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私が過去一度もビックモーターやダイハツで軽自動車を購入しなかったごく簡単な理由とは?

日本の自動車

2023年も様々な企業の不祥事関連ニュースがありましたが、特に車関連の話題が多かったように思います。
その中でも顧客から預かっている車を故意に傷つけたり、店舗前の街路樹を人的に枯らしていた「ビックモーター」と、30年以上前から開発段階での認証や試験に関する不正行為があった「ダイハツ」の事件がありました。

2社共2022年末の時点ではそのような不祥事関連のニュースは一切無く、テレビCMもバンバンやっていましたので、まさかこのような事態になるとは誰も予想していなかったでしょう。

結局ビックモーター、ダイハツ共会社自体生き残れるのかどうか分からないような瀬戸際まで追い込まれている状況なのです。

私は2022年と2023年に1台ずつ軽自動車を購入しました。
今まで乗ってきた2台の車が購入して10年経過したということもあったのですが、軽自動車を購入する際当然ビックモーターやダイハツを検討していた人も多いかと思います。

ただこの場でハッキリ断言すると、私はこのような不祥事が出る前から過去一度もビックモーターやダイハツに行った事も無ければ見積もりをもらったこともありません。
個人的になんとなくひっかかる点があったので「あえて」避けていたのですが、私から言わせれば「やっぱりね!」という事態になっているのです。

車を購入する時にどのメーカーのどの車種をどこから買おうか迷っている人は、そういう企業のリスクを敏感に事前に感じ取る「野生の勘」を意外と重視した方が良いかもしれません。
なんとなくあそこは怪しい、危険な匂いがするといった根拠の無い「勘」は、場合によっては意外と当たることもあるんですよ。
我が家はそれでうまくリスク回避しましたからね。

では具体的に我が家はどのようにビックモーターやダイハツを避けてきたのかご紹介しましょう。

あ、あと我が家が最終的に購入した車は日産の「ルークス」と「デイズ」になっています。


ビックモーターやダイハツから車を買わなかった理由とは?

ビックモーターから車を買わなかった理由

2022年まで中古車と言えばビックモーターと言っても過言でないほど、その存在感は圧倒的でした。
TVCMもバンバンやっていましたし、街を車で走行していても道路わきにあるデカデカとした看板と広い敷地内にぎっしり埋められている中古車の数はそれだけで広告の役割を十分果たしていました。

我が家も実はビックモーターにお世話になりかけた時があります。
それは既存の車を車検に出そうと検討したのです。

ただ車検に出すだけでなくタイヤ交換も一緒にやってもらう予定だったので、こちらが用意したタイヤで交換してもらえるのかどうか電話で聞いたことがあります。

私「車検と一緒に持ち込みタイヤを交換してもらいたいのですが」

ビックモーター「それはできません」

私「それなら結構です

ビックモーターによると、そこで交換できるのは当社で買ったタイヤに限るとのこと。
あれだけ立派な広い作業場があるにも関わらず持ち込みタイヤは交換してくれないなんて、なんてケチな会社なんだと当時は思いましたよ(笑)。

ちなみに最終的に車検を依頼することになったオートバックスは、別途料金を払えば持ち込みタイヤでも交換してくれました。
いやこれが当たり前じゃないんですかね?

あとビックモーターに関しては以前から色々な噂があったのですが、その中でも気になったのは中古車を買う時に価格がどんどん高くなっていくという口コミが多いことでした。
見積を出してもらったあとも価格がどんどん上がっていき、納車の時でも別途料金を請求されたとか。

これって本来あり得ないですよね?
見積書以外の金額が発生するってことは、見積書の意味がないじゃないですか。

本来このような大企業は見積書に基づいて統一した書式で統一したルールで仕事を行うのが「普通」だと思うんですが、私の見立てではどうやらこの会社はそうではない。
大企業のように見えて、実は中小(下手すりゃ零細)のような個人がバラバラの価値観で仕事しているな、、、というのが私の当時の感想でした。

そのような会社は基本的に私は避けますね。
何かトラブルがあった時におそらくうやむやにされるのが思い浮かぶのです。
作業一つ見積一つスムーズに出せない会社が、トラブル対応をスムーズに出来る訳がないですから。

ビックモーターを私が利用しなかった理由はこんな感じですね。

この理由を見て「こんな些細な事か」と思うのか「結構大事なことだよね」と思うのかは人それぞれでしょう。
ただ結果的に私はビックモーターでの被害に遭わずにすみました。
「自分の価値観に合わない相手とは付き合わない」
これは人間関係においても基本だと思うのです。


ダイハツから車を買わなかった理由

実はダイハツの車は、私自身2023年最終候補まで残りかけたことがあります。

2023年の秋頃、中古車を買おうとしていた私は、日産デイズ、ホンダN-BOX、ダイハツムーヴかタントを購入候補に挙げていました。
その中でもダイハツムーヴは価格がお手頃だったこともあり、一度資料を取り寄せたことがあります。
更に具体的に話を聞きにいこうかと思っていたのですが、その時期にムーブがフルモデルチェンジするという情報をネットで見たのです。

フルモデルチェンジ後のムーブはスライドドアが搭載されるとのことで、やはり一度現物を見てみたいという衝動が湧いてきました。
しかしここである情報を耳にします。

フルモデルチェンジ後のムーブの試験が合格できずに発売延期になっている!

たまに車の発売日が延期になるという話は聞いたことがあるのですが、試験に合格しないというパターンは私は聞いたことがありませんでした。
この時点で「ダイハツ大丈夫か?」という感じはしていたのです。

マイナーチェンジでもなくフルモデルチェンジとなると、メーカーの本気度は違います。
多大な時間と資金を投入してますからね。
それにもかかわらず検査で合格しないってことは、根本の設計段階で何か悪いことが起きているってことなのです。

そのような感じで私はダイハツムーブを諦めた経緯があります。
それが2023年秋の話。
結局冬になってもフルモデルチェンジムーブは発売されず、そして複数の試験不正が見つかって大騒ぎになり、ダイハツの全車種の出荷停止となる訳です。

今となればダイハツの車が他メーカーの同等車種より安く販売されていたのも、人件費と開発期間を(訳有で)削減した成果だったのでしょう。

発売延期の時点でなんとなく怪しいと読んでいた私の勘は、ここでも正しかった訳です。


まとめ

車を買う時は気分が高揚して多少の価格差なら自分の気持ちを最優先にして欲しい車を買いがちです。
ただ車というのは、テレビやスマホ、冷蔵庫などとは根本的に違うことがあります。

それは人の命を預かっているということ。

家電やスマホを買って失敗してもちょっと高い買い物だったな~と後悔ぐらいで済みますが、車の事故にあってそれが予想以上の被害に遭うと失敗どころではすまなくなり、人の人生そのものを変えてしまうことにもなりかねません。

今回の事件、もちろんビックモーターやダイハツに非があるのはもちろんですが、私たち消費者もなんとなく気分だけで選んでいたのでは痛い目にあう可能性があります。
そうならない為にも、見る目を養い怪しい商品やメーカーとは基本的には付き合わないことを考えた方が自分たちの為になるのではないでしょうか。

雑誌やTVCM、ネットやSNSなど本当かどうか分からない情報に惑わされないよう、自分なりの根拠をもって行動していきたいものです。

日本の自動車
ぜひお気軽にどうぞ!