愛媛県の郷土料理といえば、みなさんは何が思い浮かぶでしょうか?
鯛めしや鯛そうめん、海鮮丼など海の幸。
鍋焼きうどんや焼豚玉子飯といった、地元ならではソウルフード。
今回は松山市内にある、2つのお店をご紹介したいと思います。
一店目は鍋焼きうどんのお店です。
煮込みうどんの一種で全国的に有名なのが愛知県の「味噌煮込みうどん」です。
松山市での鍋焼きうどんは、アルミ鍋にうどんと素朴なだしを入れて煮込んでいます。
うどんと聞くと、どうしても愛媛県の隣の香川さぬきうどんが有名すぎるんですよね。
松山市の鍋焼きうどんがどういうものか、私の初実食レポとなります。
この度カルビーから、ポテトチップス「松山鍋焼きうどん味」が発売されました☟

ホンモノの鍋焼きうどんの味を再現した期間限定商品なので、さっそく購入して食べてみました。
こちらも合わせてぜひご覧下さい。
二店目はとんかつ専門店です。
このお店の特徴は、とんかつパフェなるものがメニューにあるそうです。
テレビ番組でも紹介されたらしく、店の場所は松山市駅からほど近い距離にあります。
とんかつパフェがどのようなものか、突撃実食してきました!
アサヒの鍋焼きうどんと、清まるのとんかつ実食レポ
昭和22年創業の鍋焼きうどんの店「アサヒ」は、思い入れがある人にとってかげないのない味
住所 | 愛媛県松山市湊町3丁目10−11 |
電話番号 | 089-921-6470 |
営業時間 | 10:00~18:00、水曜日定休 |
訪問日 | 2019年8月中旬、10:30頃 |
松山で鍋焼きうどんの有名なお店は、「アサヒ」とすぐ近くにある「ことり」という2つのお店があります。
2つの店とも昭和20年代の創業で、昔からの固定ファンを多くもっているお店です。
今回グーグルマップを頼りにアサヒに向かったのですが、大街道から少し裏通り的な所にありました☟
大街道は新しくてオシャレなお店が立ち並んでいますが、少し離れてみるとこういう一昔前の街並みがある事に少しびっくりです。
ほどなくしてお店に到着です☟
普通の民家と見間違うぐらいの小さいお店です。
創業当時からこの場所で営業されてるんでしょうかね。
私が訪問したのが土曜日の10:30ぐらいでしたが、行列はありませんでした。
さっそく中に入ってみましょう☟
う~ん、このレトロ感がなんとも言えませんね。
実家がある田舎に帰省して、近所のお店で故郷の味を頂く感じでしょうか。
ちなみにお客さんは4人程居ました。
注文できるものは、鍋焼きうどん・いなりずし・ドリンク、以上です!☟
鍋焼きうどんを一つ注文して、しばらく待ちます。
ちなみにこのお店では、注文した品がテーブルに来た時にその場で会計するシステムのようです。
注文して10分後ぐらいに、鍋焼きうどんがきました☟
私の第一印象は、思ったよりアルミ鍋が小さかった事です。
実際ガイドブックとかで写真を見ると、アルミ鍋自体が結構大きそうに見えるんですよね。
愛媛県に住んでいると、香川のさぬきうどんを食べる機会がどうしても多くなります。
さぬきうどんと比較するようなものでもないと思いますが、結構お腹空いてるんだけど!という方はぜひいなりずしもご一緒にどうぞ。
さて鍋焼きうどんの中身はどんな感じでしょうか☟
蓋を取った瞬間に、甘いうどんだしの香りが漂ってきます。
おでんのだしみたいな香りでした。
具もシンプルで、体に優しそうな鍋焼きうどんですね。
さっそく頂いたのですが、鍋もレンゲも全てアルミ製なのです。
熱がじかに伝わってきますので、火傷をしないように気を付けて食べていきます。
鍋焼きうどん自体は普通の味でした。
讃岐うどんのような強いコシの麺ではなくて、味噌煮込みうどんのような麺が固めでだしが濃いものとも違います。
まあ普通のどこにでもあるうどんを、アルミ鍋で甘めのだしと煮込んでいる・・・。
それが松山風鍋焼きうどんでした。
コスパ的にも讃岐うどんと比較すると、どうしてももう少し量が欲しいなと感じる所です。
私のような、松山に住んだ事もなく特に深い思い出もない一般的な観光気分で訪れると、ちょっと拍子抜けするかもしれません。
ただ、この鍋焼きうどんの店「アサヒ」に昔から通っているお客さんにとっては、かけがいのない場所であり味なんでしょうね。
常連客が子どもの頃あった事をいろいろ思いながら食べる鍋焼きうどんは、また格別なものがありそうです。
カルビーから、ポテトチップス「松山鍋焼きうどん味」が期間限定商品として発売されたので、さっそく食べてみました☟
袋を開けるとほんのり甘い香りがします。
一口食べてみると・・・
とんかつパフェが有名だが、とんかつ自体はすごく美味しかった清まる
住所 | 愛媛県松山市花園町4−6 アプトンパーク21 |
電話番号 | 089-948-9588 |
営業時間 | 11:00~21:00 |
公式ホームページ | https://tonkatsupafe.co.jp/ |
訪問日 | 2019年8月中旬、12:30頃 |
とんかつ専門店「清まる」は、松山市駅からほど近い場所にあります。
このお店は以前道後温泉近くに店があって、そこでとんかつパフェを提供していたそうです。
その後道後温泉のお店は閉店して、現在に至っています。
この清まるでは、「とんかつパフェ」だけでなく「とんかつうどん」や「とんかつサラダ冷やし中華麺」など、他のとんかつ店にはないメニューがいろいろあります。
失礼を承知で言うと、こういう奇抜なメニューがあるお店に対しては、肝心の料理の味は大丈夫なの!?と疑ってしまいます。
清まるの公式ホームページを見ても、すごく個性的で独特のオーラが漂っています。
まあつべこべ言わずに、まずは食べてみてよ!とお店の声が聞こえてきそうなので、実食してみましょう。
松山市駅近くの道路沿いには、沢山の飲食店が立ち並んでいます。
以前松山市駅にあるいよてつ高島屋に行った所、食事をする店があまりにも少ない事にびっくりした事があるんですよ。
これだけ道路沿いにさまざまな飲食店があると、納得できる話です。
さてとんかつ専門店「清まる」も、市駅前道路沿いのビルの1階にあります☟
外観はすごく綺麗でオシャレな感じですね。
ショーケースの中を見てみると・・・☟
名物のとんかつパフェが中央にありますが、その他にもさまざまなとんかつ料理を食べる事が出来るようです。
お店に来るまでは実際にパフェなんか提供しているのかと半信半疑でしたが、本当でした!
ここで迷っていても仕方がなく時間が12時を過ぎていたので、結構お腹が空いていた私です。
覚悟(?)を決めてお店に入ってみます☟
店内はテーブル席とカウンター席両方ありますので、家族でも一人でも気兼ねなく食事できますね。
食事するスペースもある程度確保されていますし、清潔感あふれるお店ですよ。
どうしてもとんかつ専門店と聞くとちょっとお高くて一人で入りずらい勝手なイメージなんですが、この清まるは良い意味で気軽に食事する事ができるお店だと思います。
なお写真には写っていませんが更に手前にも席があって、その時は6人ぐらいのお客さんが居ました。
さっそくメニュー表を見てみます☟
土日でランチセットが注文できるのは嬉しいですね。
一般的なとんかつ専門店の定食ですと2000円近くはすると思うのですが、ランチ&ディナーだと1000円前後で食事できます。
コスパ的にはかなり良いと思います。
そして注目の「とんかつパフェ」!
単品で800円ですので、これはそれなりのお値段ですね。
今回は、ひれかつDXランチととんかつパフェ。この2品でいきましょう!
なお、とんかつパフェは注文してからしばらく時間がかかるとの情報を事前に入手していました。
パフェにとんかつをトッピングしますので、とんかつ自体をを揚げてから冷ますのに時間がかかるからだとか。
なのでパフェも注文と同時に作ってもらう事にしました。
約15分後、ほぼ同時に2品が到着です☟
私が予想していた以上のボリュームでした!!
女性の方だったら、とんかつパフェだけでもお腹一杯になると思います。
ランチの量も、男性の方でも満足できるボリュームではないでしょうか。
まずはとんかつパフェの方から食べてみましょう!
清まるのオススメの食べ方というマニュアルがあるみたいです☟
とんかつの上に抹茶アイスをのせて食べてみたんですが、意外と美味しかったですよ。
抹茶の苦みとジューシーなとんかつの旨味が、見事マッチしています。
とんかつとそれ以外のアイスやフルーツを交互に食べても良さそうな感じです。
それよりもとんかつ自体がすごく美味しかったんですよ。
店に入る前は正直少し不安でしたが、さすがとんかつ専門店だけの事はあります。
とんかつ自体が美味しいからパフェも美味しく食べる事が出来る訳ですね。
ひれかつDXランチの方も、揚げたてのひれかつや唐揚げエビフライはサクサクでジューシー!
まさに私好みのとんかつでした。
しかも今回の会計で、定食とデザートを一緒に注文しても2000円でお釣りがきます。
このコスパの良さは本当にすごいです。
かなりお腹を空かせて行った私でしたが、ランチととんかつパフェで大満足でした☟
とんかつの清まる、私は自信をもってオススメしますよ。
美味しいピザのお店をご紹介しているので、こちらもぜひ☟
ピザ包勇