道路を走行する自動車やバイク、自転車に対し、車間距離を極端に詰めたり前方で急ブレーキ急接近など運転中に煽る「あおり運転」が問題になっています。
ニュースでも度々報道されていて、いつ私たちも遭遇してしまうか分かりません。
先日愛媛県警が、5月1日に開設した「あおり運転撲滅BOX」へ投稿された情報により摘発したとの報道がありました。
愛媛県内を運転中に、あおり運転やその他の危険行為などに遭遇した場合、ぜひこちらの県警サイトへ投稿してみましょう☟
あおり運転に特化したサイト開設は四国では初で、直接被害に遭ったり、目撃したりした時期、場所や状況を投稿します。
写真や動画の有無も記入します(投稿時は動画などを添付する必要はありません。後日警察から連絡があった場合に提供を求められる場合があるようです)。
5月24日までに27件の投稿があったようで、1件を摘発、1件の警告を出しています。
今回摘発された事案は次の通りです。
5月14日午後7時5分頃、新居浜市の市道で軽乗用車を運転中、西条市の男性会社員の軽乗用車を追い抜いて急ブレーキを繰り返した疑い。
被害に遭った男性があおり運転の内容をBOXに投稿し、県警がドライブレコーダーの映像から行為などを特定。
違反した男性は「相手が急いでいると思ってよけて先に行かせたが、遅かったので腹が立った」と話している。
こういうあおり運転を行う運転手の特徴として、前方の車をさっさと追い抜いていけばいいのにもかかわらず、わざわざ急ブレーキなどで車間距離を詰めるといういやがらせ行為を繰り返す事です。
新型コロナウイルスの影響下で「自粛警察」という行為が社会問題になっていますが、こういう間違った正義感、勘違いした価値観がとんでもない事態を引き起こす可能性があるという事です。
今回の事案は道路交通法の急ブレーキ禁止違反の疑いで摘発されていて、行政処分としては違反点数2点と反則金7000円(普通車)が科せらます。
しかし煽り運転による危険行為が後を絶たない現状を踏まえて、例え事故にならなくても今後一発免停になるなどの道路交通法の改正が検討されているようです。
以上、「愛媛県内であおり運転に遭遇したら県警の「あおり運転撲滅BOX」に連絡!過去に摘発例有り!」でした。