新型コロナウイルスの感染拡大の影響が世界中に広まっています。
日本国内でもさまざまなイベントが自粛されていますが、今後一番注目されるのが・・・
ということでしょう。
現地時間の3月13日に国家非常事態宣言を出したアメリカですが、そのトランプ大統領でさえ「2020年東京五輪を1年延期することも関係者は検討すべき」との考えを示しています(ワシントン 12日 ロイターより)。
現時点で東京オリンピックは通常通り開催する方向みたいですが、もし今後仮に延期になった場合、1年後ではなく2年後になる可能性の方が高いのです。
その理由とは何かをご紹介しますね。
東京オリンピックは2022年に延期決定?1年後ではなく2年後が濃厚な理由はコレ!
2021年8月は、世界陸上がアメリカで開催される!
来年(2021年)予定されている、主なスポーツイベントスケジュールは次の通りです。
1月 | 【ハンドボール】世界男子ハンドボール選手権( エジプト) 【テニス】全豪オープン( オーストラリアメルボルン) |
2月 | 【アメリカンフットボール・NFL】第55回スーパーボウル(フロリダ州・レイモンド・ジェームス・スタジアム) 【クリケット】女子クリケット・ワールドカップ( ニュージーランド) |
3月 | 【プロレス・WWE】レッスルマニア37(カリフォルニア州・ソフィ・スタジアム) |
4月 | 【バスケットボール】第83回NCAAファイナルフォー(インディアナ州・ルーカス・オイル・スタジアム) 【ゴルフ・米国男子】マスターズ・トーナメント(ジョージア州・オーガスタ・ナショナルGC) |
5月 | 第103回全米プロゴルフ選手権(サウスカロライナ州・キアワ・アイランド・ゴルフリゾート オーシャンコース) 【総合】関西2021ワールドマスターズゲームズ( 日本・関西地域) |
6月 | 【ゴルフ・全米男子】第121回全米オープン(カリフォルニア州・トーリーパインズGC南コース) |
7月 | 【水泳】世界水泳・世界マスターズ水泳( 日本福岡市・マリンメッセ福岡他) 【ゴルフ・全米男子】第150回全英オープン( スコットランド・セント・アンドリュース オールドコース) |
8月 | 【陸上競技】世界陸上( アメリカ合衆国オレゴン州・ユージーン) 【テニス】全米オープン |
9月 | 【ラグビー・女子】ラグビーワールドカップ( ニュージーランド) |
実は2021年8月は、2年毎に開催される世界陸上がアメリカで開催される予定になっているのです!
ここに東京オリンピックをぶつけてしまうと、アメリカに喧嘩を売ってしまう事になります・・・。
この世界陸上を延期するという可能性もありますが、それはアメリカとの交渉次第でしょうね。
ちなみにアメリカ大陸で世界陸上が開催されるのは2001年エドモントン以来20年ぶりということもあり、アメリカにおいて世界陸上開催への期待感は高いと思いますよ。
そんな2021年に、不可抗力とはいえ延期になった東京オリンピックをぶつけるのは現実的に厳しいのではないでしょうか?
2022年8月は今の所大きな国際スポーツ大会は無し!
では更に1年後の2022年開催予定の、スポーツイベントスケージュールはこちらです。
2月 | 【冬季オリンピック】中国北京で開催予定 |
9月 | 【アジア競技大会】中国 杭州市で開催される第19回アジア競技大会 |
10月 | 【ユースオリンピック】ダカールユースオリンピック |
11月 | 【サッカー】2022 FIFAワールドカップカタール大会開催予定 |
時期未定 | 【バドミントン】世界バドミントン選手権の東京開催(初の日本開催) |
テニスやゴルフのメジャー大会は省略していますが、今の所2022年8月には大きな国際スポーツイベントは入っていません。
2022年は冬季オリンピックの年ですが、同じ年にオリンピックを2回開催するのもかなり盛り上がるのではないでしょうか?
実はかつてオリンピックの夏季大会と冬季大会は、1992年までは同じ年に行われていたんですよ。
それがさまざまな「大人の事情」で別々になったみたいですが、過去の実績がありますので夏季大会と冬季大会は同じ2022年になっても大丈夫でしょう!
つまり2020年の東京オリンピックを延期するなら、2022年夏が一番スムーズに決まる可能性が高いのです!
早く東京オリンピックの今後のスケージュールを決めないと、2022年夏に別の国際大会が入ってしまう可能性があります。
世界中の人々が、日本の動向を見ています!
以上、東京オリンピックを延期するなら2年後の2022年しかない!その唯一の訳とは?【新型コロナウイルスの影響】のご紹介でした。