地平線に太陽が沈む夕暮れはなんとも言えない美しさがありますが、その決定的瞬間をカメラに捉えるのは意外と難しい!
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— 白犬 (@bqddb_photo) March 4, 2022
スマホで撮影してもありきたりな写真しか撮れない事が多いのですが、このブログでは35mm換算で800mの超望遠レンズミラーレスカメラで撮影した夕日夕暮れの奇跡の写真を10枚ご紹介します。
撮影した場所は愛媛県の夕日スポット、今治市の鴨池海岸公園です☟
この公園は映画の舞台にもなった場所で、瀬戸内海の島々と夕日がとてもマッチしています。
ではさっそくご紹介していきましょう!
800mmレンズで捉えた夕日ショット10選
「ほぼ」だるま夕日
だるま夕日とは地平線に太陽が沈む直前に太陽の下側が歪んで見える現象です。
その歪んだ姿がだるまのように見えるのですが、蜃気楼現象の一つであり1年中見れる訳ではありません。
冬に良く見られる現象なので、気温が低い方がだるま夕日に遭遇できる確率が高いようです。
高知県の宿毛湾がだるま夕日の有名スポットですが、瀬戸内海でも見ることが出来ますよ。
実は私が鴨池海岸公園の夕日を最初に見に行った時に、だるま夕日を見ることが出来たんですよ!
まさにリアル奇跡の写真(笑)。
ただ夕日の左下に雲がかかってしまったので完全なだるま型にはなりませんでしたが、、
蜃気楼現象なので、だるま型になる直前には遠くに何かの建物が浮かんでいるような感じになります☟
ちなみに完璧なだるま夕日はこんな感じです☟
太陽から伸びる光の道
夕暮れになって風や波が穏やかな日には、太陽から伸びる光が道のようになります。
ただこのショットを捉えるには圧縮効果を期待できる望遠レンズが必須です。
スマホや広角レンズで撮影すると光の道は現れてくれません☟
この日は波がとても穏やかなこともあり、夕日が沈む直前まで光の道が消えることはありませんでした☟
夕日の色が変わる瞬間
夕日を撮り続けていると、あるタイミングで太陽の色が変わることがあるんですよ。
最初は黄色だったのがその後真っ赤に染まる感じです。
まるで地平線に沈む太陽が怒っている姿に映るのですが、こちらも毎回色が変化する訳ではなさそうです☟
なぜ太陽の色が変わるのかググってみたら光の見える角度の都合らしいのですが、詳しい理論は分かりませんでした(笑)。
瀬戸内海の多島美と船と太陽
瀬戸内海は国立公園に指定されており、1934年に日本初の国立公園に指定されています。
(雲仙国立公園と霧島国立公園も当時指定されています)
大小多くの島が点在していて、海に浮かぶ島々は瀬戸内の多島美とも呼ばれています。
そんな多島美と夕日を眺めていると、どこか別の国に居るような錯覚さえ沸き起こってきます。
この瀬戸内海は多くの船が行き来しますが、大型の貨物船やタンカーも頻繁に往来しています。
真っ赤に染まった空の中をゆっくり進む船の姿は何とも言えない美しさです☟
公園の夕日
最後にご紹介するのは公園から見た夕日ショットになります。
赤く染まった夕暮れと木々の姿は、日本とは思えないような風景だと思いませんか?
ちなみにこのショットは駐車場の一番奥から超望遠レンズで海方向を撮影しました。
天気の良い日中はこのようなごく普通の公園駐車場です(笑)☟
モデルになってくれる人が居ればもっと絵になっていたので残念!
この日も太陽の色が途中で変化していましたが、航海する船と一緒のショットを捉えることができました☟
以上「【超望遠写真】800mmミラーレスで夕日夕焼けの決定的瞬間を捉えてみた【だるま夕日】」でした。