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過去10年のプロ野球で一番勝っている最強チームはどこだ?【勝利数ランキング】

プロ野球2

このブログでは日本プロ野球のペナントレースにおいて、過去10年(2014年~2023年)試合に勝利した勝利数が多いチームをランキングして紹介しています。
引き分け数は一切考慮していません。
あなたの応援している球団は何位なのか、チェックしてみて下さいね。


過去10年の最強チームはどこだ?

1位:783勝、福岡ソフトバンクホークス

783勝572敗53引分

堂々の1位は福岡ソフトバンクホークスでした。
10年通算勝利数は783勝、1年平均でも78勝と2位以下をダントツで引き離す程の圧勝でした。
貯金数は驚異の+211勝!、2位の広島東洋カープとの勝利数差は126勝もありました。

過去10年で優勝4回、Aクラス入りが9回と常に優勝争いを繰り広げていますが、2021年の工藤公康監督時に唯一負け越していてBクラスの4位になっています。
これだけの常勝軍団になっている理由は打線と投手のバランスがとても良いということです。

10年の平均チーム打率は12球団中2位(1位は広島東洋カープ)。
防御率に至っては1位です。
打ってよし、投げてよしという最強チームなのです。

打者では近藤健介、デスパイネ、長谷川勇也、内川聖一、柳田悠岐など、首位打者や本塁打、打点のタイトルを獲得した選手が続々いますし、周東佑京や本多雄一といった盗塁王を獲得した選手もいます。
どこからでも点が取れる隙の無い打線で、相手チームを圧倒しているのです。

投手では和田毅、東浜巨、石川柊太、千賀滉大といった最多勝、防御率のタイトルを取った選手が多く、12球団最強の投手陣を形成しています。
2024年になり、小久保新監督になってどのような優勝争いを繰り広げるのか注目ですね。


2位:722勝、広島東洋カープ

722勝637敗48引分

2位は広島東洋カープでした。
10年通算勝利数は722勝と、こちらも安定した成績。
Aクラス入りは5回ですが、2016年から2018年の緒方孝市監督時に、3年連続優勝しているので勝利数を積み重ねています。

チームの特長は福岡ソフトバンクホークスを上回るチーム平均打率が生み出す強力な打線です。
特に今はMLBで活躍している鈴木誠也選手の活躍が勝利に大きく貢献しています。
広島東洋カープ在籍時、首位打者のタイトルを2回獲得、本塁打と打点のタイトルこそないものの、最高出塁率のタイトルも2回獲得。
まさにチームプレイのお手本のような選手であり、神ってるという流行語大賞にもなるほど注目を浴びた選手でもあります。


3位:711勝、読売ジャイアンツ

711勝649敗48引分

3位は読売ジャイアンツ。2位の広島東洋カープとの勝利数差は23でした。
過去10年でAクラス入り7回、優勝は3回と広島東洋カープを上回る成績なのですが、ここ数年は負け越してしまうことも多く、勝利数がイマイチ伸びていません。

チーム打率、本塁打、防御率共バランスのとれたチームですが、投手陣の核となっているのが菅野智之投手。
2014年から2023年の開幕戦のうち、なんと8試合に登板していて、そのうち5勝を挙げています。
打線の主力は
岡本和真選手。本塁打王3回、打点王2回と揺るぎない4番の座を確保しています。

2022年から2年連続Bクラスに低迷しているチームを、2024年から新たに指揮をとることになった阿部新監督がどう立て直すのか注目です。

4位以下のチームはまとめて発表しましょう。


4位以下のみなさんはこちら

4位:阪神タイガース708勝656敗
5位:埼玉西武ライオンズ693勝671敗
6位:横浜DeNAベイスターズ673勝690敗
7位:オリックス・バファローズ664勝693敗
8位:北海道日本ハムファイターズ665勝698敗
9位:千葉ロッテマリーンズ659勝706敗
10位:東北楽天ゴールデンイーグルス649勝715敗
11位:東京ヤクルトスワローズ630勝711敗
12位:中日ドラゴンズ614勝745敗

2023年に38年ぶりにリーグ優勝&日本シリーズを制した阪神タイガーズ。
それ以外の年はあまり勝てないイメージがあるのですが(私だけ?)、以外にも52勝の貯金がありました。
過去10年Aクラス入りが8回あり、優勝も1回あるほどの強いチームなのです。
2024年は岡田彰布監督と共に、球団初の連覇に挑みます。

5位の埼玉西武ライオンズで貯金が21勝。6位以下は借金状態となります。
2018年と2019年に辻発彦監督の元で2連覇していますが、近年は借金に沈むこともあります。
特にチーム打率が悪く、打線がつながっていないことによる得点力の立て直しが浮上の鍵となります。

6位の横浜DeNAベイスターズは借金が17あります。
過去10年でAクラス入りが5回ありますが、最下位も2回あり、安定したチーム成績が残せていません。
クライマックシリーズには出場するものの、それを突破するほどの爆発力が期待されます。

7位のオリックス・バファローズは、中嶋聡監督の元で2021年から3連覇中。
まさに勢いに乗っているチームですが、2015年から6年連続Bクラスに沈む程の暗黒時代がありました。
借金は31なので、あと数年で貯金状態になる可能性が高いと思います。
3年連続で沢村栄治賞・MVPを獲得した山本由伸投手の抜けた穴をどう埋めるのか、中嶋聡監督の手腕に期待です。

8位の北海道日本ハムファイターズは、2016年に栗山英樹監督の元で優勝しましたが、その後なかなかAクラス入りが出来ずに苦戦しています。
2019年から3年連続5位、2022年から2年連続最下位と、派手なパフォーマンスで注目を集めた新庄剛志監督でも暗黒期を脱出できずにいます。

9位の千葉ロッテマリーンズは、過去10年でAクラス入りこそ5回ありますが、大きく勝ち越しているシーズンもありません。
近年のチーム平均打率が2割3分状態が続いているので、打線のてこ入れが期待されます。

東北唯一のプロ野球球団である東北楽天ゴールデンイーグルスが10位。
過去10年でAクラス入りが3回、2位以上は1回もありません。
2024年から新たに監督に就任した今江監督の手腕が試されます。

東京ヤクルトスワローズは、2015年の真中満監督時に優勝。
高津臣吾監督時の2021年から2年連続で優勝と、3回優勝しているにもかかわらず過去10年のチーム勝利数では11位なのです。
この要因は優勝が3回あるけれど、最下位が4回、5位も2回と大幅に成績を落としてしまうシーズンも多くなっています。
つまり勝つ時はイケイケだが、負けると最後まで立て直すことができす、Bクラスに低迷してしまうのです。
成績に振り幅があるのでプロ野球解説者の方も、順位予想がしずらいのが現状だと思います。


そして現状のプロ野球球団で一番勝てていない、弱いチームは中日ドラゴンズでした。
過去10年でAクラス入りは2020年時の与田剛監督時の3位の1回だけ。
それ以外は全てBクラスに低迷しており、そのうち4回が最下位になっています。
10年間のチーム平均順位でも12球団ワーストの5位と、暗黒期真っただ中なのです。

中日ドラゴンズが弱い要因は色々あると思いますが、とにかく得点力不足(特に長打力)の課題が長年に渡って解消されていないことが大きいのではないでしょうか。
過去10年での本塁打数は817本。
12球団の中で1000本以下なのは阪神タイガースと中日ドラゴンズの2チームですが、阪神タイガースは953本打っていますので、それよりも100本以上少ないことになります。

これは広いナゴヤドームがホーム球場ということもあるでしょうが、長打力のある選手を育成できていないのも痛いでしょうね。
防御率こそ良いものの、とにかく点が取れないのでは相手にかかるプレッシャーも大きく違います。
チーム打率は決して悪くはないので、あとは長打力のある選手をクリーンアップに置けるかどうか、それが全てではないでしょうか。

就任して3年目の立浪和義監督の手腕に注目しましょう。

 

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