賃貸アパートマンションを探している人へ教えたい10の事【注意点やポイントなど】

皆さんは賃貸アパートや賃貸マンションを借りようとする時に、どのような事を優先して探しますか?

ひとまず家賃は真っ先に調べると思うのですが、賃貸物件にはそれ以外にも気を付けておくべきポイントが数多くあります。

初めて賃貸物件を探そうとしている学生さんや新社会人の方はもちろん、今賃貸物件に住んでいて別の物件を探そうと思っている方へ

今回は今まで数回賃貸物件を契約した経験があって、2018年宅建試験を合格した私が賃貸物件を借りる際の10のポイントをご紹介します。

なお、賃貸物件か持家かで悩んでいる方はぜひこちらの記事もどうぞ!
賃貸と持家のメリットデメリットを挙げて、更に将来も考えてみる


物件を探す前に、自分にとっての優先項目を決めておく

 

優先順位

賃貸物件を探す場合に、多くの方はまずネットを利用して物件を検索すると思います。

でもその前にぜひ決めておいて欲しい事があるのです。

 

自分にとって何を優先して何は妥協していいのか、ざっくり決めておきましょう

 

家賃が安くて築年数が新しくて、駅から近くて部屋面積が広い物件が良い!となんとなく思いながら検索しても、なかなか物件を絞るのは難しいです。

そのような物件はそうそう有りませんし、例えそういう物件が見つかったとしても他の条件に問題がある可能性もあります。

次の項目に関して優先順位を決めておくと、物件探しをスムーズに進める事ができますよ。

 

月々の支払金額の総額家賃以外にも、共益費や管理費駐車場代が必要な時がある。1か月の支払い金額がいくらまでならOKなのか決めておく
敷金礼金の有無初期費用として支払う金額。最近は不必要な物件も増えてきた
築年数と間取り築年数によって家賃の額にかなりの差がでる為
1階か2階か。角部屋かそれ以外か家賃に差が出る為。一番人気は2階の角部屋。1階よりも2階の方が家賃が高い事が多い
駅からの距離1分で80m歩いた場合、駅から徒歩1分と明記される。通勤通学で駅を利用する人にとっては重視したい項目

最低でもこの5項目に関して優先順位を決めておくと、物件はかなり絞られると思います。

実際店に行って物件を絞って下見をするとなると、1日でこなせる量は範囲にもよりますが5件ぐらいじゃないでしょうか?

しかも物件は先に契約した順に無くなっていきますから、物件同士を比較できる猶予日数はほぼ無いと思っておいた方がいいです。

基本的には当日物件の下見をして、当日仮契約か数日以内に仮契約するぐらいの流れになります。


物件を下見する時の10のポイント

では具体的に賃貸アパートマンションを探す時のポイントをご紹介していきます。

なお、事前にネットで調べる事が可能な情報に関しては今回は紹介しておりません。

スーパーが近いとかコンビニが近いとかなどという物件周辺情報です。

こちらは実際の賃貸物件詳細情報欄に記載がありますし、ネット地図などで事前にいくらでも調べる事は可能です。

コンビニが近くにあったらいいとか、スーパーが近い方がいいなど個人の優先順位で物件を絞り込んで頂ければと思います。

 

今から紹介する項目は、全て物件を現地で下見する時の事になります。

細かい内容もありますが、入居後のトラブルやこんなはずじゃなかった!と後悔しない為にも、ぜひ時間をかけてチェックする事をオススメする内容ばかりです。

 


物件の外観と敷地全体を確認

 

アパートの敷地

まず現地に着いた時に、いきなり部屋に入らずに建物の外観全体と敷地(駐車場)全体を見回してみましょう

壁やアスファルトが剥がれていないか、ゴミが散乱していないかなどです。

すなわち物件の管理が日常的にしっかり出来ているかを確認します。

管理人によっては、日々の管理費にお金を使いたくなくてギリギリまで修復をしない場合もあります。

そういう管理人が経営している賃貸物件では、居住スペースで起きたトラブル(例えばエアコン、風呂場のトラブル等)にすぐ対応してくれない可能性があります。

細かい所までしっかり管理ができているか、部屋に入る前にチェックぜひチェックしてみて下さい。


賃貸物件までの道路の広さと駐車場の広さの確認

これは車を主に利用される方にとっては、結構重要なポイントです。

物件に行くまでの道路幅の広さは、毎日利用するとなると広い方がもちろん良いです。

狭い住宅街で道路幅の狭い物件だと、車で毎回移動するのも大変になってきます

もっと車で移動しやすい物件にすれば良かったとあとで後悔しない為にも、自分の車の大きさを考えた上で道路に注目してみて下さい。

 

あと物件敷地内の駐車場の広さも同様です。

スーパーなどで区画分けされた駐車場スペースと、賃貸物件の駐車場スペースの広さは違う事が多いのです。

無理やり区画分けしたような駐車場を設置している賃貸物件も多いので、これは現地で下見してはじめて分かる事です。

駐車場スペースが狭いと、隣の車と当たりそうになってトラブルの原因となりかねません

更に道路と駐車場の間に段差があって、無理やりスロープを設置しているような所もあります。

車高が低い車ですとスロープに当たってしまう可能性もあります。

道路の広さと駐車場を要チェックです!


駅や学校までの周辺環境の確認

住宅街

賃貸物件から徒歩で駅や学校まで行くまでの道路を実際に歩いてみて、周辺状況を確認してみましょう。

歩道が確保されているかや、街路灯があるかどうかです

これは実際夜にチェックした方が確実かもしれません。

夜遅い時間帯に帰宅する時に、周りが暗すぎると防犯的な意味でもリスクがあります。

または人通りが極端に少ない道路を歩いて帰らないといけないのも、不安になります。

毎日利用する道だからこそ、安心安全な物件を選んでおきたいですよね。


ゴミ捨て場の確認

ゴミ捨て場

物件に住んでいる人がどこにゴミを捨てるのかは、現地下見の時に担当者が教えてくれると思います。

そのゴミ捨て場までの距離と、ゴミ捨て場自体がどういう状況なのかをチェックです。

私が以前住んでいた物件では野ざらしにゴミ捨て場が設置してあり、早朝カラスが来てゴミをあさっていました。

結果ゴミが散乱して大変汚い状況でした

最低でもネット等があるかどうか、出来れば金網式のボックスタイプのものであれば安心です。

あと物件からゴミ捨て場までの距離も、あまりにも遠すぎると負担になってしまいます。

ある程度の距離にゴミ捨て場が設置されているかどうか、確認してみて下さい。


物件の階段の広さと通路にゴミやモノが放置されていないか確認

周辺の確認をしたら、階段の広さと通路が整然と整理されているかの確認です。

階段の広さは、特に2階の部屋を検討予定の方は要チェックです。

余りにも狭いと引っ越しの時に大変ですし、大きな買い物をした時にも負担に感じてしまいます。

あとは階段や通路などにゴミやモノが放置されていないかどうかの確認です。

住民が自分の部屋の前の通路を物置代わりに使用している事もあり、そういった場合ご近所トラブルに発展する可能性があります。

そういう事前のトラブルを防ぐ対策を管理人が行っているかの見極めも大事になってきます

どのような住民がいるのかその確認も含めて、階段と通路の状況を確認してみて下さい。


部屋の日当たりと風通しの良さの確認

部屋の明るさと風通し

ここからは賃貸物件の部屋内部の事についてです。

特に1階の部屋を検討している方は要注意ポイントになります。

私が以前住んでいた1階の賃貸物件の話になるのですが、窓を開けていても部屋全体の湿度がかなり高い状態でした。

クローゼットの中の服が、1シーズンでカビてしまう程の高湿度だったのです。

布団を敷いていた畳もすぐカビが発生していました。

間取りの都合上風を通しにくかった事と、1階で日当たりが悪かったというのが大きな理由でした。

この風通りと日当たりは、長く住めば住むほどかなり悪影響があると思っていて間違いないです

この件以降、私が引っ越した物件は全て2階にしました。

それから風通しと高湿度で悩む事はありません。

日当たりが悪いと、それだけで住んでいてもなんとなく嫌な重い感じになります。

日中でも薄暗いですからね。

太陽の光を浴びて、日中部屋に光を入れるだけで明るい気持ちになれます。

特に寒い冬場においても、日中日光を入れる事で部屋全体が明るく温かくなる効果はすごく大きいです。

これが1階だとなかなか難しいのが現状です。

下見に行かれる方は、ぜひ部屋全体の風通しと日当たりを確認してみて下さい


各部屋の窓の大きさを確認

リビング

これも間取り図からは分からない事なのですが、各部屋の窓の大きさや種類は実際に住む上ではかなり重要です。

日光に入り方や風の通りなどに影響してくるからです。

特に風呂場や脱衣所など、元々湿気がこもりがちな所に窓が一切ないと風が通らなくなります。

結果として部屋全体の湿度が常に高い状態になります。

湿気が高い箇所に小さいけれど開閉できる窓が設置されているだけで、風通しが良くなります。

 

あと居住スペースに出窓が設置されている事があります。

一昔前に結構流行したらしいのですが、この出窓は網戸が設置できないタイプが多く、実質窓を開けておく事を前提としていません。

この出窓に関しては外からの風の影響を受けやすく、隙間から結構塵やほこりがはいってきた苦い経験があります。

しかも窓の開閉も出来ない場合、風通しも期待できません。

結果的に掃除の手間だけが増えるだけで、メリットがほとんどないと思っています


天井の高さと各部屋の収納量(クローゼット容量)確認

 

家の収納

建築基準法で居室に限っては天井高は2.1m以上という決まりがありますが、居室以外に関しては決まりがありません。

居室に関しても2.1mギリギリの物件もあれば、それ以上の場合もあります。

この天井高に関しては、空間の広さだけでなく冷暖房の効率性や地震対策・家具のレイアウトなどに影響してきます。

部屋に入った瞬間になんとなく狭く感じたり圧迫感があった場合、天井高がギリギリ2.1mギリギリの設計かもしれません。

もちろんコンパクトな部屋の方が良いという方もいるでしょうから、これも実際の下見の時に良く確認しましょう。

部屋に物が何も置かれていないと広く感じる事が多いので、メジャーを持参して図る事をオススメします。

 

天井高と同時に各部屋でどれくらい荷物を収納できるのか、その位置と収納場所の広さもぜひ確認しておきましょう。

部屋は広いけれど荷物を収納する所が少なくて、部屋が荷物だらけ!という事にもなりかねません。

収納スペースは物件の下見の時はざっと見まわす程度になってしまいがちなので、時間をかけて確認するようにしましょう。

 


洗濯物をどこに干すか確認

室内干し

特に家族で物件を探している方は、日々洗濯物が出ると思いますので見過ごせないポイントです。

ベランダ、室内干し、浴室乾燥等々日常の生活風景を想像しながら場所を検討してみてください。

ベランダの日当たりが予想以上に悪かったり、ある部屋が思ったより狭くて室内干しが難しそうだと気づく事もあります。

また物件全体の風通しや湿度にも影響してきますので、特に1階に住む予定の方は要注意です。

最近は室内干し用の専用ユニットやワイヤーが設置されている事も多いので、洗濯物の量に対応できるものかどうかも確認が必要です。


窓を全部閉めた時、外からの音がどれくらい入ってくるか確認

特に道路際の物件の場合、車の走行音が意外と気になる時があるのです。

日中だとなかなか気づきにくいかもしれませんが、夜の静かな環境下では走行音が結構響きます

住宅街の道路だとそこまで車のスピードは出ていませんが、それなりの幅の広さの直線道路の場合思ったよりも走行音が発生するのです。

また、外からの音の入り具合は窓の大きさやペアガラスかどうかにもかなり左右されます。

窓の大きさとペアガラスかどうかは部屋の断熱性能にも直結してきます。

賃貸物件に関しては、出来るだけ費用をかけずに設計されたものも多いのでこういう窓に費用をかけていない事も多いのです。

そうなると物件自体は綺麗で住みやすそうでも、外からの音が意外と気になったり夏は暑く冬は寒いといった住んでいて居心地の悪い環境だったという事も十分起こりえます。

物件の下見をする時は、外からの音の入り具合もぜひ確認してみて下さいね。


追記(不動産店舗で確認する事)

更新手数料の有無確認

生活費の節約

以前は2年毎に契約の更新が必要な場合があり、その場合更新手数料として家賃の1か月分が必要な場合もありました。

最近では賃貸物件自体の増加による空き家の増加で、昔よりは更新手数料が必要なケースは少なくなってきたと思います。

とは言え、2年毎の契約更新の度に数万円の支出に対して納得いかない人が多いのも事実です。

契約前に必ず確認しておきましょう。


取引形態に注意

物件概要項目の中で、取引形態というものがあります。

取引形態には3つの種類があり、その内容は下記の通りです

貸主貸主自らが借主と直接契約を結ぶ。個人間の貸し借りと同じ。宅建業法の対象外になる。手数料が不必要だがトラブルが発生した時の保証なし
仲介不動産業者が貸主(大家)と借主の間に立って契約を結ぶ手助けをする。契約時に手数料が発生、通常借主が不動産業者に支払う。多くの賃貸物件が採用している
代理不動産業者が貸主の代理となって契約を結ぶ。手数料は通常の場合貸主が負担。

賃貸物件契約の場合の多くが「仲介」となっており、仲介手数料が発生します。

この仲介なんですが、基本的に貸し主(大家)と借主の間に立って契約書の作成や交付、説明などを不動産業者(仲介業者)が行います。

ただ、契約後貸主と借主の間に何らかのトラブルが発生した場合の仲介業者の対応までは分からないのが現状です。

借主としては、仲介手数料を払ったんだから相談くらいは乗ってくれるだろうと思いがちですが、相談すらほとんど対応しれくれないケースもあります。

基本的には貸主と借主間で対応する流れであり、貸主の対応次第では深刻なトラブルに発展する事もあります。

結局は貸主である大家がしっかりお金をかけて、物件自体を維持管理していく姿勢があるかどうかがポイントとなります。

借主としてできる方法の一つとして、契約する時に今まであったトラブル内容や大家がどんな人なのか尋ねてみる事です。

そこで業者の説明が曖昧だと、もしかしたら訳あり物件なのかもしれません。

 

結局賃貸物件を選ぶ時には、100%安心安全なものはないと割り切って客観的な視点で選んでみてはいかがでしょうか。

 

賃貸物件
ぜひお気軽にどうぞ!