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夫婦でも節約したり削ったらダメなお金もある!その内容と理由とは?【夫婦の価値観の違い】

夫婦の価値観の違い2

最近ではデートの時に男女で割り勘支払いが当たり前!という声も聞こえるようになりました。

男が支払って当然だよねという時代を生きてきた人には信じられないかもしれませんが、それだけお金に対しての考え方も変わってきているという事なのでしょうか。

とは言っても男女が結婚したとなると話は少し変わってきます。

家計の管理は誰がするのか?お小遣いは?貯金は?など、お金に対する問題や悩みは尽きることがありません。

家計の悩み

更に子供が生まれたら育児と仕事とを両立させながら生活していく必要がありますので、更に悩みが増える方も多いでしょう。

国の調査によると、子供一人が大学卒業までに必要な子育て費用の総額は全て公立の場合でも1000万円程かかるとの事。

全て私立だと2000万円~3000万円かかると言われていますから、途方もない金額が必要なのです。

そんな子育て費用も含めて、お金に係わる喧嘩をついしてしまうというカップルや夫婦の方へ。

今回は、私達夫婦のお金が関わる喧嘩の内容とその後どうやって乗り越えたのかをご紹介します。

ポイントは3つです。

①結婚してまもない頃は夫婦でお金の使い方や貯め方を大きく変えないようにする。どうしても変えたい時はまず現状把握を!

②夫婦とはいえ、削ってはいけない費用もある。それは生命保険と教育費

③教育費は投資と考えてみる


家族でお金に関する事で悩んだらこうしてみよう!

結婚直後は無理してお金を貯める必要は無し!お互いの性格や価値観を知る期間と心得るべし

昭和の時代なら、夫は外で仕事をして妻は家事育児をするという明確な役割分担ができていました

日本全体の景気も良くて会社では年功序列制が確立されていたので、よほどの事がない限り給料は増えていきました。

 

収入アップ

しかし共働きが当たり前になった現代では、職場が変わる事も多く家庭の状況に応じて家事育児の分担割合を変えたりしていかなくてはなりません。

そういう時代では、夫婦でいかにストレスを貯めない状態で仕事と家事育児を両立できるかがポイントとなります

そのストレスの原因となってしまう一つが、お金に関係する事です。

独身時代なら自分の稼いだお金はいくらでも気にしないで使う事ができますが、結婚して夫婦となるとそうはいきません。

どうしても相手の無駄遣いが気になったり、つい小言を言ってしまう場面もあるでしょう。

しかし無駄遣いとも思えるその行動は、実は相手にとってはとても大切な事なのかもしれません。


私は結婚した直後に、妻の携帯料金と保険の見直しに取り掛かりました

当時妻が支払っていた携帯料金は月1万円で、自動者保険は年間10万円でした。

それを格安SIMに乗り換えてもらい、自動車保険も約30%節約する事ができました。

ただ今考えると、本当に当時その節約が良かったのかと疑問に思っています。

疑問に思う

なぜなら妻にとっては安定した回線であるキャリア携帯の方が使い勝手が良かったかもしれなかったからです。

それを無理やり別の携帯会社に乗り換えさせられたら、誰でもストレスがたまりますよね?

これはお金の価値観の違いの一例ですが、このような事が積み重なってくると相手にとってはもう限界!ともなりかねません

自動車保険に関しては変更後も夫婦で喧嘩は発生していませんが、携帯に関しては多少文句を言われる事もありました。


それでもどうしても家計をなんとかしたいんだけど・・・と思っている人はどうすればいいでしょうか。

私はエクセルで家計を管理していますが、家計簿のように毎日記録を残している訳ではありません。

ただ、毎月の収支(電気代・教育費・お小遣い等)と年間どのくらい貯蓄ができているかは記録として残しています。

家計としてお金の使い方をなんとかしたいと思ったら、まずは家計の現状把握をしてみて下さい。

毎月どれくらいのお金が残っているか(逆に減っているか)を計算して、1年間でどれくらいになるのかを「見える化」するのです。

1年間で計算するのは、車の車検代や保険代、ボーナスや旅費、帰省代など1年で計算しないと分からない項目があるからです。

 

現在1年間で50万円貯蓄ができている家庭は、その貯蓄額を増やしていきたいのか現状維持でいきたいのかを夫婦で話し合ってみてください。

年間50万円貯めているからいいんじゃない?となるか、50万円か、意外と少ないな・・・となるかは家庭によってさまざまでしょうからね。

大切なのは、お互いが納得して少しでもストレスの無い家庭環境を作ることだと思っています。


生命保険と教育費は安易に削ってはいけない理由

家計の見直しをする場合、まず夫婦で加入している保険に手を付ける方も多いと思います。

火災保険や自動車保険は見直してもほとんど問題ありませんが、個人の生命保険や教育費は簡単に削ってはいけません

選択する

 

なぜなら、火災保険や自動車保険は見直した後でも再度契約できますが、生命保険や教育費は見直した後だと契約できなかったり元に戻せない可能性があるからです。

 

まず生命保険の場合は、若い時期には加入できても年齢や病院通院歴によっては加入できなくなる事があるからです。

人によって風邪をひきやすいとか疲れやすいなどといった体調はさまざまで、それをお金がもったいないからという理由だけで保険を解約したり変更したりするのは大変危険です。

年に数回は体調が悪くなって病院に行く人もいるでしょうし、若い頃は病院に全く行かなくても中年以降は体の弱い部分がどんどん衰えてしまいます。

風邪一つとっても、歳を取ると症状が重くなったりなかなか治らなかったりしますからね。

そういう生命保険を、自分でなく他人が横やりをいれて一方的に見直すのは夫婦喧嘩の元になってしまいます。

どうしても見直したい方は、保険の窓口などプロである保険の専門家に相談するのが一番です。

他社のプランとを比較しながら検討できますし、金額の比較もできます。

あまり良い事例ではないですが、2019年に発覚したかんぽ生命問題のように2重3重の契約をよく分からないままに加入していたという例もありますからね。

生命保険に関しては、見直しをする前に夫婦で良く話合ってお互いが十分納得するようにして下さいね。


そして教育費です。

子供の進学費用や塾、習い事などの教育費に関しては、一歩間違うと夫婦の離婚問題にまで発展してしまうリスクがあります。

なぜなら教育費というのは4項目のバランスから成り立っているからです。

①お金
②夫の思い
③妻の思い
④子供の思い

例えばいくらお金持ちの家庭でも、子供が勉強に対するやる気が全くないなら意味がありません。

逆に子どもが勉強したい!と望んでいても、家庭にお金が全くなければ子供に満足な教育をする事が難しくなります。

この4つの項目のバランスを常にとりながら子供に教育をしていくかがポイントになるのですが、この4項目の内一番重要なのが子供の思いで2番目に重要なのが妻の思いです。

子供や妻が進路や塾や習い事について話してきた時は、はっきり言ってしまうとお金や夫の思いは二の次です

進学や塾にかかるお金はもちろん気になりますし、夫としても言いたい事やこうした方がいいんじゃない?という思いもあるでしょう。

しかしここで相手に水を掛けてしまうと、最悪の場合一生相手から恨まれる可能性がありますよ。

 

子供「あそこに進学したかったのに、お父さんがあれこれ言うから我慢した!」

妻「一生懸命考えて検討して子供を塾に行かせたかったのに、私の希望は全然聞いてくれなかった!」

家計が破綻してしまうような進学や塾に行かせるのは厳しいですが、そんな事は前もって妻が調べている事が多いのです。

教育費に関しては子供の人生さえも左右する選択となる事もありますので、その重要な選択に夫が口出しや少しでも文句を言ってしまうと、夫婦間での価値観の違いは決定的なものになってしまいます

 

更に教育費に関しては子供や妻が前向きになってやる気になっているその時にこそ、奮発してOKをだしてあげる事が大切なのです。喜ぶ妻

子供や妻が話をしてきた数か月後に夫がやっとOKを出したのに、その頃には子供や妻の熱はとっくに冷めていて、もうあなたには頼らない!という事態にもなりかねません。

我が家の場合もまさにそのケースでして、妻から塾に行かせたいと話があった時に、私は子供の性格を考えてまだ早いんじゃないの?とすんなりOKを出してあげられませんでした。

妻があまりにも再三言ってきたので、半年後ぐらいにはその塾に子供を通わせる事になったのですが、たまに夫婦喧嘩をした時などに当時の事をネチネチ言われますね(汗)

結局その塾は子供にイマイチ合わなかったみたいで今は別の塾に行っていますが、合うか合わないかも実際子供を行かせてみてはじめて分かる事なのです。

もしその当時私が最後まで塾に行かせるのに反対していたら、おそらく今頃は恨み言をずっと言われていたでしょうね。

妻「子供を希望の塾に行かせてあげられなかったから、子供の成績が伸びなかった!」

ズバリ言ってしまうと、妻にとっては子供を塾に行かせて子供の成績が伸びるのか伸びないのかは大した問題ではないのです。

そこが夫と妻の根本的な考え方の違いなのです。

塾に通っても子供の成績に反映するのは時間差がありますし、子供のやる気スイッチは個人差がすごくあるのです。

男の理論はこの際封印しておいて、子供の気持ちと同じくらい妻の気持ちも大切にしてあげましょう。


ここまで教育費の事についてご紹介しましたが、それでも納得いかない!と思ってる方もいるでしょう(特に夫)。

そういう方は、一つだけ条件を付けてみてはいかがでしょうか?

とりあえず半年(もしくは1年)塾や習い事に行かせてみて、子供が楽しく前向きに行っているか少しだけでもいいから話をさせてほしい、と。

子供が嫌々行っていたら、じゃあこれからどうしたいのかを家族みんなで話合うきっかけにもなります

家族会議

特に自己肯定感が強い子供の場合、人の話を素直に受け入れる事ができない事が多く、塾が全く合わなくて勉強そのものが大嫌いになるというパターンがあります。

我が家もその典型的な例でして、東大卒の方が教えている塾に行かせた事があるのですが、全く成績が伸びずに半年ぐらいでやめた事がありました。

その時は妻の方から話がありましたので、スムーズに塾を変える事ができましたよ。

子供の勉強に対するやる気を継続させてあげる意味でも、塾や習い事に前向きに通っているか確認していきましょう。


まとめ(教育費は投資と考えてみる)

お金に関する夫婦喧嘩は、どの家庭でも起こりえる事です。

特に子供に対するお金、教育費に関しては夫婦で思いの強さや価値観が全く違う事も多く、夫婦喧嘩の原因になる事が多いのです。

ただし教育費はいわば「期間限定」のお金です。

人生100年時代と言われていますが、100年のうち親が子供に教育ができるのは大学卒業までを計算してもたった22年間です。

直接親が子供と密に関わる期間でいえば、もっと短くなるでしょう。

その22年間で、その後の約80年間の子供の生き方や考え方、人生が固まっていくのです。

22年間の教育費を高いと思うのか、安くはないけど子供と為なら安いと思うのかは、人それぞれです。

 

投資という言葉があります。

私は教育費は子供に対する投資と考えています。

投資と聞くと、元が取れるの?とかどれくらい儲かるの?と思う方も多いと思うのですが・・・。

投資とは文字通り、「お金を投げる」と書きます。

投げたお金は、そっくりそのまま返ってくる保証なんかそもそもないのです

じゃあどのように返ってくるのか・・・、もっと大きくなって返ってくるかもしれませんし別の形になって返ってくるかもしれません。

ただしお金を投げる、投資をしないと何も返ってきません!

子供には投資をしないと、子供に反映する事はなく親に返ってくることもないのです。

 

皆様の少しでもご参考になれば嬉しいです。

夫婦の価値観の違い2
ぜひお気軽にどうぞ!