みなさん、野球ゲームで何が一番好きですか?
実況パワフルプロ野球やプロ野球スピリッツなど、コナミの作品を挙げる方も多いと思いますが、、
「ファミスタ」です!
任天堂の家庭用ゲーム機「ファミリーコンピューター」で一番最初に発売された野球ゲームは「ベースボール」ですが、その後驚きの完成度で発売されたのがナムコの初代「ファミリースタジアム」
通称「ファミスタ」です☟

ファミスタは2020年に最新作が家庭用ゲーム機で発売されるなどファンも多いのですが、ファミコンで一番面白い野球ゲームと言えば「ファミスタ」と手を挙げる方がほとんどではないでしょうか?
※私の独断と偏見です(笑)
そんなファミコン版ファミスタシリーズ全9作品を通じて最強の4番打者を決めよう!というのが、このブログの趣旨です。
そして今回選出した最強の4番候補の7人がこちら(チーム順に列記)☟
・ひろさわ
・あきやま
・きよはら
・いしみね
・おちあい
・ぱっく
ちなみにこの7人は、ファミコンのファミスタ9作品全てに出場している皆勤選手で、皆勤できなかった選手は候補から外しています。
そして9作品の「平均打率部門」と「合計本塁打部門」の2部門で成績を集計した結果、最強の4番を決める流れです。
最強の4番なんだから、シンプルに打率と本塁打で決めてみようじゃないですか!(打点はゲームデータが無い)
昔のファミコンに詰まっている懐かしい思い出を感じながら撮影してみました(笑)☟

まずは各選手の作品毎の成績をご紹介していきましょう。
ファミコン版ファミスタ9作品通して最強の4番は誰だ?
「はら」の全成績

シリーズ タイトル | 選手名 | 打率 | 本塁打 |
ファミリースタジアム | たつのり | .284 | 32 |
ファミリースタジアム’87 | たつのり | .302 | 36 |
ファミリースタジアム’88 | はり | .296 | 34 |
ファミスタ’89開幕版 | はり | .300 | 34 |
ファミスタ’90 | はり | .284 | 32 |
ファミスタ’91 | はり | .298 | 24 |
ファミスタ’92 | はり | .282 | 26 |
ファミスタ’93 | はら | .272 | 28 |
ファミスタ’94 | はら | .230 | 13 |
.283(平均) | 259(合計) |
若大将こと「はら」は、初代ファミリースタジアムの時点で4番を務めています。
Gの4番といえば「ながしま」が有名ですが、「はら」も負けてはいませんよ。
打撃成績に関しては、7人の中で突出してはいないものの平均した成績となっています。
何と言っても昭和時代中盤から後半にかけて、プロ野球チームで圧倒的人気だった「G」の4番を務められるんですから、それだけでもすごいんですよね。
監督としての実績もあり、まだまだ野球界で活躍しそうな「はら」です。
「ひろさわ」の全成績

シリーズ タイトル | 選手名 | 打率 | 本塁打 |
ファミリースタジアム | ひろさわ | .252 | 18 |
ファミリースタジアム’87 | ひろさわ | .266 | 18 |
ファミリースタジアム’88 | ひぽさわ | .288 | 28 |
ファミスタ’89開幕版 | ひぽさわ | .278 | 28 |
ファミスタ’90 | ひぽさわ | .276 | 24 |
ファミスタ’91 | ひぽさわ | .296 | 26 |
ファミスタ’92 | ひぽさわ | .300 | 26 |
ファミスタ’93 | ひろさわ | .282 | 23 |
ファミスタ’94 | ひろさわ | .288 | 27 |
.281(平均) | 218(合計) |
「ひろさわ」といえば、同じSチームの「いけやま」とのコンビで有名ですが、その「いけやま」は初代ファミリースタジアムにだけ出場していません。
「ひろさは」は後年、GチームやTチームを渡り歩きましたが、その安定した打撃成績が特徴です。
3年目のファミリースタジアム’88からは、打率は.275以上で本塁打も20本以上の成績を残しています。
当時のSチームはかなりの弱小球団であり、優勝どころか晩年Bクラスの常連でした。
その後監督が「のむら」になり、弱小球団から常勝集団へと変わっていくのですが、そこでも「ひろさわ」は活躍しています。
7人の中で本塁打は一番少ない成績ですが、「ふるた」や「いけやま」などと組む打線は脅威でしたね。
そして以外なのが足が速いことで、特にファミスタ’89と’90では走力が14と、1番打者に匹敵するぐらいの走力値となっています。
「あきやま」の全成績

シリーズ タイトル | 選手名 | 打率 | 本塁打 |
ファミリースタジアム | あきやま | .260 | 40 |
ファミリースタジアム’87 | あきやま | .254 | 44 |
ファミリースタジアム’88 | あきかわ | .286 | 42 |
ファミスタ’89開幕版 | あきかわ | .274 | 40 |
ファミスタ’90 | あきかわ | .286 | 38 |
ファミスタ’91 | あきかわ | .272 | 32 |
ファミスタ’92 | あきかわ | .284 | 38 |
ファミスタ’93 | あきやま | .298 | 34 |
ファミスタ’94 | あきやま | .242 | 31 |
.273(平均) | 339(合計) |
Lチームの「あきやま」は、打って守って走ってと3拍子揃ったスーパー選手です。
特に初代ファミリースタジアムから4作品連続で40本塁打以上と圧倒的な成績を残しています。
更にファミコン9作品全てで30本塁打以上の成績を残しており、これは全出場選手通じて「あきやま」一人だけなのです。
三冠王を3度取った「おちあい」でさえ、後年は本塁打が30本を切ってしまいます。
7人の4番候補の中で打率こそ一番低いものの、合計本塁打数はなんと1位なのです。
今回は調査対象外ですが、「あきやま」は足がとてもはやくて、走力数値が15~17と1番打者の特徴である俊足も兼ね備えています。
「きよはら」の全成績

シリーズ タイトル | 選手名 | 打率 | 本塁打 |
ファミリースタジアム | きよはら | .300 | 32 |
ファミリースタジアム’87 | きよはら | .270 | 30 |
ファミリースタジアム’88 | きよすく | .290 | 30 |
ファミスタ’89開幕版 | きよすく | .278 | 36 |
ファミスタ’90 | きよすく | .282 | 36 |
ファミスタ’91 | きよすく | .300 | 38 |
ファミスタ’92 | きよすく | .280 | 30 |
ファミスタ’93 | きよはら | .272 | 36 |
ファミスタ’94 | きよはら | .270 | 24 |
.282(平均) | 292(合計) |
甲子園時代、KKコンビで日本中を沸かせた「きよはら」は、7人の中で合計本塁打数で3位につきました。
打撃タイトルとは無縁でしたが、打率や本塁打共に他チームの4番打者を上回った成績を残しています。
初代ファミリースタジアムからファミスタ’93まで、8年連続30本塁打以上はすごいですよ。
そして一番特筆すべきなのが、9作品全てにおいて4番打者を務めている事なのです。
また比較してしまうのですが、「おちあい」でさえ初代ファミリースタジアムだけ3番を務めています。
成績以外で判断すると、ファミコン版ファミスタで真の4番は「きよはら」なのかもしれませんね。
「いしみね」の全成績

シリーズ タイトル | 選手名 | 打率 | 本塁打 |
ファミリースタジアム | いしみね | .302 | 28 |
ファミリースタジアム’87 | いしみね | .310 | 34 |
ファミリースタジアム’88 | いしみえ | .292 | 26 |
ファミスタ’89開幕版 | いしみえ | .302 | 28 |
ファミスタ’90 | いしみえ | .294 | 24 |
ファミスタ’91 | いしみえ | .286 | 38 |
ファミスタ’92 | いしみえ | .266 | 30 |
ファミスタ’93 | いしみね | .270 | 19 |
ファミスタ’94 | いしみね | .286 | 27 |
.290(平均) | 254(合計) |
初代ファミリースタジアムでは控え選手だった「いしみね」。
控えなのに打率打点共4番打者並みで、なんでこの選手が控えなんだ!と突っ込みを入れた方も多いでしょう。
そんな「いしみね」は、打率で7人中3位につきました。
打率と本塁打共安定した成績を残していますし、後年はTチームでも活躍しました。
勝負強い打撃が売りの選手で、打点王にも1回輝いています。
「おちあい」の全成績

シリーズ タイトル | 選手名 | 打率 | 本塁打 |
ファミリースタジアム | おちあい | .364 | 50 |
ファミリースタジアム’87 | おちあい | .350 | 42 |
ファミリースタジアム’88 | おみあい | .324 | 38 |
ファミスタ’89開幕版 | おみあい | .320 | 36 |
ファミスタ’90 | おみあい | .312 | 36 |
ファミスタ’91 | おみあい | .310 | 34 |
ファミスタ’92 | おみあい | .320 | 32 |
ファミスタ’93 | おちあい | .290 | 20 |
ファミスタ’94 | おちあい | .310 | 22 |
.322(平均) | 310(合計) |
3度の三冠王タイトルを取るなど、圧倒的な強さの「おちあい」。
合計本塁打こそ「あきやま」に負けてしまいましたが、9作品中8作品で打率が.300以上、平均打率も.322と7人の選手の中でも突出した成績となっています。
特に初代のファミリースタジアムでは、打率.364・本塁打50と、まさにラスボス状態!
「おちあい」所属チームのFチームははっきり言ってあまり強くないのですが(笑)、その中でも群を抜いているんですよ。
Rチームの「ぶうま」も化け物ですが、「おちあい」もスゴイ!
「ぱっく」の全成績

シリーズ タイトル | 選手名 | 打率 | 本塁打 |
ファミリースタジアム | ぱつく | .300 | 20 |
ファミリースタジアム’87 | ぱつく | .300 | 20 |
ファミリースタジアム’88 | ぱつく | .332 | 32 |
ファミスタ’89開幕版 | ぱつく | .310 | 28 |
ファミスタ’90 | ぱつく | .300 | 26 |
ファミスタ’91 | ぱつく | .300 | 28 |
ファミスタ’92 | ぱつく | .300 | 26 |
ファミスタ’93 | ぱっく | .288 | 24 |
ファミスタ’94 | ぱっく | .302 | 28 |
.304(平均) | 232(合計) |
ファミスタシリーズではおなじみの、ナムコキャラで構成されている「N」チーム。
その不動の4番が「ぱっく」です。
打撃成績では7人の中で「おちあい」に次ぐ高打率であり、平均打率が.300を超えたのはこの2人となっています。
本塁打数こそ7人の中では少ない方ですが、決して強くないNチームの中ではすごく頼りになる存在なのです。
そして9作品総てで4番を務めていて、これもLチームの「きよはら」と2人だけなのです。
「ぱっく」は能力と実績共にバランスの取れた4番打者と言えるでしょう!
なお初期のファミリースタジアムと’87において、「ぱっく」の走力が最低クラスの「3」とかなり低くなっています。
あの「おちあい」でさえ走力は「6」ありますから、どこか怪我でもしているんでしょうか?(笑)
その後シリーズを重ねるにつれて走力は上がっていて、ファミスタ’92では走力は過去最高の「8」となっており、「おちあい」と並ぶぐらいの走力となってます。
「ぱっく」が必死で練習に取り組んだ成果(?)でしょう。
ひたむきにチームの為に頑張る、それが「ぱっく」なのです。
平均打率部門トップに輝いたのは??

選手名 | 9作品平均打率 |
おちあい | .322 |
ぱっく | .304 |
いしみね | .290 |
はら | .283 |
きよはら | .282 |
ひろさわ | .281 |
あきやま | .273 |
平均打率部門トップに輝いたのは、.322と他を圧倒した「おちあい」でした。
9作品中8作品において打率.300以上の安定した成績は、さすが!としか言いようがありません。
打率部門において、3位から6位までは率において「.009」以内に4人がひしめき合う大混戦状態となっています。
その中でも頭一つ抜き出たのが「いしみね」でした。
他の7人と比較するとはっきりいって地味な存在なのですが(笑)、4番候補としてしっかりとした地位を築いています。
合計本塁打数トップに輝いたのは?

選手名 | 9作品合計本塁打数(本) |
あきやま | 339 |
おちあい | 310 |
きよはら | 292 |
はら | 259 |
いしみね | 254 |
ぱっく | 232 |
ひろさわ | 218 |
合計本塁打数トップに輝いたのは、「おちあい」ではなく「あきやま」でした。
全9作品総てにおいて30本以上の本塁打を打っているのは「あきやま」ただ一人です。
平均打率は7人の中で一番低いのですが、それが霞んでしまうぐらいの長打力が魅力です。
3冠王を3度とった「おちあい」でさえ及ばなかったのですから、誰もが納得してしまう結果だと思います。
ちなみに3位には「あきやま」と同じチームの「きよはら」でした。
本塁打数1位と3位が同じチームに居るんですから、そりゃ強いですよね~。
このファミコン版ファミスタが発売されていた時期は、Lチームは黄金期を迎えています。
投手陣もすごく豊富で、現代に例えると「H」チームのような感じでしょうか。
リーグ優勝は当たり前で、日本シリーズでも無類の強さを発揮していました。
結局ファミコン版ファミスタ真の4番は?
平均打率と合計本塁打数が違ってしまうという意外な結果だったのですが、その「おちあい」と「あきやま」の成績を比較した結果、、


4番打者はチームの顔であり打線の軸です。
ズバリ言うとランナーを返すのが仕事であり、極論を言うと足がどんなに遅くても問題ありません(笑)
これが最強の3番打者決定戦!とかだと「あきやま」なのでしょうが、やっぱり4番と言えば「おちあい」でしょうね。
ちなみに初代ファミリースタジアムから3作品目までの合計本塁打に限ると、「おちあい」が1位なんですよ。
ただ、4作品目で「あきやま」に抜かれています。
「あきやま」は打率こそ低いものの、本塁打数は初代から4年連続40本塁打以上打っています。
しかも足が速いですから、4番に置いておくのはもったいないくらいですよね。
「おちあい」「あきやま」この2人に盛大な拍手を送りたいと思います☟

ファミコン版ファミスタの最強の4番は「おちあい」でしたが、最強のエースも決まりましたよ
(記事をクリックしてね)☟
みなさん、野球ゲームで何が一番好きですか? 実況パワフルプロ野球やプロ野球スピリッツなど、コナミの作品を挙げる方も多いと思いますが、、 私は何といっても「ファミスタ」です! 任天堂の家庭用ゲーム機「ファミリーコンピューター」で一番[…]
せっかく最強の4番と最強のエースが決まったので、ファミコンを舞台に対決企画でも考えたいと思います。
以上「【最強の4番は誰?】ファミコン版ファミスタ全9作品皆勤選手で最強の4番を決める!【打率部門と打点部門】」でした。