瀬戸内海は日本で最初に国立公園に指定された有数の観光地ですが、愛媛県今治市と広島県尾道市を海上の橋で結んでいるのが「しまなみ海道」です☟
土日はサイクリスト多めね🚲🚲🚲しまなみ海道にもようやく活気が戻ってきた感じ☺️ pic.twitter.com/LXkjPRgeDg
— カワイユキ (@kawai_shimanami) April 17, 2022
車で走行すると約60kmの距離ですが、海上部は自転車と歩行者専用の通路があり、合計6つの島に降りたり上ったりとアップダウンを繰り返します。
サイクリングもしくは歩行した場合のトータル距離は70kmとなり、高低差も70m程ありますので一般の人だと自転車で1日で完走するのはちょっと厳しいかもしれません。
ただ世界を見渡しても海の上を自転車で通行できる橋が珍しいということもあって、特に世界中のサイクリストから人気があります。
このブログでは、しまなみ海道をアニメのワンシーン聖地風の写真と共に観光案内してみます。
全て私自身が撮影した超望遠カメラによる珍しい写真を元に、全国のサイクリストが風と一緒に走りたくなるようなショット、旅行に行きたくなるようなショットを選んでいますので、ぜひ楽しんでいってくださいね。
では光輝く海と島を巡る旅にレッツゴー!
しまなみ海道をアニメワンシーン聖地風に案内してみよう
今治サイクリングターミナルの風景
世界中のサイクリストから注目を浴びているしまなみ海道沿線には、自転車をレンタルできる拠点がいくつかあります。
一番のお勧めが写真のスポット、愛媛県今治市のしまなみ海道すぐ近くの「サンライズ糸山」です。
レストランや宿泊施設などがありますが、レンタサイクルの種類も多くて充実しています。
自転車はネットから予約することも可能ですが、当日でも空きがあれば利用可能です。
そんなサンライズ糸山の一角には、しまなみ海道でも一番大きい橋「来島海峡大橋」を一望できるスポットがあります。
写真奥には「SHIMANAMI」のモニュメント風ベンチもあり、写真映えするということでサイクリスト以外の観光客も多い場所です。
無料駐車場も整備されており、春になると河津桜が開花するお花見スポットにもなります。
春の訪れ
サンライズ糸山にある河津桜が咲くのは4月上旬。
満開の花と一緒にしまなみ海道を撮影してみました。
しまなみ海道がある来島海峡は海の要所であり、大型の船やタンカーがひっきりなしに往来する場所でもあります。
しばらく海を眺めていると大きな貨物船が目の前を通過していきました。
サイクリストが多く訪れるしまなみ海道ですが、ただ目の前を海を眺めているだけの時間を過ごすのもいいですね。
風を切るように爽快サイクリング
車でドライブしても楽しいしまなみ海道ですが、海上サイクリングは更に絶景を堪能できます。
特に春と秋は気候も良くて小さな子供を連れた家族で走っている姿も良く見かけます。
しまなみ海道は車での通行は有料ですが、自転車や歩行者は24時間無料で走れます(期間限定)。
橋の上を散歩している人や、競技用の本格的な自転車で疾走するサイクリストなど、さまざまな楽しみ方があるようです。
海面から橋げたまでの高さは65m!
しまなみ海道を紹介している写真を見ると爽快な景色が広がっていますが、実は道路から海面までは65mの高さがあります。
マンションに例えると16階ぐらいでしょうか。
高い所が苦手な人はちょっと躊躇してしまうぐらいスリリングな気持ちになります。
これだけ海面からの高さがあると、どんな大型船でも楽々通り抜けることができます。
時折吹き抜ける風が気持ち良いしまなみ海道ですが、かなりの高所にあるんですね。
日本最長の斜張橋、多々羅大橋へ
しまなみ海道の中間地点、大三島と生口島を結んでいるのが多々羅大橋です。
1999年に完成して長さは1480m、2022年時点でも日本最長の斜張橋で、塔から斜めに張られたワイヤーと海の景色がとてもマッチしています。
当初は吊り橋として整備予定でしたが、施工技術の進歩や自然環境保全と経済性を考慮して斜張橋になった経緯があります。
大三島にある道の駅にて
多々羅大橋がある大三島には道の駅があります。
その一角に多々羅大橋を一望できるスポットがあって、サイクリストの聖地という記念碑が設置されています。
記念碑は日本でも有数の石の産地「大島石」が使用され、2つの穴は自転車の車輪、上に乗っかっている石は自転車のサドルをイメージしているようです。
2014年に作られたもので、台湾と姉妹自転車協定を締結したことと、国際サイクリング大会であるサイクリングしまなみの開催を記念したもの。
サイクリングしまなみは高速道路を規制して実施される日本で唯一のイベントで、高速道路をサイクリングできるのは日本でしまなみ海道だけです。
国内外からサイクリストが約7000名集まる世界でも有数のサイクリング大会となっています。
夕暮れの来島海峡大橋
しまなみ海道は夕日の名所としても有名で、大島の亀老山展望公園には夕暮れ時になると多くの人が集まります。
写真は来島海峡大橋から撮影した夕暮れ間近の風景ですが、オレンジ色に染まる空を眺めながらのサイクリングも格別ですよ。
瀬戸内海の多島美を思う存分満喫できる貴重な時間です。
光輝くゴールデンゲートブリッジ
ライトアップされた来島海峡大橋の写真です。
実際にはここまで輝くことはないのですが(笑)、シャッター速度を長くして撮影すると普段見ている橋とは別のように見えます。
来島海峡大橋のライトアップは毎日実施されている訳ではなく、期日限定になります。
土日でも実施されていない事も多いので、事前にチェックしておきましょう☟
夜の首都高風ショット
ライトアップの写真をもう一枚ご紹介。
来島海峡大橋を思いっきり超望遠カメラで撮影してみました。
橋の道路部分からライトが上に向かって照らされていて、それが1本の光の筋になっています。
拡大してみると東京の大動脈、首都高速道路の橋の一コマに見えませんか?
もっと車の交通量が多いとヘッドライトも光の筋になって綺麗なショットになるんですが。
来島海峡SAのしまなみピン
しまなみ海道を展望できるスポットはいろいろありますが、来島海峡SAに設置されているのがこの「しまなみピン」です。
真正面に来島海峡大橋を望むことができて、グーグルマップのピンをモチーフにしたモニュメントが設置されています。
来島海峡SAは一般道から行く事もできるので、自転車で行く事も可能です。
どこまでも広がる青い空としまなみ海道を思いっきり堪能しましょう。
写真は随時追加していく予定なので、また遊びに来てくださいね。
以上「愛媛今治と広島尾道を結ぶしまなみ海道をアニメのワンシーン聖地風に観光案内してみる」でした。