【2分で分かる!】明智光秀ってどんな人だっけ?【2020年大河ドラマ麒麟がくる】

2020年1月19日、戦国武将「明智光秀」が主人公のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」が放送開始されます!

撮影中の出演女優が逮捕されたり、オリンピックイヤーという事もあって、今回の大河ドラマは全44回といつもよりも放送回数はちょっと少ないんです。

ところで明智光秀って、主君である信長を裏切って刃を向けたという「本能寺の変」が超有名ですが、それ以外のエピソードも沢山あるんですよ。

そんな明智光秀の人物像を2分でどど~んと解説しちゃいます。

ポイントは4つです。

①最初から信長の部下ではなかった。決断したらすぐ行動するという一面が見えてくる
②比叡山焼き討ちの際に、光秀と秀吉の行動の違いがはっきりと出ている
③本能寺の変の時、光秀はヨボヨボのおじいちゃんだった?
④「敵は本能寺にあり!」は江戸時代の創作

参考にした書籍はデアゴスティーニ・ジャパンの「日本の100人 明智光秀」です。


明智光秀はこんな人だった!戦国の歴史を変えたインテリ武将の素顔とは?

最初から織田信長の家臣ではなかった

明智光秀

明智光秀は、最初は美濃の国(現在の岐阜県)の明智家の領主でした。

しかし1556年、斎藤道三の息子「義龍」によって明智城を炎上させられた結果、美濃を追われる身となったのです。

その後越前(現在の福井県)に出向き、朝倉義景に約5500石という好条件で仕官します

その義景は政治に関心が無く、当時の室町幕府将軍の上洛要請にも耳をかさないありさまでした。

その現状に光秀もあきれてしまい、当時尾張や美濃を平定して勢いに乗る織田信長の配下になる事を選んだのです

 

信長の部下になる事は、光秀自身が望んだ事だったのですね。

現代において、嫌な上司や自分にとって仕事が合わない時に、そのまま残るか外へ出るかの決断がとても難しいのは今も昔も変わりません。

5500石という好条件を捨ててまで、光秀にはやりたい事や守りたいものがあったという事でしょう


比叡山焼き討ちの時、信長の命令通り動いた光秀と陰で見逃していた秀吉との違い

豊臣秀吉

1571年、多くの僧兵をかかえて大名をもしのぐ勢力だった「比叡山延暦寺」を、信長は焼き討ちする事を決意します

その大将に任命されたのが光秀で、もちろん光秀は当初焼き討ちに反対しましたが、信長は聞く耳をもちません。

その結果、光秀は堂塔伽藍とともに多くの人々を焼き殺しています

ちなみに比叡山焼き討ちには秀吉も参加していますが、信長の前では従順な態度をとりながら、いざ攻撃の際には僧侶たちが仏像・宝物を運び出すのを見逃していたそうです。

光秀と秀吉の性格や主君に対する態度の違いがはっきりと出ていますね。

天下を取れなかった光秀に無くて、天下を取った秀吉にあったもの、そんなエピソードの一つです。

なおそんな秀吉は、小牧・長久手の戦いの際、生き残っていた僧侶たちから山門復帰の要請を犬山城で受けて、一定の条件付きで造営費用として青銅1万貫を寄進しています。


本能寺の変の時、光秀はかなりのおじいちゃんだった?

明智光秀2

光秀は信長より8歳、秀吉より11歳年長で、本能寺の変の時には56歳だったと推定されています。

当時は「人間50年」と詠われていた時代で、まさにおじいちゃんだった訳ですが、一説によると更に年寄りだったとの記録もあるようですよ

江戸時代、家康の外孫が作者と言われている「当代記」には、本能寺の変当時、光秀は67歳(数え)だったと記されているようです。

もし当代記の年齢が本当だとすると、光秀・信長・秀吉の人生年齢は下記のようになります。

明智光秀明智光秀織田信長織田信長豊臣秀吉豊臣秀吉
結婚38歳14歳24歳
嫡男誕生54歳23歳56歳
城主55歳8歳36歳
本能寺の変66歳48歳45歳

本能寺の変の時、もしかしたら光秀は「よぼよぼのおじいちゃん」だった可能性もある訳です(笑)。

「敵は本能寺にあり!(創作)」と意気揚々に叫ぶ姿が、もしかしたらかなり違っていたかもしれませんね。

ちなみに光秀は、謀反後に細川幽斎に送った手紙で「自分は隠居して息子や娘婿に支配を任せるつもり」と述べているとか。


光秀の名言をつくったのは、江戸時代のベストセラー作家「頼山陽」

光秀の有名すぎる言葉がこれですが・・・☟

敵は本能寺にあり!

ネタバレすると、これは江戸時代につくられた創作なのです

作者は江戸時代後期の漢学者・頼山陽で漢詩「本能寺」の一節に出てきます。

この漢詩では「わが敵は正に本能寺に在り 敵は備中に在り汝能く備えよ」で終わっています。

頼山陽は、本当の敵は備中に居る秀吉であり、光秀はそれに備えるべきだったという皮肉ともとれるフレーズを残していたのです

本能寺の変に関しては、実は黒幕が居て室町幕府将軍だとか秀吉だとかいろいろな説があるのも、歴史のロマンを感じますよね。

 

2019年のNHK大河ドラマは過去最低の視聴率だったようですが、戦国時代は多くの個性的な武将が出てきますので、私も楽しみにしています。

ブログを見て頂き、ありがとうございました。

明智光秀
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