード山田ではこの手作り案山子も人気ですよ☟
私が2021年に訪問した時は鬼滅の刃メンバーが勢ぞろいでした。
春にはサクラまつり、秋にはもみじまつりと各種イベントが開催されていますので、季節によってさまざまな花と風景が楽しめます。
大洲市「金山出石寺」
紫陽花を見に大洲の金山出石寺まで行ってきた(120kmくらい)
お寺は標高が高くてまだ見頃は先のようだったけど、それまでの道は土なのか品種なのか色がはっきりとした花が咲いていて綺麗だった。でも霧霞む中、酷道に入ったときは絶望と死を感じたので雨の山は控えたい。 pic.twitter.com/4PSGJAtYTi— 佐藤ふ(東予) (@sato_f_3) June 23, 2018
四国別格霊場第7番札所である「出石寺」は、標高800mにあります。
その参道脇に、約2kmにわたって6000株、3万本の紫陽花が植えられています。
山間部にあるので平地の紫陽花より開花時期が半月程遅いようで、見ごろは6月下旬からのようです。
お寺までの道が曲がりくねっていて狭いので、運転に十分注意しましょう。
山の中にある小さなお寺と思いきや、出石寺は100台以上駐車可能なスペースがあるぐらい有名なお寺ですよ。
ちなみに山号は「金山」ですが、出石寺がある出石山では実際に鉱山があって、この山に鉱山があるということで弘法大師(空海)が開山当時の山号「雲峰山」を「金山」と改めたとか。
1910年から1945年の間は、三菱鉱業(現在の三菱マテリアル)が採掘を行っていたようです。
境内からは大洲盆地を見渡すことができて、初日の出や雲海を見る事ができる絶景スポットとしても知られています。
東温市「白猪の滝」
東温市には白猪の滝という皿ヶ嶺連峰県立自然公園の中にある高さ96mの滝があります。
秋の紅葉や冬の凍った氷瀑など幻想的な風景が人気の場所ですが、その滝に行くまでの道周辺で紫陽花を鑑賞できます☟
無料の駐車場から白猪の滝までは、上り道を歩いて20分ぐらいかかります。
駐車場近くの親水公園の紫陽花も綺麗ですよ☟
写真全体が暗くなっていますが、まさに雨が降っている梅雨シーズン真っただ中に行ったんですよ。
しかも前日に大雨が降っていたので、川も結構増水していました。
ここは標高が少し高くなっているので、紫陽花の見ごろは少し遅めの6月下旬から7月中旬にかけて。
滝に行く途中には有料の花菖蒲園もあります☟
紫陽花を楽しんだあとはぜひ白猪の滝へ行ってみましょう。
遊歩道をとにかくまっすぐ進みます☟
そして爆音が轟く迫力の白猪の滝へ到着!☟
普段は水量が少なめの滝ですが、この日は水しぶきをまき散らしながら流れていました。
近くに行くと滝からの水で濡れてしまうぐらいの水量!
山の中にあるので梅雨シーズンは念の為に傘やレインウェを持参した方がいいですね。
東温市の皿ヶ嶺登山口「上林森林公園」
先ほど紹介した白猪の滝は皿ヶ嶺連峰にあるのですが、その登山口には上林森林公園があります。
そこにあじさいが綺麗に咲いているスポットがあります☟
この公園は標高が900m近くあるので夏でもかなり涼しい場所になり、私が行った7月下旬でも公園内は24℃くらいでした。
市街地では30℃近くあったので、5℃以上涼しく避暑地にもってこいの場所です。
なので紫陽花の見ごろもかなり遅く、7月下旬でもまだまだ楽しめる状態でした。
シーズンによっては8月のお盆ぐらいまで咲いているかもしれません。
この上林森林公園では風穴という冷気が出ているスポットがあるのですが、ここで6月中旬から7月下旬にかけて咲くのがヒマラヤの青いケシです☟
チベットにあるヒマラヤ山脈には世界一高い山「エベレスト」があるのですが、そのような涼しい高山帯に咲くのがケシの花です。
ちなみに一般的なケシ植物はアヘン法で栽培が禁止されていますが、ケシにもいろいろ種類があって、風穴で咲くメコノプシス・ベトニキフォリアという舌を噛みそうな名前のケシは(笑)、家庭でも栽培できます。
実際にチャレンジしている人のブログがあるのですが、なかなか大変みたいですよ。
こちらの風穴で咲いた実際のメコノプシス・ベトニキフォリアの花がこちら☟
私が当時使っていたしょぼい倍率のカメラレンズではこれが限界でしたが、青っぽい花がいくつか咲いていました。
フェンスで囲まれた窪んだ場所で咲いているので、これ以上近くでは見れないんですよね。
ぜひ超望遠レンズで再度撮影したいところです。
なのでこちらの上林森林公園に7月に来ると、あじさいとケシの花の両方が楽しめますよ。
そして体力に余裕がある方は実際に山に登ってみましょう!
登山口から頂上までは2時間ぐらいの道のりですが、頂上まで行かなくてもこの皿ヶ嶺は花の宝庫の山。
道端周辺で様々な花を観賞できます。
途中にある元湿原、竜神平の景色も絶景!
頂上からの景色はあまり良くありませんが、途中では松山方面に視界が広がります☟
時折流れてくる風がとても涼しく、夏でも快適な登山を楽しめます。
以上「【愛媛県】紫陽花(あじさい)のおススメ見どころ名所スポット一覧まとめでした。