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嫉妬には世代格差がある!高級車が気になるおじさんとスタイルが気になる20代女性

嫉妬心を少しも持たず、友人の成功を喜ぶ強い性格の持ち主は皆無である・・・

古代アテネの三大悲劇詩人の一人である、アイスキュロスの言葉にもあるように、2500年以上も前から私達人間は他人に「嫉妬」しながら生きてきました

嫉妬は動物の本能だとも言われていて、この「嫉妬」とどう付き合うかがポイントになってきます。

今回プレジデント社が行った男女1000人アンケートの結果から、世代間でどんな人に対して「嫉妬」するか、大きな違いがある事が分かりました

その内容と、嫉妬の人で有名な南海キャンディーズ「山里亮太」さんのインタビューなどもご紹介したいと思います。

ポイントは3つです。

①何に嫉妬するのかは年齢によって異なっている。これを知っておくと地雷を踏むリスクを減らす事ができる
②嫉妬に対して上手く自分をコントロールする事が大切、山里さん曰く「小さな復讐をする事を目標に努力する」
③どんな偉大な人でも嫉妬する、手塚治虫から学ぶこととは?

キリスト教では「七つの大罪」の嫉妬を生かすも殺すも自分次第

嫉妬に対しての男女1000人アンケートの結果が興味深い

高級車

まず富裕層の象徴である高級外国車に乗っている人が気になるかどうかの結果です。

ほとんどの年代で女性より男性の方が気になるとの結果でしたが、39歳までの男性はあまり嫉妬しないのに対して、40歳以上の男性は気になるとの結果でした。

最近は若者の車離れの影響もあって、若い世代では高級車に興味を示しませんが40歳以上の男性と50代後半の女性が高級車が気になるとの回答。

これはバブル景気を実際に体験しているかが分かれ目になっているようですよ。


自分よりも学歴が高い人が気になるかどうかの問いには、30代男性と40代後半の男女に高い傾向があります。

これは職場で上のポストに昇進する年代になった時に、学歴の重要度が響いてくるのが理由です。

また30代は就職氷河期のいわゆる「ロスジェネ世代」です。

学歴に対する思いが人一倍強い年代という事でしょうか。


では若い世代ではどうでしょうか。

スタイルがいい・自分よりも顔がキレイという事に対して気になると答えているのは、圧倒的に20代の女性が多い傾向でした。

女性の嫉妬

これはSNS世代で、インスタグラムなどで沢山「いいね!」をもらっている事が、嫉妬の対象になっているからでしょう。


自分よりも異性の社員と仲が良い人に対して気になると答えたのは、全ての年代において男性社員が多い傾向でした。

これを見ている男性陣の方へ!女性社員と話す時は他の男性社員から嫉妬の対象にならないよう気を付けた方がいいですよ(笑)

これが上司・先輩と仲が良い人に対して気になるとなると、59歳までの全年代女性が男性よりも多い傾向でした。

特に若い女性社員ほど、人間関係に嫉妬する割合が高い結果でした。

つまり男性は異性と話す時に、女性は上司や先輩社員と話している時に嫉妬の対象になりやすいということです。

なんか某テレビ局の、何とかジャパンという番組を思い出すのは私だけでしょうか・・・。


この結果から学ぶ事は、年代によって嫉妬の対象になる事が明らかに違うという事です。

40代以上の男性と話す時は高級車の話題には気を付けた方がよいでしょうし、顔が綺麗でインスタのフォロワーが多い人は若い女性から嫉妬の対象になりやすいのです。

こういう事を知っておくだけでも、ついうっかり地雷を踏んでしまったという事態を回避できると思います。

何気無い会話の中からでも嫉妬の対象になってしまう事もあるので、十分気を付けましょう。


山里亮太さんから学ぶ、嫉妬への対処法

南海キャンディーズの山里亮太さんといえば、昨年女優の「蒼井優」さんと結婚されて一躍時の人となった訳ですが、知る人ぞ知る「嫉妬の人」です

男性の嫉妬

吉本工業の養成所で同期だったキングコングに嫉妬心を抱いて、怪文書を劇場近くの路上にばらまいたり、相方のしずちゃんの映画オファーを山里さんが勝手に断ろうとしたなど、嫉妬にまつわるエピソードが沢山ある方です。

これほど他人に嫉妬しているといつか自分の足元をすくわれるような気がするのですが、そこから自分で努力する方向にもっていくのが山里さんの凄い所ですね

その努力の一つというのが、山里さんが恨みや復讐を綴った「デスノート」に書き記す事だといいます。

ただ自分の弱音や愚痴、他人に対する嫌な思いを何かに書き記すというのは理にかなっているなと、私自身感心させられました。

もちろんそれを直接本人に言ってしまうとOUTですけどね。


あと結婚報道後、世間が一様に手のひら返しした事に関しては、山里さん自身は何とも思ってないそうですよ。

逆に手のひら返しは見ている方が気持ちいいとも語っています。

自分の事を下に見ていた人が、結婚報道後にさも昔からの友達みたいに連絡があって「今度飲むから、よかったら奥さんも連れておいでよ」なんて言われたりすると絶対行かないそうです(笑)

山里さんならではの復讐劇ですね。

こういう場面を見てしまうと、人が人にする評価なんて実にいい加減なものだと思いませんか?

蒼井優さんが、努力する山里さんの姿に惹かれて結婚につながったのかは私は全く分かりませんが・・・。

嫉妬に溺れるのか利用していくのかは、人によって全然違うという訳です。


どんな偉大な人でも嫉妬する、手塚治虫から学ぶこと

どんな偉大な人でも、嫉妬する事はあるようですよ。

「鉄腕アトム」や「ブラック・ジャック」で有名な、漫画家の手塚治虫。

この人も嫉妬の人でした。

若手の漫画家が書いた作品が話題になるとすごく批判的になるのですが、これも嫉妬からくるのです。

手塚治虫の後輩だった石ノ森章太郎が、あるマンガ雑誌に「ジュン」を連載していて、読者の反響を呼んでいました。手塚が「あんなものはマンガではない」と批判したのを知って、石ノ森は連載の中止を編集部に申し出ました。
それを聞いた手塚は、ひとりで石ノ森の自宅を訪れて、「本当に自分で自分がいやになります。本当に申し訳ありません」と気落ちしながら何度も頭を下げたといいます。
この時のことを石ノ森は「自分のような者にもライバル意識をもつ手塚を逆に尊敬した」と回想しています。
※日本の100人・手塚治虫より

20代で漫画の神様と呼ばれていた手塚治虫ですら、後輩の漫画に嫉妬する事にびっくりするのですが、更に自分が嫉妬した相手の所に謝りにいくのも本当にすごい話だと思います。

嫉妬というと、相手を落としてやろうとかと貶めてやろうという気持ちがあると思うのですが、それと同時に自分を奮起させるエネルギーに変えていく例ですね。


まとめ

嫉妬を力に変える

 

米スタンフォード大学と科学技術振興機構の共同調査によれば、男性の多くが「自分は平均より22%優れている」と錯覚しているという結果があるそうです。

更にやっかいなのは本人が嫉妬している自覚がないことで、嫉妬深い人程自分が嫉妬していることが分からないとも。

ブログ内でご紹介した山里亮太さんと手塚治虫氏は、自分が嫉妬している事を明確に自覚していました

そしてその嫉妬を自分のエネルギーに変えて、自分で努力する道を選びました。

「嫉妬心」に飲み込まれる事がないよう、自分の力で前に進んでいきましょう!

ぜひお気軽にどうぞ!