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年1回の健康診断がコスパの良い人生になる

健康診断

 

健康診断

健康寿命を延ばす事がコスパの良い人生になる

現代は人生100年時代とも言われます。

食生活・医療・社会インフラ等々、昔に比べて飛躍的に私たちの生活は便利に豊かになりました。その結果、日本の平均寿命は世界でもトップクラスとなりました。

しかし平均寿命とは別に健康寿命という定義があるのを皆さんご存じでしょうか?

健康寿命とは、2000年にWHO(世界保健機関)が提唱しました。

それによると、健康寿命とは日常生活において支障なく生活できるレベルの健康状態を維持出来ている期間を指します。

いくら平均寿命が90歳・100歳になったからと言って、寝たきり状態が長く続いたり病院に毎日通院する必要があると、医療費や治療に要する時間がかかります。

それと同時に、家族を含む周りの人達にも金銭的・時間的負担を掛けてしまいます。

健康寿命を延ばす事は、本人の幸せや家族の幸せにも密接に繫がってきます。


歳を重ねると体の弱い所から影響が出てくる

10代20代の頃は、多少無茶なライフスタイルでも若さでカバーできる事が多いんですよね。

たまに風邪をひいても一晩寝れば翌日には回復するイメージでしょうか。

しかし残念ながらいつまでも若い頃の状態を維持できる程、人間の体は万能ではないみたいです。

若い頃に無理をした結果は、中年以降確実に自分自身に返ってきます。

タバコを吸うと肺に負担がかかり、アルコールは肝臓に負担がかかります。

普段運動をしないと、筋肉量が落ちて中性脂肪増加の要因となります。

私の例を紹介しますと外食や弁当中心の食生活を続けた結果、慢性的に下痢を引き起こすようになり、現在は潰瘍性大腸炎という難病で通院生活を続けています。

潰瘍性大腸炎の根本的原因はまだ解明されていませんが、日本でファストフードなどの食の欧米化が進むのと同時に患者数が増え続けているのは事実です。


健康診断は生活習慣病の早期発見に効果的

先日ある女性アスリートが白血病であるというニュース報道がありました。
この女性は最近特に疲労感がひどく、タイムも伸び悩んでいたそうです。

このような疲労感や倦怠感だけでなく、気分が重かったりなんとなくだるいと言った体の不調は誰しも経験があると思います。

注意したいのがこの疲労感や倦怠感、即ちなんとなくいつもと違う状態が慢性化(長期化)するのが一番怖いんです。

しかも長期化する事により、本人自身がその状態が当たり前(通常モード)だと勘違いしてまうリスクも発生してしまいます。

私の場合30代になってから食事後下痢になる事がありましたが、食べ合わせの問題だろうとか元々腸が弱いからなどと勝手な理由をつけていました。

その結果何らかの病気が進行しているにも関わらず、発見が遅れて治療に要する費用や時間が多くかかってしまう事になってしまいます。

特にがんや脳卒中などの生活習慣病は、何よりも早期発見が重要とされています。

そしてこの早期発見に対して何より効果的なのが年1回の健康診断です。


血液検査

健康診断の最大の目的は健康状態の数値化(見える化)

健康診断を受けるにあたって、ぜひお勧めしたいのが血液検査です。

この血液検査が健康診断の最大の目的と断言できるぐらいです!

自身の健康状態の数値化ということは、誰から見ても客観的なデータを得られるだけでなく、検査日による数値比較や推移ができるようになります。

①年々体重が増加している

という表現と

②ここ数年間で総コレステロール値が約30程上昇している

どちらが現実味があるでしょうか。
②の表現で健康状態を示された方が圧倒的に説得力があって現実味が増しますよね。

先ほどの白血病を発症したケースで言えば、白血病の場合血液検査項目の白血球値は基準値の数倍から10倍になる事もあります。

数値を見れば一発で分かるんですね。

ちなみに下痢が慢性化した私が引っかかった健康診断検査項目は、便免疫潜血反応でした。

早い話、便に血液が付着しているという事です。

この検査結果を突き付けられた私は、ついに現実と向き合う時が来て消化器内科に行くことにしたのです。


単年度の健康診断結果に一喜一憂してはならない

健康診断の結果が返ってきた時、皆さんはどこに注目しますか?

異常数値が無かったか、再検査項目が無かったかなどなど。

ちょっと待った!!それだけじゃもったいないですよ。

健康診断の結果というのは、言い換えればあなたの健康状態の成績表です。

その成績表を受け取った時、前回の結果より良くなったのか悪くなったのを比較してみる事がポイントなんです。

今回の健康状態に問題が無かったとしても、数年前と比較して数値が上昇し続けている項目(低下し続けている項目)はありませんか?

そこに注目する事で生活習慣病を早期発見できたり、食生活を改善して病気の予防に繋げていく事ができます。

血液検査の数値データは科学的に裏付けられたものですから、健康状態の変化は素直に結果として返ってきますよ。


まとめ

健康診断時の血液検査はオプションの場合が多く、例え会社内で診断を受ける時も検査費用は自己負担になる事も多いんです。

便免疫潜血反応検査も、一定の年齢以下では検査しない事も多いようです。

ただ最近お腹の調子が気になるという自覚症状がある場合、それが長期化している場合、それに関係する検査や血液検査はぜひ受けておくことをお勧めしたいです。
特に若い人だからこそ強くお勧めします。

コスパの良い楽しい人生を送る為にも!

健康状態の数値化と年齢毎の数値変化に注目して、病気の早期発見だけでなく予防という意味においても健康診断をぜひ有効活用しましょう。

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ぜひお気軽にどうぞ!