いつの世の中も食べ物に関する喧嘩やトラブルは常に起こります。
「食べ物の恨みは恐ろしい」とも言われますが、個人によって食の好みは大きく違いますし、それは家族や夫婦と言えども例外ではありません。
先日ガールズチャンネルに「夕飯にチャーハンだけ。ありなし?」というトピックが立ちました☟
「夕飯にチャーハンだけ。あり?なし?」夫に文句を言われた専業主婦の問いかけに賛否
みなさんはいかがですか!?
兼業主夫的には「あり」だったり😎https://t.co/mtmURVJaE8
— 星けんたろう⭐️ Dr.Hoshiken (@hoshi__kentaro) February 19, 2022
このような「夕飯に〇〇だけ。ありなし?」という記事は頻繁に投稿されていて、夕飯にカレーだけとか夕飯にそうめんだけなどいくつかのパターンがあります。
〇〇だけが有りか無しかというのは、根本を探っていくと夕飯自体というよりは夫婦関係に問題があるとも言えます。
そしてこういう記事を読む度に過去の我が家を見ているようで胸が締め付けられる思いでいるのです。
このブログでは、夕食の恨みがなぜ発生してしまうのかとどうすればそのようなすれ違いを防ぐことができるのか、我が家で実際に試している対策も含めてご紹介します。
ポイントは3つです☟
①夕食に対する不平不満が出るのは、結局の所コミュニケーション不足の問題である
②妻は常に元気で夕食を作れるとは限らないし、食べたい側が自分で作るのは当然の仕事である!
③妻が夕食を急遽作れなくなっても何かを作れるぐらいの食材ストックを用意しておく
夕食は〇〇だけ、、という無駄なすれ違いを防ぐ為に夫婦でやっておきたい事
食事関連のすれ違いは突き詰めていくと夫婦のコミュニケーション問題に行き着く
人によって食事の好みがあるのは当然であり、食べる量にも大きな違いがありますよね。
さすがに大食いチャンピオンのような人と比べるのはどうかと思いますが(笑)、それでも男と女、大人と子供など夫婦内であっても食事の好みはバラバラです。
日によっては体調が良くない場合もあるでしょうし、気分が乗らない時もあるでしょう。
私の勝手な経験上、男性は女性と比較して良く食べる傾向にあると思うので、どうしても食事が1品2品と増えてしまうと思います。
今日はちょっといつもよりお腹空いた~とか明日は休みだからちょっと良い物を食べたいなどです。
さすがに1時間後にハンバーグを食べたいというのはNGでしょうが、朝にそういう会話を前もってするのはお互いにとって必要なコミュニケーションの一つだと思います。
ハンバーグが食べたいなら仕事帰りにスーパーに寄って食材を買ってぐらいの行動力は男性陣にもぜひ求めたい所です。
ただ黙って座っていれば食事が出てきたり片付いたりするのは昭和の話であり、共働きが当たり前な現代では夫婦一緒になって家事育児をするのが円満な家庭を築く上で必須条件と言っても良いでしょう。
家事育児はお互いがあれこれ会話しながら確認しながら進めていくので、片方が一方的にやるのはそもそも意味がないし続かなくなります。
ただこれは妻側にも言えることで、もっと自分をアピールしても良いと思います。
「今日はちょっと疲れている」「食事はあまり作れないかも」とどんどん弱音を吐いてもらった方が夫側も具体的な行動を起こしやすいのですよ。
妻側からすれば「気分が良くない時ぐらい察してくれないの?」と小言を言いたくなる気持ちは十分分かるのですが、私を含めて男性側はどうしても物事に鈍感になりやすい!
鈍感だからいつも通り夕食を作ってくれると思ってたら、思ったより食事が少ない!
夫はどうして理由を言ってくれないんだ?となり、妻は調子が悪い時ぐらい気づいてよね!とお互いが不満を口にする事になります。
毎日の何気ない食事と言えども「食育」という言葉があるぐらい人間生活においては基本的な大切なことなのです。
食事にまつわる喧嘩やトラブルが夫婦の間に亀裂を生じさせ、長年積もった結果夫婦関係が修復不可能になったという話も聞きます。
そういうすれ違いを防ぐ為に夫婦お互いが意識して会話をしないといけない場面もあるという訳です。
では具体的に食事のすれ違いを防ぐにはどうすればいいのでしょうか。
仕事帰りのお互いコミュニケーションを習慣化させる
夫婦の意思疎通を持続させる為には、最初はしんどくても継続することが肝要です。
ここは仕事だと割り切って、体調が優れない時には妻側の方から「今日の夕食のおかずは自分で買ってきてね」とか、「ごはんはあるから好きなもの買ってきて」という業務連絡を夫にしてみてください。
体調が仮に悪くなくてイマイチ気分が乗らない時も全然発信していいと思います。
夫の方も積極的に「今から帰るけどごはんどう?」などという連絡を怠らないようにしましょう。
もし相手から連絡が無い場合は、残業か体調が優れないか何かの用事中で不在ということが分かります。
結局夕食に何を作っているかという問題より、相手のことを気遣っているか、気にしているかという気持ちの問題なんですよね。
夕食に〇〇しか出なかった!となれば、まず最初に「何かあった?」「あまり食欲ないの?」という思いが出てくるのが自然だと思うのですが、夕食は妻が作って当たり前!という固定観念で動いている夫や家庭はそういう思いすら吹っ飛んでしまうのです。
妻が風邪で寝込んでいても夫が食事はいつ出来るの?と聞いてきて殺意が沸いたという記事を見たことがありますが、本当に笑い事ではないくらい将来切実な問題になりうることをこの際認識しておきましょう。
それでもいつまで経っても行動が変わらない人もいるかもしれませんが、ダメ元で夫婦でやってみる価値はあります。
我が家もすったもんだがありつつ、今では夕食前の確認は怠りません☟
まるで仕事みたいだと呆れている人もいるかもしれませんが(笑)、夕食も究極の所毎日のルーティンですのでこれでいいんだと我が家は決めています。
何かを自分で作れるぐらいの食材を常にストックしておく
それでも緊急事態か何かで、家に着いた時には夕食がまだできていなかったという事もあるでしょう。
子供が小さい家庭では、急に熱や具合が悪くなって子供と一緒に病院へ行くというパターンもあります。
または、記事で話題になったようにチャーハンとスープだけ出てきたけど、本当はもっと食べたかった!という場合もあるかもしれません。
そういう時に備えて、簡単にパパっと作れるぐらいの食材は常に用意しておきましょう。
最近はコンビニなどでも一人分の冷凍食品が数多くラインナップされていて、ちょっと小腹が空いた時なんかに作るのにもってこいなのです。
我が家ではレトルトのカレーは数個常時ストックしており、お昼のお弁当も自分の分は毎日作っているので、キャベツの千切りぐらいならいつでも作れます。
もし最悪の最悪でお米を炊き忘れていた場合でも、冷凍焼めしやサトウのごはんがあるので大丈夫(笑)。
もちろんそれらの夕食は自分で作る事もポイントですよ。
不満や不足があればまずは自分から率先して行動することが、夫婦関係を維持していく上でのエネルギーなのです。
そして自分で作りながら「今日何かあった?」と、相手への気遣いもお忘れなく!
当たり前と言えば当たり前の話なのですが、これが数年数十年夫婦生活を続けていると、どうしても役割分担ができてしまい夫婦のコミュニケーションがどんどん無くなってしまうのです。
私はあなたの家政婦じゃない!とは私が新婚当初妻から再三言われた言葉ですが、本当に身が引き締まる思いなのです。
まずは夫婦で話をしないと何もはじまらない
食事だけでなく家事育児、仕事やお金など、夫婦生活にまつわるトラブルはそこら中に転がっています。
夫婦どちらか一人だけがどんどん物事を進めても良いのですが、それで上手く回っているうちはいいのです。
ただ一人が何でも解決できるほど夫婦生活は甘くありませんし、どうしても現実と向き合わなければならない時もあります。
例え問題が根本的に解決できなくても、時間が解決してくれる事も多いのです。
ただ夫婦間に会話がなければ何もはじまりません。
めんどくさくてもしんどくても、夫婦のコミュニケーションはとてもとても大切だというお話でした。
以上「「夕飯に〇〇だけ」喧嘩やため息が絶えない家庭に根本的に欠けているモノとは?【夫婦の価値観】でした。