みなさんの生活スタイルは朝型ですか?夜型ですか?
これから何かの勉強をやりたい!と思っている方へ!
今回は私が1年間資格勉強を続けた結果、実際試験に合格できた体験も含めて朝勉のメリットを5つ紹介します。
宅建とFP2級に独学一発合格した勉強法を紹介していますので、こちらもぜひ!
宅建を独学一発合格した時の勉強法・勉強時間・要点などを紹介します
FP2級を独学一発合格した時の勉強法・勉強時間・要点などを紹介します
なお、人によって朝型夜型なのかは遺伝子レベルで決まっているという研究結果があるようです。
生活リズムが夜型の人が、無理に朝型に変更する事はあまり好ましくありません。
朝型の生活リズムでも勉強が無理なく進められる方にオススメしたい内容となっています。
なお、自分が朝型なのか夜型なのか簡易判定できるサイトはこちら☟
朝勉をオススメする5つの理由
勉強を継続させる為に、最も確実に実施できる時間帯が早朝
学生であれ社会人であれ、勉強が出来る時間帯は朝・日中・夜の大きく3つの時間帯に分類されます。
そしてこの早朝という時間帯が、一番確実に勉強が出来る時間帯なのです。
この円グラフは、私が1年間資格勉強を続けた時の平日の行動計画表になります。
実際は朝と夜に勉強をしているのですが、確実に1時間勉強できる朝勉を優先した行動になっています。
全ての勉強において継続する事が最も重要なのですが、実際に夜勉強しようと決意してもいろいろな壁がやってきます。
夜に勉強(以下夜勉)をする難しさ
・学校や仕事など、日中活動した後疲れた状態で勉強を継続するのはそもそも難しい
・日中に想定外のトラブルや予定が入る事で、夜勉が出来なくなる可能性がある
・家族が居る場合、夜は生活雑音が発生する為集中する事ができない
・夜に長時間勉強すると眠りの質に影響する事がある(特にパソコンやスマホを使っての勉強時)、結果的に寝不足気味になり勉強が続かなくなる
勉強したくても勉強できない状態が続いてしまうと、それだけで勉強に対するやる気が下がってしまいます。
早朝はそういう勉強できない環境になる事はありえません。
1日のスタートであり、誰の予定にもトラブルにも影響されない貴重な時間が朝なのです。
でも朝勉する時に何が一番大変になるのか・・・。
それは朝早く起きる事です!
早起きの習慣化で勉強を継続しやすくなる
勉強をする為には、1日のどの時間帯で勉強をするのか決めておく事が大切です。
特に資格勉強や受験勉強など長期になる場合、決まった時間帯に勉強を繰り返す事で脳や体に習慣化させる事が出来ます。
この習慣化に一番最適な時間帯が早朝なのですが、やはり早起きするのが苦手な人が多いのも事実でしょう。
特に休日の朝とか冬の寒い早朝に起きるのは、早起きに慣れていない人にとってはかなりの苦痛を伴います。
ただでさえ苦痛なのに、更に勉強しろというのか!という心の叫びが聞こえてきそうですね。
早起きが苦手な人は、勉強しなくても全くかまわないので少しずつ生活リズムを朝型にチェンジしていきましょう!
早起きの習慣がつくと休日でも遅くまで寝てしまう事もなくなって、生活リズムが安定します。
安定する事により、勉強するのに最適な環境を作る事ができる訳です。
脳が整理された状態での勉強はかなり効果的
1日の終わりである夜は、体が疲れていると同時に脳も1日酷使した状態になっています。
脳が1日中様々な情報を取り込んで処理した結果、脳の中の隙間は少ないようです。
夜一生懸命勉強しようとしても、なかなか頭に入ってこない時があるのはこの為です。
もちろん詰め込もうと思えばできない事はないのでしょうが、それには相当の勉強量とエネルギーが必要となるでしょう。
昨晩まで脳の中はごちゃごちゃ状態だったのが、一晩寝るだけでこれだけ脳の中が整理されるのです。
寝るという事は、脳を休める効果だけでなく脳の中の記憶を整理整頓する重要な意味もあるのです。
一晩ぐっすり熟睡した後の目覚めが良くて、頭もすっきりしている時があるのはまさしくこの流れなのです。
脳の中が整理整頓されていると勉強する効率も抜群に向上しますし、記憶力や計算力全てにおいて夜勉を上回る効果が期待できます。
ただし気を付けておきたいポイントが一つあります。
寝不足状態になると脳の中は整理されない!
寝不足状態になると脳の中は全く整理されていない状態のままなのです。
整理されていない状態で、体の疲れも取れていないまま勉強をするのは時間を無駄にするだけです。
それどころか、今まで勉強を継続してきたやる気さえも失いかねません。
朝勉に興味がある方は、ぜひ安定した朝型生活リズムを習慣化した後で朝勉に取り組んでみてください。
早朝の限られた勉強で、ツァイガルニク効果(中断した勉強の方が記憶に残る)が期待できる
ツァイガルニク効果とは心理学で実際に実証されている効果になります。
例に例えてみると、一旦見てしまうと続きが気になる漫画やドラマ、予告編を見た直後の映画などです。
人間は中途半端に達成できなかった物事や気になってしまった事に対して、達成できた物事よりも記憶が残りやすい傾向にあるのです。
これを朝勉に応用してみるのです。
休日の朝でない限り、朝の時間は誰にとっても大変貴重な忙しい時間です。
勉強に何時間も掛けられる事はなく、ある程度の段階で勉強を切り上げて学校や職場に向かう準備をしなくてはいけません。
ようやく勉強が盛り上がってきた!このタイミングで名残惜しいけどあえて切り上げる事で、脳に記憶が残りやすくなるのです。
この勉強法が出来る唯一の時間帯が、平日の朝になるのです。
暑い夏場は涼しい早朝の勉強がはかどる
最近の夏が昔と比べて暑くなってきたと感じている人は多いと思います。
勉強をしようと思っている人は、ぜひ夏の暑さ対策として朝勉をオススメします。
クーラーの効いた部屋で勉強するのも良いのですが、体が冷えてなかなか集中できない事もあります。
早朝ならば例え蒸し暑くても、そこまでエアコンをガンガン運転しなくて大丈夫だと思います。
少しでも体に負担の少ない環境で勉強を継続する事が最も大切な事です。
夜勉の方が合っている人も居る
ここまで朝勉をオススメしてきたのですが、仕事の都合などで朝勉できないという方もいます。
また、生活リズム的に私はどうしても朝起きる事は難しくて夜の方が良さそうという方もいます。
そういう人は、無理に朝勉はしない方がよいです。
勉強をはじめる上で一番のポイントは、自分の生活リズムに合わせた勉強時間帯を作る事です。
そして1日の中で、勉強をしている事が自然になるくらい習慣化できればあとはそれを毎日繰り返すだけです。
自分にとって負担のかかる方法や時間帯に勉強するのは、習慣化することは大変困難です。
無理して生活リズムを朝型にする必要は全くありません。
試しに1か月程度朝早く起きる事を続けてみて、気分や体調がイマイチだったりやる気が全然起きない状態だったら夜勉の方があなたは合っているかもしれませんね。
まとめ
私が朝勉をオススメする理由
・日中忙しい学生や社会人にとって、勉強を継続させる為に最も確実に実施できる時間帯が早朝
・安定した朝型の生活リズムにする事で、勉強が継続しやすくなる。休日にも勉強できようになる
・目覚めの脳の中は整理整頓された状態になっているので、この時に勉強する事で最大の効果を発揮できる
・朝の限られた時間帯であえて中途半端な状態で勉強を中断して、ツァイガルニク効果による記憶力アップを狙う
・暑い夏場の時期を1日の内で最も涼しい早朝に勉強する事で乗り切る