愛媛県西条市には、国民休暇村が運営しているキャンプ場があります☟
国民休暇村は国立公園や国定公園内に位置している滞在型宿泊施設のことで、半分国が援助しているリゾート施設です。
国が援助しているだけあってロケーションは抜群に良くて、温泉やテニスコートなど施設も充実しています。
今回は、愛媛県にある国民休暇村瀬戸内東予が管理運営しているキャンプ場の、サイト状況や駐車場、トイレなどの詳細情報を実際の写真と共にご紹介します。
訪問日は2021年3月です。
3つのポイントはこちら☟
①全てオートサイト(予約制)直付け駐車可能。キャンプ場内もかなり綺麗で整備されている
②目の前が海なので海水浴を楽しめる
③温泉やテニスコートなど、施設も充実している
愛媛県西条市、国民休暇村管理運営のキャンプ場最新情報【2021.02訪問】
キャンプ場詳細DATA
受付場所 | 休暇村本館フロントにて(キャンプ場ではできない) デイキャンプ(8時~16時) 宿泊(13時~翌11時) ・手ぶらでキャンププラン(1泊2食大人1名8100円) ・AC電源付持込テントサイト(食事無しサイト利用料4200円+管理費大人1名520円) ・持込テントサイト(食事無しサイト利用料3150円+管理費大人1名520円) ※日ごとにサイト利用料+日ごとに人数課金 |
オートサイト数と料金と駐車場 | 第一キャンプ場は全23区画 ・駐車場は一区画につき1台駐車可能 ・真横には直付け駐車できないサイト区画があるので注意 ・常設テントがあるらしいが、3月に訪問した時にはなかった ・サイト場所の指定は出来ない! ・松の木が生えている区画もあるが、枝がかなり低いのでテントに当たる可能性がある ・区画の広さはどこもほぼ同じ、テント2張ぐらいの広さ 第二キャンプ場は全15区画 ・AC電源付きのサイトが二区画ある ・サイトの隣同士が離れていたり植え込みで隔離されているので、隣を気にしないでキャンプできる ・車を直付け駐車可能 ・サイト場所によって広さが違う(一番奥のサイトが広め) |
サイトの広さ | ・広さだけでいうと第一キャンプ場の方が広いが、テント2張りが限界か ・第二キャンプ場は隣と隔離されているが、あまり広くない |
管理人の常駐 | 管理棟があるので、繁忙期には居るかも(3月には管理棟自体営業していなかった) 何かあれば休暇村に電話すれば対応してくれると思う |
出入口のゲートの有無 | ゲート2か所有り ・キャンプ場に向かう道路入口ゲート(21時~6時は通行止め) ・キャンプ場の敷地内に入る道路入口ゲート |
トイレ | 第一と第二キャンプ場にそれぞれ1か所ずつ有り 掃除されていて綺麗 |
炊事場 | 第一と第二キャンプ場にそれぞれ1か所ずつ有り |
かまどの有無 | 第一キャンプ場炊事棟に有り |
屋根付きで食事できるか | 炊事場はあまり広くないので食事するのは難しい 休暇村建屋内にレストラン有り |
レンタル品 | 食材やテントはコミコミプラン料金有。各種キャンプ用品がレンタルや購入可能 ・コンロ小(920円/1日) ・テーブル・イスセット(1200円/1日) ・炭(1650円/6kg) ・薪(510円/一束) |
インターネット予約の有無 | 可能 |
シャワーなどの有無 | キャンプ場に隣接している管理棟に、夏季限定温水シャワー有り(300円) キャンプ場利用者は、休暇村の温泉を利用できる(18時~20時、500円) |
近くのコンビニやスーパー | コンビニまで車で約7分 スーパーまで車で約15分 |
メリット | ・綺麗に整備管理されたキャンプ場、トイレも綺麗 ・プランによっては手ぶらで行ってキャンプできる ・目の前が海なので、夏場は海水浴で楽しめる ・温水シャワーや休暇村の温泉が利用できる ・夜間はゲートが閉まるので、セキュリティ面でも安心 ・手持ちの花火が場所限定だができる(打ち上げ式は禁止) |
デメリット | ・料金がそれなりに必要 ・サイト場所の指定ができないので、場所によっては不便に感じるかも ・サイトはあまり広くない ・第一キャンプ場が混んでいる場合、隣が気になるかも |
公式ホームページ(リンクします) | 休暇村瀬戸内東予公式ホームページ |
オートサイト案内
キャンプ場に行く為の道路は一つしかありませんが、その入口(休暇村建物すぐ横)にはゲートがあります。
夜間(21時~翌6時)は閉鎖されて車の通行が一切できなくなりますのでご注意下さい☟
道路を進んでいくと下り坂の先に管理棟があって、その隣には広い駐車場があります。
この駐車場は誰でも無料で利用可能です☟
駐車場目の前に見える建物が入口ゲート横の休暇村なのですが、ここからその休暇村までは見た目よりかなり遠いのです。
歩くと最低でも10分、ゆっくりだと15分ぐらいかかってしまうかもしれません。
高低差もあるので、夜に休暇村まで散歩がてら温泉に入りにいくか!と思っている方は、覚悟して行って下さい(笑)。
駐車場すぐ横の管理棟には、更衣室やトイレ、温水シャワーなどがあります。
私が行った3月には営業していませんでした☟
海水浴が出来る海が目の前にあるので、キャンプ場利用者だけでなく、夏場は海を利用する一般の方も多く訪れます。
管理棟の隣がキャンプ施設入口となっています☟
ここにもゲートがあって、キャンプ場利用者の車しか進入できません。
キャンプ場利用者はリモコンでゲートを操作するようです。
キャンプ場全体はこんな感じになっています☟
ゲートの先にあるのが、第一キャンプ場です。
ちなみにここのキャンプ場は第一と第二キャンプ場がありますが、第二キャンプ場に2区画あるAC電源付きサイトを除いては、サイト場所の指定は出来ないので注意して下さい。
もしかしたら当日受付する時に場所の要望を聞いてくれるかもしませんが、、
第一キャンプ場自体はかなり広くなっています☟
一見広そうですが、手前と奥に分かれているので、実際はテント2張りぐらいが限界だと思います☟
サイト全体が草で覆われていて、土の固さも普通だと思います。
松の木が生えている区画もあるのですが、この松の木の枝が結構低いんですよ。
テントに当たりそうなぐらい枝が低く、その周辺には松ぼっくりが大量に落ちていましたので、ちょっと利用するのをためらってしまいます☟
駐車場は1つのサイトにつき1台駐車可能です☟
第一キャンプ場奥のサイトに関しては、サイトと駐車場が少し離れていますので、ちょっと不便かもしれません。
複数個所に使用済み灰入れがありました☟
キャンプと言えば大量に発生したゴミを持って帰るのが面倒なのですが、こちらではゴミを捨てて帰ることが出来ますよ☟
トイレは広めで、実際に利用してみましたが綺麗でしたよ☟
こちらが炊事棟。屋根付きですが、ここで食事をするのは無理そうです☟
炊事棟もそれなりの広さがありますが、第一キャンプ場は全部で23区画ありますので、時期によっては炊事場がかなり混雑するかもしれません。
第一キャンプ場の先に第二キャンプ場があります。
こちらにはAC電源付きの区画が2つあります☟
この第二キャンプ場は、区画同士が離れていたり境界線に植え込みがあります。
なので隣を気にする事なくキャンプできますよ☟
ただサイトは第一キャンプ場と比較して狭くなっていますし、最初にご紹介した通りここのキャンプ場はサイト場所の指定ができないので、第二キャンプ場を利用したいと思っても実際に利用できるかどうかは分かりません。
絶対に第二キャンプ場を利用したい方は、AC電源付きプランを予約した方が良いでしょうね。
駐車場はサイト真横に直付けできます☟
トイレも綺麗でした☟
炊事棟は屋根付きなのですが、第一キャンプ場の炊事棟にある「かまど」がありません。
テーブルとイスがあるのは嬉しいポイントなのですが、、☟
目の前が海という最高のロケーション
この休暇村瀬戸内東予キャンプ場最大の特徴が、目の前に広大な瀬戸内海が広がっているのです☟
日本の渚百選にも選ばれた「桜井海岸」で、第一キャンプ場と第二キャンプ場、どちらからでも海に行く通路があります。
あまりにも海に近いので、サイトの場所によっては波の音を聞きながら夜を過ごせますよ。
私が行った時はあいにくの曇り空でしたが、この場所からは日の出を見ることが可能です☟
沿岸には西条市や新居浜市の街並みが見えて、遠くには西日本最高峰の石鎚山を筆頭に四国の山並みが広がっています。
温泉や体験アクティビティなど
最初にご紹介した管理棟には温水シャワーがありますが、夏季限定となっています。
そこでキャンプ場を利用している方は、夕方6時から8時までの時間限定で、休暇村建物内にある温泉が利用可能です(有料500円)。
その時間帯にキャンプ場と休暇村とのシャトルバスがあるようです。
徒歩だと10分以上かかりますので、シャトルバスか自家用車で行きましょう。
全国の休暇村では、その地域独自の体験アクティビティを開催しています。
この休暇村瀬戸内東予では、夏場の夜に桜井海岸でウミホタル観賞会を行っています。
ウミホタルの採取から発光観察などを楽しむことができるようですよ。
また遊歩道途中にある東屋より星空を眺めて、星座の話をするスターウォッチングイベントも行っています☟
休暇村建物内のラウンジでは、砥部焼の絵付け体験も開催されるなど、時期によって内容が変わりますので、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか。
まとめ
さすが全国に展開している休暇村が管理運営しているキャンプ場ということで、とても綺麗でした。
サイトの一つ一つはそこまで広くないですが、トイレや炊事棟はきちんと掃除されていて気持ちよく使うことができます。
ゲートが2か所あるので怪しい部外者が進入してきませんし、何かトラブルがあれば休暇村に電話すればすぐかけつけてくれる安心感があります。
キャンプ経験が無い方でも、通常なら常設テントが設置されているみたいなので、お金さえ出して食材付きのプランを予約すれば、ほぼ手ぶらでキャンプすることもできます。
目の前が海ということで、夏場は最高のキャンプができそうですね。
反面管理されたキャンプ場ということで、それなりの金額は必要です。
サイトの場所を選べないのもちょっと残念で、当日現地に行くまでどこのサイトになるのか分からないのが不安な方も居るかもしれません。
皆さんの参考になれば嬉しいです。
以上「【2021年版】愛媛県休暇村瀬戸内東予のキャンプ場、サイトやトイレ、駐車場など最新情報詳細まとめ」でした。