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JR四国観光列車「伊予灘ものがたり」をアニメのワンシーン聖地風に観光案内してみる

伊予灘ものがたりをアニメのワンシーン聖地風に観光案内

日本全国で鉄道沿線の風景をゆっくり楽しめる観光列車が人気ですが、JR四国が愛媛県内で運行しているのが「伊予灘ものがたり」です☟


2022年4月に列車がリニューアルされ、1車両丸々貸し切りの個室を含めて合計3両で運行されています。
社内では豪華な食事を楽しみながら、海や山の風景、駅や鉄道沿線での地域のおもてなしなど、一生思い出に残る鉄道旅が体験できます。

このブログでは、2代目伊予灘ものがたりをアニメのワンシーン聖地風の選りすぐった写真ショットで観光案内しています。
全て私自身が撮影したもので、写真にまつわるちょっとしたエピソードもご紹介。
実際に乗車はしていませんが、既に伊予灘ものがたりに乗った人は写真を見ながら旅の余韻に浸ってもらい、まだ乗ってない人は実際に旅行したくなるようなショットを選んでいます。

撮影場所はJR松山駅、JR伊予大洲駅、JR八幡浜駅、そして日本百名城の大洲城とのツーショット写真です。

それではとっておきの旅へ出かけましょう。


2代目伊予灘ものがたりをアニメ聖地風に観光案内

旅の出発に向けて

伊予灘ものがたりをアニメのワンシーン聖地風に観光案内

2022年4月現在、伊予灘ものがたりは1日4便運行されています。
「大洲編」「双海編」「八幡浜編」「道後編」の4便で、始発はJR松山駅を8:26に出発する大洲編となってます。

JR松山駅のホームから眺めると、デビューして間もないこともあり車両が輝くほど眩しい!
写真の車両は1号車の「茜(あかね)の章」で、車両カラーは伊予灘の夕焼け色をイメージした茜色となっています。

ホームに停車している時には、乗車予定の人はもちろん、カメラを構えたり車両を近くで見るなど多くの人で賑わいます。
普段は静かなJR松山駅ですが、伊予灘ものがたりには多くの人を惹きつける魅力が沢山詰まっています。


出発間近

伊予灘ものがたりをアニメのワンシーン聖地風に観光案内

車内の清掃や準備が終わると、観光客が次々と乗り込んでいきます。
賑やかだったホームが一気に静かになり、旅の出発が近いことを感じさせられます。

ちなみに4便それぞれでオリジナルの食事メニューが用意されていて、始発の大洲編ではモーニング、双海編と八幡浜編ではランチメニュー、道後編ではアフタヌーンティーセットが楽しめます。

事前予約が必要ですが、特別な空間で楽しむ食事は格別でしょうね。
ぜひお腹を空かせて乗車してみて下さい(笑)。


3号車は貸し切りの個室

伊予灘ものがたりをアニメのワンシーン聖地風に観光案内

3号車「陽華(はるか)の章」は最大定員8名の貸し切り車両になります。
2名以上から利用可能で、3号車に乗車するにはご利用人数分の運賃料金のほか、グリーン個室1室料金28000円が必要となります。

1両まるごと個室になるので、大切な人と特別な時間を過ごせる格別の旅になるでしょう。


伊予の小京都、伊予大洲駅にて

伊予灘ものがたりをアニメのワンシーン聖地風に観光案内

伊予灘ものがたりでの旅は大洲編と双海編は伊予大洲駅と松山駅とを結んでいます。

伊予大洲駅がある大洲市は伊予の小京都とも呼ばれていて、百名城の大洲城や明治大正時代の建物が数多くあるレンガ通りの道など、歴史ロマン溢れる街です。

伊予大洲駅では駅のホームから遠くまで見通しが大変良いので、伊予灘ものがたりの撮影にぴったりでした。
写真は松山駅を出発して2時間の旅を楽しんだあと、いよいよ大洲編の旅が終わり間近の一コマ。


双海編にそなえて折り返しの準備

伊予灘ものがたりをアニメのワンシーン聖地風に観光案内

伊予大洲駅に到着した車両は、次の双海編に備えて準備作業に入ります。
準備時間は約30分ですが、その間にも沢山の人がやってきます。

乗車予定の人、写真目当ての人、たまたま駅のホームに居た人などなど。

写真奥の車両近くに旗をもった人が居るのですが、この人は大洲城から来たお出迎えの派遣武士(笑)。
ホームに居た多くの人と写真撮影をしていました。
こういうご当地ならではのおもてなしも、伊予灘ものがたりの醍醐味なのです。


駅のホームの一角にて

伊予灘ものがたりをアニメのワンシーン聖地風に観光案内

出発が近づくと駅のホームには誰も居なくなってしまいました。
車両に乗り込むことができるのは出発の5~10分前なので、結構ギリギリまで清掃と準備をしているみたいですね。

ちなみに大洲編と双海編は伊予大洲止まりで折り返して松山駅に向かいます。
夕刻に発車する八幡浜編と道後編は、松山駅と八幡浜駅の折り返し運転となっています。

伊予大洲駅と八幡浜駅の間では、とても嬉しいおもてなしがあるのですがそれはこのあとご紹介します。


大洲城の武士が旅の無事を祈ってお見送り

伊予灘ものがたりをアニメのワンシーン聖地風に観光案内

伊予大洲駅を発車する時は、大洲城の武士がお見送りをしてくれます。
家紋付きの旗を持った甲冑武士のおもてなしは貴重な体験ですよ。

ちなみに松山市にも現存12天守の松山城があるのですが、私が取材したときは松山城の武士のお出迎えはありませんでした。
もしかしたら期間限定で現れるかもしれませんが、、。


清流肱川を渡る時に大洲城の武士総出でお出迎え!

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伊予灘ものがたりの大洲編と双海編では大洲城を車窓から眺めることができないのですが、八幡浜編と道後編に乗車した人だけが味わえるのがこの風景です。
大洲城すぐ横の本丸から場内の武士が出迎えてくれます。
旗を持った10人以上の嬉しいお出迎えは生涯忘れることはないでしょう。
(ただネタバレしますと、この時は甲冑を来た人はほとんど居なくて私服で旗を振ってくれたようです)

ちなみに写真にある、肱川の架かった橋を渡る時は通常より列車速度をかなり落として運行します。
なのでお出迎えの武士と大洲城との写真を沢山撮ることができますよ。


伊予灘ものがたりと大洲城のツーショット

伊予灘ものがたりをアニメのワンシーン聖地風に観光案内

伊予灘ものがたりのパンフレットなどで良く見かけるショットです。

私もタイミング良く撮影することができたのですが、川にほとんど水が流れていないのが残念。
4月上旬には大洲城の桜が開花するので、更に感動する風景が待っているでしょう。

肱川は日本の三大鵜飼いが行われている場所で、5羽の鵜を伴って暗闇の中見事な鵜網捌きで乗客を魅了しています。
夏には河川敷で花火大会も実施され、大洲の夜空を彩ります。


八幡浜駅にて

伊予灘ものがたりをアニメのワンシーン聖地風に観光案内

八幡浜駅には伊予灘ものがたりをモチーフにした待合室があります。
レンガと木材をふんだんに使用した部屋で、旅に出発する人や旅を終えた人いろいろな思いが交錯している空間です。

なお伊予灘ものがたりの最終便は、ここ八幡浜駅を出発する道後編です。
4便運行されている伊予灘ものがたりですが、一番のお勧めは道後編ですよ。

先ほどご紹介した大洲城でのお出迎えも嬉しいのですが、なんといっても車両のシンボルカラーである夕焼け空を満喫できる旅なのです。
八幡浜駅を16:14に出発して、夕焼けの名所下灘駅に17:15分に到着します。
下灘駅で9分間停車するのでホームに降りて写真を撮ることができますが、このタイミングで瀬戸内海に映る夕日を見られるかもしれません。

ただ17:15分前後に瀬戸内海に沈む夕日を眺められる時期は2月と11月となってます。
しかもこの時期は夕日が沈む方向がかなり西に偏っているので、ホームから夕日を直接見れるかどうかはちょっと微妙かも。
ただ空の色は茜色に染まります。

下灘駅真正面に夕日が望める最適期間は6月~9月なのですが、この時期は日の入りが18時過ぎなので、伊予灘ものがたりが下灘駅に到着する17:15はまだまだ明るいんですよね。
期間限定で夕日が見れるベストタイミングに運行ダイヤを遅く変更できればもっと感動する旅になると思うのですが、JR四国さんどうでしょうか?(笑)

下灘駅で夕日が沈む実際のシーンはこんな感じです(絵画風)☟

下灘駅をアニメのワンシーン風に

下灘駅は青春18きっぷのポスターになったり、NHKのドキュメント番組で取り上げられるなど、日本でも有名な駅となってます。
古くはフジテレビの東京ラブストーリーで重要シーンの一つとして有名でしたが、今では駅のホーム真正面に海が広がる風景を求めて特に若い人が多く訪れるようになりました。

私も年に数回訪問していますが、曇り空の時でも常に10人以上はホームに居る状態です☟

下灘駅をアニメのワンシーン風に

伊予灘ものがたりが下灘駅に停車している時は、かなり賑やかなお出迎えがあるらしいので、私も近々訪問したいと思います。
今後も新しい写真を随時アップしたいと思いますので、ぜひご期待下さい。

以上「JR四国観光列車「伊予灘ものがたり」をアニメのワンシーン聖地風に観光案内してみる」でした

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