【明治】アイスに賞味期限を新たに設定!製造日から2年後が賞味期限になるその目的と理由は?【消費期限じゃないよ】

お菓子メーカーの明治が、市販しているアイスクリーム全品に対して新たに賞味期限を設定すると発表しました

今まで日本で販売されている他のメーカーも含めて、冷凍品であるアイスクリームには賞味期限が設定されていない事がほとんどでした。

私が先ほど買ってきた(笑)明治スーパーカップにも、原材料表示欄には賞味期限に関する記載はありません☟

アイスクリームに賞味期限表示無し

これからは明治のアイスクリームには、今後製造日から2年後が賞味期限と順次記載されていくようですよ。

食品ロスが社会問題になりつつある現代において、賞味期限を新たに設定する目的と問題になる事はないのかどうか、ご紹介したいと思います。

ぜひアイスクリームを食べながら見て下さいね(笑)

ポイントは3つです。

①明治が賞味期限を設定した理由は、消費者の安全志向によるもの
②賞味期限が切れたからと言って、すぐ食べられなくなる訳ではない。消費期限との違いに注意
③賞味期限を設定する事で一時的に明治のブランド力は上がるが、他メーカーがどう出るかが注目!

明治がアイスクリームに賞味期限を新設した理由と目的はコレ

消費者の安全志向が高まっているから、賞味期限を設定したとの事

明治スーパーカップ

今回明治がアイスクリームに賞味期限を設定した理由と目的は、ホームページのプレスリリースで公開されています

それによると、明治が消費者調査を実施した所、消費者が食品を選ぶ際に重視する点は「安心して食べられる」が63%で、「おいしい」に次いで高い結果となりました。

また、直近1年間で強まった重視する点は、「安心して食べられる」が最も高い結果となりました。

更に同調査において、75%が賞味期限表示があるアイスクリームの方が「安心感がある」、67%が「賞味期限の表示を希望する」と回答がありました。

これらの調査結果をふまえて明治では、今まで賞味期限表示義務の無いアイスクリームにあえて製造日から2年後の賞味期限を設定する事にしたのが経緯のようです。


賞味期限と消費期限の違い

アイスクリームに賞味期限表示無し

賞味期限は、その食品を開封せず正しく保存した場合に美味しく食べられる期限を示します。

賞味期限を表示した食品は傷みにくいので、期限を過ぎたらすぐダメになる訳ではなくすぐに捨てる必要はありません。

対して消費期限は、開封していない状態で表示されている保存方法に従って保存したときに、食べても安全な期限を示しています。

概ね5日以内に品質面で著しい品質低下が認められる食品や食材に設定されていて、こちらは期限内に消費するようにしましょう

今回明治のアイスクリームに設定されるのは、「賞味期限」ですね。

それに2年間の賞味期限が設定されたとして、それを1日過ぎたからと言って味の違いが分かるとも思えませんからね。

ちなみにアイスクリーム以外にも、砂糖や塩・チューインガムなどは賞味期限の表示義務はありません。


明治のブランド力は上がるかもしれないが・・・

明治スーパーカップ

今回アイスクリームに賞味期限を設定する事で、一時的には明治のブランド力は上がる効果が期待されます

「私達は賞味期限管理で美味しいアイスクリームを皆さんにお届けできます!」みたいなアピール効果がありますからね。

ただし、その効果がいつまで続くのかは誰にも分かりません。

今後他のアイスクリームメーカーがどのように対応するのか注目ですね。


あと気になるのが食品ロスの問題です。

今までアイスクリームは賞味期限切れで廃棄になる事はほぼなかったでしょうから、今後廃棄量がどれくらい出るのかがポイントになります。

2019年の12月に、堺市の高校教諭が4年間に渡って余った給食のパンと牛乳を持ち帰っていたとして、市教育委員会から減給処分を受けました。

総額31万円を全額返納し、依願退職したそうです

この件に関してはネットでも賛否両論沸き起こっています。

日本では「食品を捨てる事は良くないよね?」と多くの人が思っているのですが、もったいないから余った給食は持って帰っていいよ!とはならない所が、この問題の難しい所なのです。

ルールを守る事は大前提だけど、食品ロスは削減していくという現実と向き合わなければならないのです

 

直近の推計では、食品ロスは日本全体で年間643万トンで、国民一人当たり51キログラムになるそうです。

年間のコメ消費量に匹敵する食品を捨てているのが、わが国日本です。

 

アイスクリームに賞味期限表示無し
ぜひお気軽にどうぞ!