【あらすじとネタバレ】キワドい2人~K2~池袋署刑事課神崎・黒木~【横関大】2020年秋ドラマ

このブログでは、横関大氏原作の「K2~池袋署刑事課神崎・黒木」のあらすじとネタバレをご紹介しています。

原作では全7話から成る短編集で構成されていますが、後半になっていくにつれてそれぞれの話の中の出来事や意味が繋がっていきます。

そして最終第7話では、神崎が同期である黒木の擁護をするか決別するのか重要な判断を迫られるシーンが見ものです

最終話では黒木がなぜ警察官を目指したのか、ひた隠しにしていたある女性の存在など一気にクライマックスに突入していくのです。

ちなみにこの本、警察の組織の在り方や問題点を指摘するような重厚な社会派ドラマではなく、同期である神崎と黒木との関係を中心に描いている本になります。

読み終わったあとは全ての謎が気持ちよく解けてスカッと感動する!そんな刑事小説としてとても読みやすい「K2~池袋署刑事課神崎・黒木」、ぜひ原作も読んでみて下さいね。

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キワドい2人~K2~池袋署刑事課神崎・黒木~原作のあらすじとネタバレ

第1話(勲章)のあらすじとネタバレ

猿

ホストクラブを経営している男から、ペットの猿が逃げてしまったとの通報が池袋署に入ります。

本来なら遺失届を出してもらうだけの案件ですが、この1週間後この通報者が自室で死んでいるのが発見されました。

神崎は聞き込みなど地道な情報収集に動きますが、黒木はある情報屋を使って捜査していきます。

黒木は普段繁華街などでさまざまな人物と交流しており、「諸星」という若い情報屋にある仕事を与えます。

事件の真相は、ペットの猿が逃げたというのは全くの嘘であり、その先には狂言強盗による保険金詐欺の計画があったのです

その計画の途中に一人が裏切ってしまい、結局詐欺計画の一人だったホストクラブの経営者が殺されてしまったのです。

事件が無事解決した後情報屋の諸星は実家に帰る決意をしますが、黒木はそんな諸星に愛用の時計を贈って労います。

第1話では、神崎と黒木の捜査方法の違いやそれぞれの個性などが細かく描かれています。
地道に愚直に捜査する神崎に対し、普段どこで何をしているのか誰にも分らない黒木の行動です。
そんな一匹狼のような黒木ですが、不思議と池袋署員からは暖かい目で見られているのです。
一見すると相性が良くなさそうな2人なのですが、神崎も黒木の事を嫌っているようではなく、むしろ信頼しているようです。
なぜ2人がこのような関係になったのかは、のちのち分かってきますよ。

第2話(失態)のあらすじとネタバレ

柔道

ある繁華街で暴行事件が発生しましたが、現場近くに池袋署の警察官の携帯電話が発見されました。

現職の警察官の暴行事件発生か!?と署内は大騒ぎになりますが、その被害者が病院から居なくなってしまいました。

携帯電話の持ち主は川浪巡査でしたが、その川浪は酔っていた事を理由に頑なに事情を話そうとしません。

黒木は動画サイトにアップされた今回の暴行事件の映像を確認すると、今回の暴行事件の真相は先日川浪巡査に逮捕された窃盗犯の仕業だと確信しました

事件が解決したあと、川浪巡査は先輩から無理やりお酒を飲まされていた事も分かりました。

川浪巡査は来週に控えた警視庁柔道大会で一番の優勝候補であり、栄転を願う先輩からお酒に誘われていて、その時に携帯電話を落としてしまったのです。

暴行事件の現場で警察官の携帯電話が落ちていて、さらにその警察官が柔道経験者で酔いつぶれている・・・。
普通なら警察官がやってしまったか!となってしまうところですが、黒木の冷静沈着な推理なのか勘なのかはともかく、事件の真相に迫っていく流れが面白いです。
川浪巡査が黒木に対してはおとなしく何でも喋っているシーンからも、黒木が池袋署員から信頼されている様が見てとれます。

第3話(幽霊)のあらすじとネタバレ

幽霊

 

黒木から、最近引っ越したマンションに幽霊が出るという話を神崎は聞かされます。

試しに神崎と黒木の同期、富田にお酒を飲ませて一人で一晩過ごしてもらいましたが、やはり夜中に女性の啜り鳴く声が聞こえてきたというのです。

その後神崎は換気扇の中に再生機が仕掛けられているのを発見して幽霊の正体を突き止めましたが、黒木は誰が何の為に仕掛けたのかが気になっているようです。

神崎はこのマンションを仲介している管理会社の平野という男に目をつけ、交友関係などを調べていきます。

事件の真相は、このマンションに住んでいた女性と交際していた平野が浮気をしてしまい、邪魔になったこの女性を殺害しました。

証拠となるものは全て部屋から消し去ったはずですが、それでも気になる平野は手違いで入居してしまった黒木を追い出す為に、幽霊の再生機を仕掛けたのです。

当初は黒木の方から相談を持ち掛けてきたのですが、実はこの時点で黒木は大体の真相をつかんでいた節が描かれています
それを知らずに捜査してしまう神崎ですが、最終的には新犯人は黒木の手によって公になるのです。
結局神崎は幽霊の本当の真相までたどり着くことができずに、黒木と以前口約束した「上司の娘と食事をする」ことになります。
この上司の娘「百合子」と神崎のその後についても、まさかの展開が待っています!

第4話(力走)のあらすじとネタバレ

菊の花

田無駅前の交番に勤務する富田は、神崎と黒木の同期です。

富田は警察学校時代に警察官を長く続ける事は無理だと思いはじめていて、一度退職願を出していました

そんな警察学校時代のある日、富田の自席に菊の花が1本花瓶に活けられて置かれていました。

誰かのくだらない悪戯だと富田は気にもしませんでしたが、そこに黒木が話かけてきて犯人を捜そう!と意気込んできます。

黒木がその犯人の候補として、当日一番最初に教室に入った通称優等生「神崎」の存在を挙げます

早速富田と黒木は神崎に事情を話しますが、神崎は俺じゃないの一点張りで神崎を含めた3人で菊の花を置いた犯人を捜すことになりました。

結局富田は黒木に強引に引き留められて退職願いを撤回するはめになりますが、警察学校のマラソン大会の当日神崎から犯人が分かったと告げられます。

神崎の推理では黒木が富田の席に菊の花を置くことによって、4つのメリットがあったというのです。

①富田が退職願いを撤回した事

②優等生である神崎の弱みを黒木が握った事(犯人捜しの時に神崎の恋愛話を黒木と富田は聞いている)

③中止になるはずの体育祭の代わりに、マラソン大会を開催できるようになった事

④足の速い富田が居る教場が優勝できる可能性が出てきた事

証拠がある訳ではありませんが、神崎は黒木の仕業だろうと推理したようです。

菊の花を置くという悪戯にすぎない犯人捜しをする理由として黒木は、富田は同じ教場の仲間だからだ!と言い切ります。
本心かどうかはともかく(笑)、この流れに富田と神崎も巻き込まれたような感じですね。
しかもあとあと明らかになっていきますが、本来黒木と何一つ接点がないはずの優等生である神崎をあえて犯人と目星をつけて接触していくのも、実は黒木にとっては意図的であり目的があったのでしょう

神崎と話をしてみたかった、巻き込みたかった訳が

これは破天荒の黒木がなぜ警察官を目指しているのか、その理由にも繋がる重要なポイントなのです。

田無駅前の交番に勤務する富田は第3話(幽霊)にも出てきますので、今でも3人の交流は続いているようですね。

同期っていいなあ~(笑)。


第5話(祝儀)のあらすじとネタバレ

飲み会

神崎が上司の娘「水島百合子」と結婚する事になり、結婚式を1週間後に控えたある日、とある店で黒木と2人きりで前祝いとして飲んでいました。

そこに女性2人組が入ってきて、目をつけた黒木がナンパに成功します。

4人で楽しく飲んでいると、女性2人のうち一人が水島百合子と同級生であり、1週間後の結婚式に呼ばれているというのです

結婚式を控えた男がよりにもよって黒木がナンパした百合子の同級生と飲んでいる・・・神崎は肝を冷やしますがあまりにも偶然が重なりすぎていないかと疑いはじめました。

実は結婚を控えた百合子が神崎の部屋でキャバクラの名刺が落ちているのを見てしまい、黒木に相談した所ハニートラップを神崎に仕掛けて本当に浮気をするような男かどうか確かめてみようとしたのです。

神崎は黒木のほんの少しの行動や言動の違いなどの違和感に気付いてこれが自分に仕組まれた罠だと気づき、先ほどの店で密かに合流していた黒木と百合子に話かけます。

しかしこの展開には続きがあって、その店に神崎が担当している強盗事件の容疑者が入ってきます。

そして店の中で張り込んでいた数人の池袋署員が容疑者を取り囲みました。

目の前で繰り広げられる光景にどうなっているのか理解できない神崎に黒木は、これは結婚を控えた刑事が周りの手助けで手柄を立てる祝儀だと打ち明けます。

自分に仕組まれた罠に対して冷静に分析する神崎の観察力も見事ですが、さらにその上をいく黒木の演技演出もすごいです

本来なら自分を騙しかけた相手に嫌な思いをしそうなものですが、神崎は黒木からの祝儀をありがたく受け取っている様子が印象深いです。

でもまさか第3話で少し出てきただけの上司の娘「百合子」が出てくるとは思いませんでしたが・・・(笑)


第6話(因縁)のあらすじとネタバレ

強盗

池袋のビルで立てこもり事件が発生します。

犯人は22年前にもおなじような立てこもり事件を起こしている男で、拳銃のようなものを所持しているとのこと。

人質が数人ビル内にいるようで、男からは車と500万円を用意しろと要求がありました。

しかも神崎隆造を運転手役にさせろと男から要求があり、神崎は自分の父親が22年前にこの男を検挙したのだと知ります

神崎の父親は入院中で結局神崎自身が運転手役を務めることになって、犯人と人質の女性と共に羽田空港まで送り届ける事になります。

その途中人質を車から降ろすように神崎はお願いして、その人質が降りるタイミングで黒木が突然車に乗り込んできました。

黒木と男は車中でもみ合いになりますが、車が街路樹に衝突した後男は気を失ってしまい逮捕されました。

これで事件は解決したのですが、実は男が立てこもっていたビルには小さな少年と少女が居ました

少女は立てこもっていた男の娘であり、少年を逃がそうと実の父親にしがみついた拍子に男に突き飛ばされて、階段から落下してしまいます。

少年は無事母親の元に戻ったのですが、少年は涙を流しながらずっとビルの入り口に目を向けていました・・・。

第6話は、実は2つの時間軸描かれています。

一つは今まさに発生している立てこもり事件。

そしてもう一つは、22年前に同じ男が起こした立てこもり事件です

そして22年前、この立てこもり事件の人質だった少年こそが黒木だったのです

犯人に対して躊躇なくズバズバと正論を吐いてしまう当たり、今の黒木の面影そのものなのです。

しかし当時は体が小さい少年であり、いくら黒木少年と言えども立てこもり男に力で勝てる訳がありません。

黒木少年と少女が話しているシーンなども描かれており、2人は人質という極限の中で不思議な関係となっていきます。

男がビルを娘と共に立ち去ろうとしたとき、黒木少年は少女を開放するようハサミを持って抵抗します。

そんな抵抗もむなしく黒木少年は男から膝蹴りをくらって倒れこんでしまいますが、その時少女が男にしがみつきます。

黒木少年に逃げてもらうように、少女も必死の抵抗をみせますが、その後男に階段に突き飛ばされてしまいます。

その後男は神崎隆造(神崎の父親)に逮捕され、黒木少年も迎えにきた母親と無事再開しますが、その後の少女の行方はどうなったのでしょうか。

そしてその時の黒木少年は何を思ったのでしょうか・・。

衝撃の最終話に続きます!


第7話(決別)のあらすじとネタバレ

辞表

池袋の路地で暴行事件が発生し、路上で一般人を殴った加害者はなんと黒木でした

黒木自身も殴ったことを認めており、後日辞表を提出して警察官を辞める覚悟のようです。

黒木に殴られた被害者は出版社の記者で、この事が記事になると警察に対する信頼は地に落ちます。

神崎は黒木が殴ったのには何か理由があるに違いないと推測して記者の事を調べていくにつれ、あるラーメン屋にたどり着きます。

記者はそのラーメン屋で働いていた女性を密かに尾行していて、隠し撮りをしていたようです。

実はこの女性は第6章で黒木少年と共に人質事件に巻き込まれた少女、秋絵だったのです

22年前の立てこもり事件の犯人の娘の事を記事にしようと、この記者は秋絵を密かに隠し撮りしていて、その事に腹を立てた黒木が我慢しきれずに殴ってしまったというのが、今回の暴行事件の真相でした。

神崎がこのことを問い詰めると記者は認めて、秋絵が盗撮の被害届を出さないことを条件に、黒木に対する被害届は出さないとのこと。

黒木に対しては何らかの処分が下されるでしょうが、神崎は今回黒木の件の一部始終をありのまま本庁に報告します。

そして黒木の事を「彼ほど優れた刑事を私はほかに知りません。彼を失うことは、池袋署の損失」だと語ります。

その後神崎と黒木の2人は、いつもの捜査に足を運んでいきました。

第6章で描かれていた黒木少年と秋絵少女のその後についての真相が全て明らかになります。
そして当時の黒木少年は、自分を助けてくれた警察官である神崎の父親に恩を返す為と、秋絵を守るために警察官を目指す事になるのです

黒木少年にとってあの人質事件は今でも鮮明に脳裏に焼き付いているのです。

俺のせいで秋絵がああなってしまった、耳が聞こえなくなってしまった。

黒木にとって秋絵は一生を賭けても守らなければならない!そんな存在なのです。

黒木は秋絵と会うときに偽名を使って会っていて、あの時の黒木少年だとは気づいていないようだと思っているようですが、神崎はそれをばっさり否定します。

そして秋絵を守り続ける為にも警察官であり続けなければならないと黒木に語りかけます。


遊び人で奔放に見える黒木が、実は神崎以上に真面目で一途な恋をしているという衝撃の展開でした。

以上2020年のTBS秋ドラマで、キワドい2人~K2~として放送予定の原作「池袋署刑事課神崎・黒木」のあらすじとネタバレのご紹介でした。

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