毎年3月下旬に開幕する日本プロ野球のペナントレース。
その初戦は各チームの顔ともいえるエース投手が登板するので、何がなんでも勝ちたいのはどのチームも同じだと思います。
しかし過去10年の勝敗を見てみるとチームによって大きく差が出ています。
このブログでは2014年から2023年までの過去10年の開幕戦で苦戦しているチームの勝敗結果をご紹介します。
最近強くなっているチームがランクインしているなどちょっと意外な結果でした。
あなたの応援しているチームが気になる方は必見ですよ。
開幕戦で全然勝てない苦戦中のチームはどこだ
ワースト1位:(2勝8敗)横浜DeNAベイスターズ、オリックス・バファローズ
横浜DeNAベイスターズ | 32得点 | 60失点 |
オリックス・バファローズ | 29得点 | 42失点 |
開幕戦で最も勝てないチームは2球団ありました。
横浜DeNAベイスターズは過去10年で優勝こそありませんが、Aクラスが5回あって十分優勝が狙えるチームです。
ただし開幕戦だけには滅法弱く、特に投手陣が崩壊して大量失点につながっています。
2022年の11失点をはじめとして、9失点も2試合あり、はっきり言って勝負になっていないのが現状です。
2020年から開幕戦4連敗中なので、投手陣の調整不足による大量失点を投手出身の三浦監督になんとかしてもらいましょう。
2021年から3年連続リーグ優勝しているオリックス・バファローズ。
ブログをかいているこの時点で最も戦力が充実しているチームだと個人的には思いますが、過去10年の開幕戦だけみると悲惨な状況となっています。
特に2011年から引き分けを挟んで11連敗と目も当てられない試合が続いていました。
得点と失点の差は▲13点と壊滅的ではないんですが、1点差2点差という接戦をことごとく落としてしまいました。
ワースト3位:(3勝7敗)北海道日本ハムファイターズ
27得点 | 50失点 |
次に開幕戦で勝てないのは北海道日本ハムファイターズでした。
開幕戦10試合で27得点はワースト2位、50失点もワースト2位で、打てない守れない状況が続いています。
2020年から開幕戦4連敗中ですが、4試合で4得点と1試合平均1点しか取れない極貧打ぶり、、、。
打者出身の新庄監督による打線の奮起に期待しましょう。
では4位以下のみなさんを一覧でご紹介します。
4位以下のみなさんはこちら
4位:中日ドラゴンズ | 4勝6敗 | 41得点 | 50失点 |
4位:千葉ロッテマリーンズ | 4勝6敗 | 26得点 | 38失点 |
6位:広島東洋カープ | 5勝5敗 | 45得点 | 36失点 |
7位:阪神タイガース | 6勝4敗 | 48得点 | 48失点 |
7位:東京ヤクルトスワローズ | 6勝4敗 | 55得点 | 34失点 |
7位:埼玉西武ライオンズ | 6勝4敗 | 39得点 | 26失点 |
10位:読売ジャイアンツ | 7勝3敗 | 43得点 | 36失点 |
10位:東北楽天ゴールデンイーグルス | 7勝3敗 | 44得点 | 28失点 |
12位:福岡ソフトバンクホークス | 8勝2敗 | 43得点 | 24失点 |
4位は中日ドラゴンズと千葉ロッテマリーンズでした。
ドラゴンズは過去10年でAクラス入りしたのが1回しかなく、ペナントレースも苦戦中です。
広いナゴヤドームを生かした守り勝つ野球で奮起を期待しましょう。
千葉ロッテマリーンズは10試合で26得点と、12球団で一番得点が取れないほど貧打に苦しんでいます。
ペナントレースでは過去10年でAクラス5回、2位も3回と十分優勝を狙えるチームですが、開幕戦に限っては苦戦しているようです。
打線が頑張るしかないのでしょうか。
6位の広島東洋カープは5勝5敗ですが、得失点差は+9点なので勝ち越してもよさそうな成績です。
2016年から3年連続リーグ優勝した強豪チームですが、それ以降はBクラス入りも複数あって近年苦戦しています。
打者と投手のバランスがカギを握りそうです。
7位は3球団。
2023年に38年ぶりに日本一になった阪神タイガース。
それまではなかなか優勝できずにイマイチだったイメージだったのですが、開幕戦に限っては以外にも勝ち越していたんですね。
得失点差は±0点とまさに均衡した試合をモノにしているようです。
2024年は岡田監督と共に球団初の連覇に挑みます。
東京ヤクルトスワローズは55得点と12球団の中で最強の得点力を誇ります。
得失点差は驚異の+21点!ホームランも開幕戦10戦で10本と、こちらもトップです。
埼玉西武ライオンズも得失点差が+13点とバランスの取れたチームです。
過去10年でAクラス入り5回の成績はさすがです。
10位は2球団。
読売ジャイアンツは10試合中8試合で菅野投手が開幕投手になっていて、そのうち5試合が勝利投手となっています。
過去10年間でAクラス入り7回、リーグ優勝も3回していますが、2022年からは2年連続のBクラスに低迷。
2024年からの阿部新監督に期待しましょう。
そして私の予想を遥かに上回った東北楽天ゴールデンイーグルス。
過去10年でAクラス入りは3回、リーグ優勝は無いのですが、開幕戦だけ見るとかなり強いのです。
得失点差も+16点と上位チームにも負けず劣らずの立派な成績!
楽天グループ社長兼会長の三木谷氏からの叱咤激励が効いているのでしょうかね。
そして堂々の12位、開幕戦で最も勝っているのが福岡ソフトバンクホークスでした。
勝率は驚異の8割!
得失点差は+19点、投打ともバランスがとても良く、2017年から開幕戦7連勝中です。
過去10年を見ても、Aクラス入り9回!優勝も4回とまさに常勝軍団と言っても過言でありませんが、2024年1月にチームに関するいろいろなニュースが駆け巡っています。
西武から山川選手がFAで加入、その際の人的補償で一時チームの顔だった和田毅投手が放出されかかるという事態がかなり問題となりました。(実際は甲斐野央投手が西武に移籍)
2024年から新たに指揮をとる小久保新監督の手腕に注目です。