学歴主義の人に対抗する為に私が実践した3つの事

学歴主義とは、人や物事を判断するに当たって学歴を重んじる考え方の事を指します。

本人にいくら能力が才能があっても、学歴の有無で本人の望んでいる進路や人生を歩む事ができないこと程不幸な事はないでしょう。

今回はその学歴主義者に対して、実際私が行動実践してかなりの効果をあげる事ができた事を大きく分けて3つご紹介します。

ちなみに今回ご紹介する内容は、相手を説得させるとか相手の考え方を変えてあげようなどという、学歴主義者に対して攻撃的なスタンスでは全くありません。

結論から申しますと…

学歴主義者の言い分にも一理ある!その考えを自分に吸収する事でパワーアップする事ができる!

学歴主義の人に対抗する為には、まず社会の現状を知る

2018年の大学進学率は57.9%で過去最高を更新

大学・短期大学進学率

この数字は、大学と短期大学の進学率となっています。

平成に入ってから時期によっては減少もしていますが、全体を通してみると進学率は一貫して右肩上がりです。

更に専門学校を含めると81.5%で、10人に8人以上は高校卒業後も進学している現状です。

専門学校は資格の取得が主な目的でしょうから、単純に大学や短大と比較はできませんが。

ただ大学でも資格取得は十分可能なので、学ぶ機会としての大きな枠で考えれば大学も専門学校も進学するという事になると思います。

まずこの絶対的事実を把握していなければなりません

現在の日本は学歴社会である!

ちなみに平成がスタートした1989年当時の大学進学率は36.3%ですから、この30年で20%以上の増加となっている訳です。


男性の場合、大卒と高卒の賃金格差は約100万円以上の差がある

学歴・男女別賃金格差

グラフを見ても大卒男性の年収が飛びぬけているのが分かりますね。

ちなみに高卒男性と大卒女性の年収がほぼ同一だというのも意外な結果ではないでしょうか。

女性の働き方は平成初期から劇的に変化しています。

結婚後も共働き世帯が多数派となっており、女性の社会進出はこれからも進むでしょう。

しかし統計を見てみると、働いている女性にとって自分に見合う所得を得られているかはかなり微妙なようです。


親の最終学歴が高い程子供の学力も高い

これは平成29年度の全国学力調査・学習調査の結果及び保護者への調査を元に、家庭環境が子供の学力にどう影響しているか文科省が発表したものです。

親の最終学歴と子供の学力の結果はグラフの通りです。

少し解説しますと、グラフの算Aと算Bという項目があります。

算Aは主に基礎力を問う問題、算Bは応用力を問う問題だとご理解下さい。

数Aと数Bも同様です。


父親はこちら
父親の学歴と子供の学力


母親はこちら
母親の学歴と子供の学力


ここまで親の学歴が子供の学力に影響を与えるという事実は、結構衝撃的なデータではないでしょうか。

昔なら世間一般であいまいに認識されていた事が、見える化する事で一気に浮かびあがってきます。

私は最初にこの事実を知ったのは、図書館で何気なく手に取った雑誌の特集記事でした。

それは世帯年収別の子供の学力や、家庭習慣(起床時間、家庭における蔵書数、親の帰宅時間等)による調査など詳細に掲載されていました。

今まで学歴に対して常に冷ややかな視点だった私が、考えさせられるようになったきっかけです。

私の頭の中の学歴に対する知識は、その昔に学校を卒業したままの化石みたいな状態だった訳です。


3つの事実から私が出した結論

ズバリ言うと、学歴が人生に与える影響は無視できない程になっていると言う事です。

しかも本人だけでなくその子供にも大きく影響が出ています

内心そう思いたくないのですが、調査結果を見る限りそう思わざるを得ません。

 

以前の私なら、無理に大学に進学しなくても真面目に物事に取り組んでいればいいじゃないかという考え方でした。

高い奨学金を借りてまで本人が望んでいるかどうか分からないまま進学するくらいなら、自分のやりたい職業に就けばいいんじゃない?というスタンスでした。

 

ただし、親の学歴と子供の学力の調査結果であそこまで明確に差が出ると話は別です。

親の学歴次第で子供の先の人生もはっきり見えてしまうようなものだからです。

もちろん親の学歴とは関係なく、子供自身が一生懸命努力して人生を切り開く場合も相当数あるでしょう。

しかし今の日本は、少子高齢化や経済成長の停滞など昔と比べて構造的に根の深い問題が山積しています。

本人の努力が報われない事も多々あって、それが社会問題として最近一気に噴出してきました。

ブラック企業の存在やパワハラによる問題がその典型です。

先の見えない今だからこそ、社会人として立派に一人立ちしてもらう為に親は子供に何をさせるべきか?

その答えの一つとして、子供に少しでも良い教育をして少しでも有利な進学の道を歩いて欲しいと思うのは自然だと私は思うようになりました。


学歴主義者の考え方を探る

一言で学歴主義者と言っても、そこには様々なタイプの人がいます。

今回その人たちを4つのパターンに分類して分析してみる事にしました。

分析結果は全て私の個人的な主観に基づくものですのでご了承下さい

学歴主義者を4つのタイプで分析

学歴・プライド共に高い人

いわゆる社会的に成功を収めている人に多い傾向だと思います。

自分の未来は自分の力でつかみ取るんだという、揺るがない信念や自信とその行動力の結果と言えるでしょう。

代表的な職業で言えば、医師・弁護士・代議士・国家公務員などでしょうか。

ただ普段私たちが一般的にこういう方々と交流する機会があまり無い為、はっきり言えば雲の上の存在みたいなイメージです。

仕事として接する機会はあるけれど、実際どういう人なのかは全然分からないというケースも多いかと思います。

そして実際会って話をしてみたらイメージと全然違う!という流れですね。

更に今まで成功を積み重ねてきた結果、自分のやり方や考えに相当の自信をもっている方が多いです。

逆にいうと、こういう方々は例え周りから失敗だと言われても素直に失敗と認めようとしないばかりか、失敗と認識すらしてないケースも。

自分の確固たる世界を築いている人だからこそ、客観的な視点に欠ける発言や言動が目立ってしまう時があると私個人的に思う所です。


学歴は高いがプライドは低い人

学校の先生

世間的にこういう方のイメージがあまり想像できないのですが、あえていうならば教育関係者でしょうか。

職業で言うと学歴に幅はあるのですが学校の教師、塾の講師などです。

特に学校の教師は、時間外勤務の多さや部活動での拘束時間、保護者への対応など膨大な仕事に日々追われているのが実態です。

志が高くて職を選択した先生が、理想と現実に悩んで休職に追い込まれるケースが多いのは本当に悲しい事です。

ただ塾の講師でもプライドの高そうな人はいくらでも居ますし、このタイプに限ると一概に分析するのは難しいです。

プライドの低さが一歩引いてしまう事により、本来やりたかった事や言いたい事が言えない事も多いでしょうからストレスも溜まるはずです。

本来こういう才能があって相手の事も考える事が出来る人が、もっと活躍できる社会であって欲しいですよね。

現実はこういうお人好しな人、都合の良い人に雑用がどんどん割り振られてしまうような気がします。


学歴はないがプライドが高い人

実はこういうタイプの人は更に2種類に分かれてると思っています。

一つ目は本当に学歴に全く興味が無い人です

大学等に進学しなくても、元気で健康で本人が望んでいる人生を歩めるのならそれでいいじゃないかという考え方です。

こういう考え方も全然アリだと思いますが、多くの場合この発言の根拠は数十年前の社会の常識や知識からくるものなのです。

しかもそれが当たり前であり、そういう考え方で家庭をもって子育てをしていると当然その子供もその親の考えが深く影響してきます。

例えその子供が勉強に意欲的に取り組んでいて、将来の進路選択肢が複数ある場合でも進学という選択肢が輝く事はありません

進学する事のメリットを親から与えられる機会が極端に少ないのが、こういう学歴に興味が無い親に共通する特徴の一つです。

 

ならば学校の先生や塾の講師に教えてもらえばいいじゃないか!という意見が出ると思います。

ですが現実は違います。

このタイプの家庭は、そもそも子供を塾に行かせるという選択肢も少ないのです。

例え行かせた場合でも、進学塾ではなく近所にあって子供自身で通う事が出来る塾などに落ち着く場合が多いです。

ようするに必要以上に教育費は掛けないスタンスです。

学校においても、今の教育現場はそもそも先生方の仕事量が膨大になっていますから、一人一人の進路指導に掛けられる時間にも限りがあります。

中学校3年時の進路相談(3者面談)においても、家庭の方針にあれこれ言う事は今の学校には到底無理な話です。

下手に学校側が家庭の教育方針に口出しして、後々クレームになる事だけは避けたいですからね。

学校や塾に必要以上に期待するというのも無理な話なのです。


2つ目は内心学歴が低い事を気にしている人です

なおかつプライドは高いですから、その矛先は周りの人に向かってきます

本人が仕事に私生活に意欲的に挑戦的に頑張る事ができている状況なら全然かまわないのですが、このタイプで私が個人的に真っ先に思い浮かんでしまうのが教育ママ的な人です。

教育ママ

家庭をもって子供が生まれたとたんに、子供に対する期待や夢が一気に広がって自分にとって理想の将来像に向かって一直線!

一般的に教育ママと聞くとあまり良いイメージはしないですよね。

私は、学歴が高い教育ママと学歴が低い教育ママとでは超えられない明確な差があると思ってます。

最大の壁は子供が親の事をどう思うのか?です。

ここでは教育論とか躾とか一切関係ありません。

子供から言わせてみれば、お父さんお母さんだって大学に行ってないじゃん!で終わる話なのです。

しかしプライドが高くて自分の学歴が低い事が気になる親はそれでは納得しません。

親が進学していない場合、自分自身の進学先の生活や環境や就職など人生経験として子供に語る事は一切できません。

この親の成功体験や人生経験を語る事が出来ないのは、学歴の低い親にとって負い目を感じる事だと思います。

 

これが学歴の高い教育ママだと、進学前提の家庭環境や躾になるのは当たり前です。

その当たり前の環境で子供が育っていく訳ですから、その結果が先ほど紹介した全国学力調査・学習調査になるのです。

子どもから見た場合、どちらの親の言う事の方が説得力があるでしょうか・・・。


学歴・プライド共に低い人

最初に紹介した学歴・プライド共に高い人と真逆なパターンになります。

こういうタイプの人は自己肯定感が低い場合が多く、それによってもたらされる様々な悪影響が心配です。

自分より他人の言動や考えを優先してしまうので、後先考えずに行動してしまう事も。

優柔不断だったり、自分の意見を人によってコロコロ変えたりと風見鶏的な立場になってしまうのも特徴でしょうか。

一般的に言われている学歴主義者とは一番遠いタイプに分類されるかもしれません。

 

なお自己肯定感についてですが、実は大人になっても高める事は十分可能なのです。

それによって自分自身の考えや行動が前向きになって、人生そのものが変わる可能性もあるのです。

私の実体験をご紹介しておりますので、ぜひこちらもどうぞ!

 

資格勉強を1年間継続したら自己肯定感が上昇して人生観が変わった!

学校・職場・家庭などで上手くいかない時が続いた時、それを乗り越えられる人とひどく落ち込んでしまう人との差はどこからくるのでしょうか? 私は2018年に合計4つの資格試験に合格しました。全て初試験で独学一発合格です。 勤務先の会社から取得を命じられた訳でもなく転職の可能性も当面はないのですが、それでも1年間資格勉強を継続して確かに変わったと実感できる事があります。 …


教育ママ的な学歴主義者に対抗する為に私が実践した具体的方法

以上学歴主義者を大きく4つのタイプに勝手に分類して分析してみました。

では私が実際対抗した学歴主義者はどのタイプだったのでしょうか。

それは教育ママ的な学歴主義者でした

学歴は高くもなく低くもない中間ぐらいですが、とにかく学歴に対する執念がすごい方でした。

子どもに対しては絶対大学に進学させるんだという、私が勝手に分類分析した内心学歴がない事を気にしているタイプになります。

では今回このような方と出来るだけ衝突を避けながら、こちらの話や提案を受け入れてくれるにはどう臨むべきか。

私が実際行動実践した3つの事を紹介します。


具体的な根拠やデータを示しながら話をする

その人とある時、大卒の就職率について議論になった事があります。

2019年4月1日において、大卒の就職率は97.6%と過去2番目の高さだとその人が言ってきました。

実際ニュースなどで報道されている内容は、人手不足による売手市場が続いており高い就職率となっているという流れですね。

ただし!ここで終わってはいけません!

この就職率には実はあまり知られていない事実があるのです。

第35回ワークス大卒求人倍率調査によれば、5000人以上の大企業の求人倍率は0.37倍にすぎないのです。

反面300人未満の中小企業では、9.91倍と前年比で3ポイント以上の上昇となっています。

結局大卒の求人倍率は、中小企業など特定の企業が人手不足を背景に押し上げている数値にすぎないんですよ。

この事実を私はその方にストレートに伝えた所、大変びっくりしていましたね。

ニュースなどでもほとんど報道されていないでしょうから知らなくても当然なんでしょうが、私がその事実を告げた事にも驚いていたようですね。

根拠とデータで示す

これはその方との会話のほんの一コマですが、この根拠とデータを示しながら話をするというのは、学歴主義者に対してはかなりの効果を発揮すると思っています。

学歴が高い人から見ても、「まあ私は知っていたけどあなたも知っていたか!」となる訳です。

何より自分自身も物事に対して客観的な見方が出来るようになるんですよね。

特に学歴主義の人に対しては、主観を元にした話はなかなか受け入れてもらえないので注意が必要です。

 


自分の意見と同じ著書を勧める

プライドが高い人からある時私はこう言われた事があります。

あなたの言ってる事は正しいかもしれないが、専門家でもないから全て信用できない

今振り返ってみても相当腹立たしい言いぐさなのですが、実際これに反論できない私自身も悔しい思いをしました。

通常ならこういう人とは距離を置くのが大人の対応なのでしょうが、その時はそういう事もできない状況だったのです。

ではどうするか。

専門家の人の知恵をぜひ借りてみましょう!

プライドが高い人の言っている専門家とは、つまり高学歴の人や士業などその道のプロなどを指しています。

そういう人達が出版している著書の中で、自分の意見に近いものを選んで一度読んでみます。

そしてその著書をプライドの高い人に対して、ぜひ読んで欲しいとお勧めしてみるのです。

ここで読んでくれなかった場合は終わる話なのですが、私の場合は素直に読んでくれましたね。

私がどれだけ調べて説得しても聞いてもらえない話が、内容は同じ事を書いている著書の方がこういうプライドの高い人は受け入れてくれるものなのです。

実際このプライドの高い人がどこまで著書を読んだのかや内容を受け入れてくれたのかは全く分かりませんが、少なくとも一通り目は通したみたいです。

相手に対して無駄に終わりそうな努力や時間を費やすぐらいなら、自分と同じ意見の著書を勧めてみてはどうでしょうか。

何より本を読むことで自分自身の勉強にもなりますからね


自分が資格勉強をして資格を取る

これは最終兵器にして一番効果がある実践方法でした。

もちろん資格勉強をするのは自分自身ですから、資格の種類によって相応の努力が必要となります。

ただ学歴主義者の人の中には、学生時代相当苦労して頑張って勉強して今の地位を築いてきた人が居るのも事実でしょう

勉強を頑張っている人に対しては、素直に努力を認めてくれる場合も多いのです

私の場合、相手の学歴が中間ぐらいの教育ママ的な方でしたから、私の勉強継続と資格試験に合格した事実を目の当たりにして一気に私に対する対応が変わったのが印象深かったですね。

今まで一切私の話に耳を貸してくれなかった事がほとんど無くなりました。

以前と話をしている内容は全く変わりないのに、話をする相手の経歴(学歴や資格取得)が少し変わるだけでこれだけ違ってくるものなのかということです。


さいごに

私の対処法を見て頂いた方の中には、結局あなた自身も学歴主義になったか!と思われた方が居るかもしれません。

実際私が資格試験を合格して美談のように聞こえるかもしれませんが、実は私自身今でも複雑な感情は抱いております。

学歴や資格の有無を重視して、相手と面と向かって冷静に話を出来ないのは実は悲しい事なんじゃないかという事です。

本当に対人関係って難しいですね。

 

 

学歴社会
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