会社の上司のちょっとした一言で、周りのやる気が上がったり下がったりしている現状に振り回されている人も多いかと思います。
そんな人に贈りたい、「やる気を奪う言葉」「絶対NG!パワハラ発言」をまとめてみました。
会社の先輩社員の方!昔自分が教育を受けた感覚で若手に接していると、いつかとんでもない事になるかもしれませんよ。
逆に若手の方から見ると、やる気を奪う発言をしている上司がゴロゴロいる職場は、所詮その程度のレベルなのです(笑)
会社にとって組織は一番の柱であって、その組織がダメだと会社全てがダメという事になります。
そしてその一番の責任者であり、組織を変える事が出来るのは会社のトップしかいないという結論になります。
ポイントは3つです。
②パワハラ発言は即アウト!どんなに仕事が出来る上司でもパワハラ発言は許されない時代
③会社で働いている人間や組織に愛想が尽きたら辞め時かも?あなたがいくら頑張ってもその会社は一生変わらない!
参考にした書籍は、プレジデント2019年2月18号です。
人のやる気を奪ったりパワハラ発言をしてしまう残念な人や会社のあるある集
人のやる気を奪う一言集
これぐらい、昔は誰でもできていたんだけどね | 昔と今の価値観のズレを言った所で何も変わらない、今出来るように指導するのが上司の務め |
そんな事も分からないの? | 「そんな事」とはどんな事なの?指示や教育内容に具体性が無い人にありがち |
小学生でもできるぞ | 相手の能力をバッサリ否定してしまう言葉。小学生でもいろんな小学生がいますよね |
やる気ないの? | やる気で解決するなら誰でもやってる!(笑) |
これらの発言に共通しているのは、全てにおいてあいまいな事が多いということです。
例えばプレゼン資料の作成をお願いされたとして、「どういう所に気を付けなければいけないのか」「どの部分をどういう理由で修正するのか」など具体的な事が全く相手に伝わっていないから、お互いにズレが生じているのです。
そしてそれを上司に質問すると「それぐらい自分で考えてよ」とか「頑張るしかないだろ」みたいな、更に曖昧な指示を受ける事になります。
それで出来上がったプレゼン資料の修正を一緒になんとかしてくれる上司や先輩ならまだいいのですが、そういう発言をしてしまう人に限って手伝ってくれる事はないでしょう。
具体的な指示や教育が出来ない上司や先輩社員に対して私たちが出来る事は、一つ一つ確認しながら作業を進めるしかありませんね。
どんなに仕事が出来る人でもパワハラ発言は即アウトに!?
あなたより〇〇さんの方がよっぽど仕事ができるね | 他人と比べる事自体がナンセンス、多様な価値観の集団が会社組織 |
代わりはいくらでもいる | 上司の立場を利用した発言なので× |
結婚してないからダメなんだよ | こういう化石のような考え方の人は一定数居ます(笑) |
あいつを辞めさせろ | 上司の立場を濫用した発言なので× |
最近になり、ニュースでもパワハラに関する報道が以前より明らかに増えてきました。
先ほどご紹介した発言以外でも、休日に無理やり部下を呼び出したり直接的な発言はないものの上司という立場を利用した言動は、相手にとって圧力を感じてしまうとパワハラとなります。
それこそ昔なら学校でも会社でも一発叩かれておしまい!という経験をした方もいるでしょうが、今の特に若い人たちは子どもの頃から叱られた経験が少なく、打たれ弱い傾向があるようです。
そんな時に例え上司の指摘が正しくても、大きな声で怒鳴りつけたら相手は委縮して恐怖を感じてしまうのです。
これは男性女性関係ないので要注意です。
会社で上司や先輩が若手に伝える時には、いきなりダメ出しするのではなく「君が頑張っているのは分かっている」「ここは出来ているよ」とまず相手の行為を認めてあげる事です。
そして「でもこの部分は少し足りないからこうしてみようか?」と具体的に指示をしましょう。
この時に、なぜそういう事をするのかその理由も説明すると更にベストです。
昔は「理由ぐらい自分で考えろよ」「自分で見つけるもんだ」という教育を受けた人も多いでしょうか、人の背中を見て何かを覚える時代では無いのです。
だからこそ相手に分かりやすく具体的に指示を出すのが大切なのです。
良い会社か悪い会社かを見極めるには「組織」を見よう
会社にとって「組織」は、一番柱となるものです。
この「組織」が腐っていたら、どんなに優秀で頑張っている社員が沢山居ても、会社はいずれ立ち行かなくなるでしょう。
その組織をどうにかできるのは、会社のトップだけです。
今までご紹介してきた発言を日常的に繰り返している社員に対して、会社はどのような事をしていますか?
何もしていない、黙って見て見ぬふりをしている場合、もうその会社に期待するのはやめましょう!
「私が我慢すれば」・・・とか「みんな頑張ってるんだから俺もやるしかない・・・」と考えるのは本当にもったいないんです。
そういう沈没船のような会社に残ってしまうと、どんどん溺れる人が増えてしまいます。
沈没船に最期まで残るのは船長である「トップ」の責任ですからね。
以上、問題発言あるある集でした。
どうもありがとうございました。