お金が必要になった時にカード１枚で借りることができるのがキャッシング専用のカードローンです。
最近では新規発行の場合でも即日審査が完了してキャッシングできるサービスもありますが、カードを作る時に一番気になるのが在籍確認です。
申し込み者本人が勤務している会社へ電話がかかってきて、本当にその会社に在籍しているかどうかを確認するのが目的なのですが、いくらやましいことがないとはいえ電話がかかってくるのはあまり嬉しいことではありません。
この在籍確認、クレジットカードを発行する場合はほとんど行われていないのですが、キャッシング用のカードを作る場合は在籍確認をすることがあると、ほとんどのケースで明記されています。
例えばJCB CARD LOAN FAITH（カードローン専用カード）の場合、このように明記されています☟
【在籍確認について】
JCBのカードローン「FAITH」では、勤務先の在籍確認のため、株式会社ジェーシービーより、勤務先にお電話をする場合があります。基本的にはカードローンの審査終了後のタイミングに在籍確認が行われます。審査は最短で当日に完了するため、早ければお申し込みされた日に在籍確認が行われることがあります。
お電話の際にご本人以外の方にお申し込みに関するお話をすることはありませんので、勤務先の方にカードローンをお申し込みされたことが知られることはありません。
※公式ホームページより抜粋
楽天銀行スーパーローンの場合でもこのように明記されています☟
【審査の際、勤務先への在籍確認はありますか？】
審査の一環としてお電話にてご勤務先への在籍確認を行わせていただきます。在籍確認のお電話は、非通知設定・担当者個人名でご連絡いたしますのでご安心ください。
※社名を尋ねられた場合、「楽天銀行の○○（担当者名）」とお伝えします。
※非通知拒否設定の場合、電話番号を通知の上お電話させていただきます。 （専業主婦の方は、在籍確認はございません。）
※公式ホームページより抜粋
JCB CARD LOAN FAITH（カードローン専用カード）の場合「お電話をする場合があります」という表現に対して、楽天銀行スーパーローンは「お電話にてご勤務先への在籍確認を行わさせていただきます」と断言する内容となっています。
どちらにしても在籍確認の電話は通常かかってくるようなイメージなのですが、実際に申し込みをした時に電話はかかってくるのでしょうか？
今回は私がJCB CARD LOAN FAITH（カードローン専用カード）と楽天銀行スーパーローンに実際に申し込みをした時に、在籍確認の電話はあったのかどうかをご紹介します。
申し込みをしたのは両方とも2023年になります。
※あくまでも私が申し込みした時の内容ですのでご参考程度にお願いします。
カードローンの在籍確認の実態を実際に調べてみた
JCB CARD LOAN FAITH（カードローン専用カード）の場合
| 【特徴】 ①融資利率が4.4％～12.5％、リボ払いよりも低い金利でキャッシングできる ②WEBだけで申し込みが完結、最短即日で審査完了 ③入会特典キャンペーンがある（利息無料など） |
| 【利用限度額】 最大500万円 |
| 【必要書類】 ・本人確認書類（免許証・マイナンバーカード等） ・収入証明書類（源泉徴収票・給与明細書等） |
| 【在籍確認電話（私の場合）】 無かった |
JCB CARD LOAN FAITHは最短で審査が当日完了するキャッシング専用カードローンです。
キャッシングする利用可能額によって融資利率が固定されていて、一番高いのが149万円未満の場合で12.5％、一番低いのが500万円の場合で4.4％となっています。
手続きは全てWEBで申し込みできるので、郵送で書類を発送する手間がありません（別途郵送でも可能）。
そして申し込み者本人の収入証明書類も必要なのですが、これは役場等で発行する正式なものでなくても、会社自体が発行している給与明細書や源泉徴収票などでもOKです。
そして在籍確認の電話ですが、私の場合ありませんでした。
申し込み時や審査結果の連絡などの電話も全く無く、全てメールでのやりとりでした。
楽天銀行スーパーローンの場合
| 【特徴】 ①融資利率が1.9％～14.5％、リボ払いよりも低い金利でキャッシングできる ②WEBだけで申し込みが完結 ③楽天会員のランクによって金利が優遇される |
| 【利用限度額】 最大800万円 |
| 【必要書類】 ・本人確認書類（免許証・マイナンバーカード等） |
| 【在籍確認電話（私の場合）】 無かった（個人電話に申し込み当日連絡有） |
楽天銀行スーパーローンは楽天グループの楽天銀行が発行しているキャッシング専用カードローンです。
利用最大限度額は最大800万円ですが、この最大額は審査によって決められます（最低額は50万円）。
一番低い年利が適用されると1.9％になるので、銀行から融資を受けるよりも安い場合もあります。
そして楽天グループだけあって楽天ポイントが貯まるキャンペーンを頻繁に実施しています。
肝心の在籍確認の電話ですが、私の場合申し込み当日に個人電話の方に楽天銀行から電話がかかってきました。
その時は不在だったので折り返し電話したのですが、楽天銀行のカードセンターカードローン案内ダイヤル受付時間が平日は19：30、土日祝でも17：30までなので、仕事が終わるのが遅い私でも電話することができました。
電話の内容は今回の申し込み内容の確認と、最大限度額の確認でした。
（最大限度額は50～500万円から選べることを説明されました。私は50万円にしたいと伝えました）
電話による確認が終わると本人確認書類の提出メールが届きます。
その案内に従ってスマホの楽天銀行アプリから手続きします。
そしてその数日後再度個人電話に電話がかかってきます。
この2回目の電話は、カードの審査が終了して簡易書留で発送したことを案内する電話でした。
電話は合計2回かかってきたことになりますが、いずれも個人電話に着信がありました。
つまり会社へはかかってこなかったことになります。
まとめ
・そもそも個人情報保護の観点から在籍確認の電話は一般的で無くなった？？
・会社に電話してこないようこちらから連絡すると怪しまれる可能性有り
今回２種類のキャッシング専用カードローンに申し込みましたが、両方とも在籍確認の電話が会社にかかってくることはありませんでした。
現代は個人情報保護という理由で、会社に第三者が電話しても従業員の情報を簡単に外部に伝えないことも多くなっています。
なので例え公式ホームページなどで在籍確認が行われると明記されていても、実際はかかってこないケースも多いのです。
ただいくらやましい事が無くても「会社に電話しないで欲しい」などとこちらから連絡してしまうと、逆に怪しまれてしまい審査に影響が出る可能性もあります。
もし在籍確認の電話がかかってくれば堂々と対応するぐらいの心構えの方が良いかもしれませんね。
今回ご紹介した内容はあくまでも私の実体験ですので、申し込み者本人の年収や年齢、勤務状況や他のクレジットカード使用履歴（クレジットカードヒストリー）などによっては在籍確認が行われる可能性もあります。
参考程度でお願い致します。
以上「キャッシング用カードローンの在籍確認の実態はどうなってる？【JCB,楽天】」でした。
