【2021年最新版】しまなみ海道を一望！絶景おススメス展望スポット17か所をご紹介！【愛媛今治市、一覧駐車場アクセスまとめ】

愛媛県今治市と広島県尾道市を結んでいる、７０ｋｍに渡る「しまなみ海道」☟

このブログでは、しまなみ海道を一望できる絶景おススメ展望台や場所をどど～んと17ポイントご紹介します。

しまなみ海道周辺には定番と言われる絶景スポットから、穴場で土日でもほとんど誰も居ない展望台などいろいろあるんですよ。

１7か所全て愛媛県今治市にある展望台で、駐車場やアクセスなどの注意点なども一緒にご紹介します。

全て私自身が実際に直接訪問して写真撮影しましたので、その絶景は自信をもって保証させて頂きますよ！

ではさっそく出かけてみましょう。

しまなみ海道の絶景を思う存分堪能できるお勧め展望16ポイントはココだ！

岩城島「積善山展望台」

積善山展望台は、しまなみ海道の「岩城島」にありますが、しまなみ海道とは直接橋がつながっていないので船で行く必要があります。

フェリーに車を乗せる事も出来ますが私は徒歩で行きましたので、積善山の頂上にある展望台に歩いて向かいました。

岩城島のフェリー乗り場から真正面に見える山が積善山です☟

このフェリー乗り場から展望台まで歩いて約２時間かかります。

はっきり言ってしんどいですが(笑)、私個人的にはしまなみ海道で一番おススメできる展望スポットですね☟

最初にご紹介した展望台の写真を見ても分かる通り、３６０度遮るものが何も無く、しまなみ海道や瀬戸内海の風景を一望できるんですよ。

しかも岩城島がしまなみ海道の中間地点にあるので、愛媛県と広島県両方の景色が楽しめます。

さすがに徒歩で２時間かかるだけあって、日曜日でも観光客の方は誰もいませんでした（2020年11月中旬訪問）。

まさにしまなみの絶景が一人で思う存分堪能できるのです。

さらにこの積善山は桜の名所としても有名で、春には大島桜が頂上を含めて島全体をピンク色に染めます☟

頂上付近も桜の木が沢山ありましたので、展望台と桜という「最強」の組み合わせなのです。

このあとご紹介するしまなみ海道で一番人気の展望スポット「亀老山展望公園」にも桜はありますが、岩城島は頂上を含めて島のどこでも桜があるぐらい花見の名所なのです。

難点はフェリー乗り場から徒歩で約２時間かかることですが、フェリーに車を乗せれば展望台付近まで車で行くことができます。

駐車場も数か所完備されていて綺麗なお手洗いもありましたよ。

しまなみ海道と直接橋がつながっていないのでアクセスは不便だしフェリー代も必要ですが、その不便さを差し引いても十分お釣りが来るぐらいとても魅力的な場所です。

大島「カレイ山展望公園」

大島には有名な展望スポットが２つありますが、まず一つ目が「カレイ山展望公園」です。

駐車場に車を停めて約５分ぐらい歩く必要があります(写真の先に駐車場）☟

カレイ山の展望台からも３６０度の景色を楽しめます☟

このカレイ山展望公園には複数の展望スポットがあるので、この展望台以外からも瀬戸内のさまざなな景色を楽しめますよ。

展望台付近には「遠見茶屋」があって、食事を楽しむこともできます（冬季は営業中止）。

周辺にはキャンプ場も整備されていてアウトドアも満喫できます。

大島「亀老山展望公園」

大島にある２つ目の展望スポットは「亀老山展望公園」です。

しまなみ海道の展望スポットとして一番有名な場所で、日中だけでなく夕方から夜にかけても人気がある展望スポットです。

ただ駐車場が意外と広くないので、観光シーズンには駐車待ちが発生する可能性があるので注意が必要です。

展望台というより公園として整備されていて、施設のような感じです☟

展望台からの眺めはこんな感じですが、この日はあいにく空が霞んでいて遠くまで見通すことができませんでした☟

天気が晴れの時でも見通しが悪い時がありますから、ちょっと残念ですね。

しまなみ海道の展望スポットしては一番整備されていますし、夜でも駐車場から展望台頂上まで安心して歩けますので、デートスポットにも最適ですよ。

ただ階段を少し登るので懐中電灯ぐらいあった方がいいかもしれません☟

小島からしまなみ海道を「偵察」する

しまなみ海道で一番長い「来島海峡大橋」の北にある小島。

船で渡る必要がありますが、島のどこからでもしまなみ海道を望むことができます。

誰にも邪魔されない船からの眺めもすばらしいですよ。

小島の海岸線は道路として整備されているので、歩きながら景色を独り占めしちゃいましょう。

そしてこの小島、知る人ぞ知る旧日本軍の芸予要塞跡が多数残されています。

レンガ作りの建物や司令塔跡など、戦争遺跡に興味がある方ならぜひ一度訪れて欲しい場所です☟

ただこの小島は意外と面積があって、島の戦争遺跡をくまなく歩いて回ると１時間以上はかかります。

登り坂もありますし案内看板もあまりないので、私はちょっと迷ってしまいました、、。

観光客の方もあまり居ないので、女性一人では少し心細いかもしれません。

小島の船乗り場近くにはNHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」のロケで実際に使用された28サンチ榴弾砲のレプリカが設置されています☟

ここからでもしまなみ海道が一望できますので、無理して島を歩き回らなくても景色が十分楽しめますよ。

小島に行くには今治の波止浜港から船で約５分、往復４４０円です。

近見山展望台

今治市街からほど近い近見山にある展望台です。

展望台付近に駐車場がありますが、駐車場からもしまなみ海道が一望できますよ。

そしてこの駐車場からさらに５分程度歩くと、展望台につきます☟

しまなみ海道の島以外で、瀬戸内海全体を一望できる展望スポットです。

難点は駐車場までの道がかなり狭いことですね。

この近見山には駐車場がいくつかありますが、展望台に一番近い駐車場までの山道がかなり曲がりくねっていて狭いんです☟

運転に自信ない方は展望台から少し離れた道が広めの駐車場に停めてもいいのですが、そこからだと展望台まで徒歩１０分ぐらいかかります。

日中なら散策気分で歩くのもいいのですが、夜は明かりも少なくてちょっと危険かもしれません。

なおこの近見山は大島桜を含めて桜の名所にもなっています☟

鳶鴉山展望台

鳶鴉山展望台は、鳶鴉山の山頂にあります。

広い駐車場が完備されていて、その周辺ではキャンプや海水浴を楽しむことができます☟

この駐車場から展望台までは歩いて約10分かかります。

歩道は整備されていますが、少し急な登坂なので気合を入れて歩きましょう！

山頂からの景色は瀬戸内海やしまなみ海道の絶景が広がっています☟

展望台の右側に来島海峡も見えます☟

この鳶鴉山展望台は夕日スポットとして有名で、映画「がんばっていきまっしょい」のロケ地にもなっています。

来島海峡展望館

駐車場のすぐ真横にある展望台なので、アクセスという面では今回ご紹介する１０か所の中で一番簡単に行けます。

お手洗いを併設した売店もあるので、お土産を買う事もできます☟

展望スペースもかなり広いので、混雑する事も無くしまなみ海道の景色を堪能できます☟

ただこの場所の標高があまり高くないので、橋を見下ろす感じで望む事はできません。

橋までの距離は、この「来島海峡展望館」が一番近いと思いますので、橋の大きさや迫力は伝わってきます。

どのような展望が好みなのかは人それぞれですので、こればっかりは実際に行ってみるしかないですよね。

ただこの場所は駐車場の真横という事もあって、夜でも安心して気軽に行けるのが最大のメリットだと思います。

なので私は夜のライトアップ時にちょくちょく出かけています☟

駐車場から近いので、三脚を持って気軽に安心して写真撮影に専念できる場所です。

実際の橋はここまで輝いてはいないですが(笑)、夜景撮影に興味のある方にもおススメのスポットです

糸山展望台

糸山展望台は、先ほどご紹介した「来島海峡展望館」から少し登った先にある展望台です。

展望台への登り口に駐車場（お手洗い有）があって、そこから階段を５分程度登ります☟

歩道自体はかなり整備されていて照明もあるのですが、夜はその照明はかなり暗く足元が見えにくい状況になるので注意してください。

展望台からの眺めは絶景ですよ☟

標高が少し高いので橋を見下ろす感じの眺めです。

写真の中央下側の建物が、先ほどご紹介した「来島海峡展望館」です。

望遠レンズでサイクリング中の風景もバッチリ！

空気が澄んでいたら西日本最高峰「石鎚山」も望むことができるのですが、いつもぼやけしまう事がほとんどです☟

ちなみにライトアップした橋は迫力ありますよ～☟

ここまで三脚をかついでくるのが結構大変ですが(笑)、その労力に見合うだけの景色が楽しめます。

サンライズ糸山サイクリングターミナル

自転車でしまなみ海道を楽しむ時の起点となる場所です。

最近この周辺がいろいろ整備されていて、新たな駐車場ができていました☟

サイクルポートも少し広く使いやすくなりました☟

そしてこの先に新たな展望スペースが設置されていました☟

そして２０２０年１０月に設置されたモニュメントです☟

モニュメント右側に「CROWN BRIDGE」とありますが、これはしまなみ海道最大かつ世界初の三連吊橋としても知られる「来島海峡大橋」が、橋脚とワイヤーでつながった形が王冠（クラウン）のように見えることから、海外の人に親しみをもってもらえるように、クラウン・ブリッジの愛称がつけられたそうです。

愛媛県産のヒノキ材を使用しているので、木の香りが漂ってきそうな感じでした。

駐車場の真横にあるので、昼夜問わず気軽に立ち寄れるのがいいですね。

来島海峡SAの展望台（２か所）

来島海峡SAは高速道路の施設ですが、実は一般道から行く事もできます☟

糸山サイクリングターミナルからも近いので、ついでに立ち寄る事も十分可能ですよ。

来島海峡SAには、２か所の展望スポットがあります。

１か所目が建物内にある展望テラスです☟

屋根付きなので雨の日でも安心なのですが、利用時間が平日は８：００～２０：３０、土日祝は７：００～２１：３０と決まっているので注意してくださいね。

テラスからの景色はこんな感じです☟

そして展望スポット２か所目が、SAの建物向かって右側にある駐車スペースに２０２０年１２月、（また）新たにモニュメントが設置されたここです☟

グーグルマップのピンみたいな感じで、インスタ映えを意識して設置されました。

「しまなみピン」と命名されたようです。

展望スペースはかなり広いのですが、まだ多くの観光客の方に知られていないようで、すこし寂しい感じでした☟

高速道路の施設なので昼夜問わず誰でも安心していく事ができます。

あえて微妙な点を言えば、モニュメント後ろにある柵がちょっと残念な感じでしょうか☟

最近日本のあちらこちらにインスタ映えを狙った施設やモニュメントが後付けで設置されていますが、周りの景観と明らかにずれてしまうと台無しですよね。

本当に美しい場所には何も無くても十分感動できる！というのは理想論かもしれませんが、個人的にはちょっと引っかかるところなのです。

海山城展望台

お城の形をした海山城展望台は、しまなみ海道の展望台の中で一番ユニークかもしれません。

今治市街からもお城の形がはっきり見えます☟

残念ながら日本百名城には選ばれていません(笑)

近くで見ると本当にお城そっくりで、初めて来る人はここが展望台だとは分からないぐらいでしょう。

展望台なので２４時間いつでも入場する事ができますよ。

展望台からの眺めはこんな感じですが、海まで少し距離があるので遠くにしまなみ海道を望む感じです☟

桜の名所なので、花見の時期に来たら良さそうです。

大三島「多々羅しまなみ公園」

大三島ICからほど近い所にある多々羅しまなみ公園は、道の駅やサイクリングターミナルなど観光の拠点となる場所です☟

駐車場も広くて観光バスも多く立ち寄る場所です。

公園というだけあって海沿いに遊歩道もあり、天気の良い日には最高の場所なのです☟

そしてその一角にあるサイクリストの聖地記念碑からの景色が最高ですよ☟

私は自転車を持っていないので特に何も感じないのですが(笑)、サイクリストの方にとっては憧れの場所なのでしょうかね。

建設当時は世界最長だった斜張橋「多々羅大橋」の眺めもグッドです！
（※２０２１年１月時点では世界４位）

唯一残念な点は、海のすぐ横にあるので上から眺めるような景色は望めません。

もうちょっと広い景色を見たい！という方は、次にご紹介する「多々羅展望台」がおススメですよ。

大三島「多々羅展望台」

先ほどご紹介した「多々羅しまなみ公園」近くの坂道を登った先にある展望台です。

展望台まで道路がつながっていて、駐車場も数台分あります。

多々羅大橋までの距離が近くて標高がありますので、橋全体を見下ろす感じで望むことができます☟

展望台は水軍の兜をモチーフにしているようです☟

３６０度の展望が望めますので、大三島に来た時にはぜひ立ち寄ってほしい展望スポットです☟

私はこの「多々羅展望台」から歩いて多々羅大橋途中まで行ってみました。

橋までの距離が短いので、自転車だけでなく歩いていく事も簡単なのです☟

しまなみ海道の中で、展望台から気軽に歩いて行ける場所もなかなかないのですが、多々羅展望台からですと急な上り坂もほとんどないですよ。

橋の上から見る景色はまた格別ですが、サイクリストの方とぶつからないように注意して渡りましょうね。

伯方島「開山公園」（３か所）

いよいよ最後にご紹介するのは、伯方島にある「開山（ひらきやま）公園」です☟

瀬戸内海国立公園として整備されており標高が１４９ｍあります。

しかも、ここにはおススメの展望スポットが３か所もあるのです☟

まず駐車場から一番近いのが「開山展望台」です☟

この開山公園で一番大きい展望台になります。

３６０度の展望が望めて、多々羅大橋や大三島大橋など複数の橋を見る事ができますよ☟

展望台は木製のようで、歩くとギシギシ音がするのが少々不安になりますが（汗）、心が晴れるぐらいすばらしい絶景が広がっています。

２か所目は、「開山展望台」から徒歩で約１５分ぐらいの「見晴台」です。

道路の入口に看板があります☟

ちょっとしたハイキングぐらいの体力が必要なので覚悟していきましょう(笑)

一番奥にはとてもかわいい見晴台があります☟

見晴台というだけあって大きな展望台ではありませんが、下にもベンチがありますので混雑時には入れ替わりで景色を堪能しましょう。

真正面には大三島橋を望むことができます☟

開山公園３か所目の展望スポットは「開山展望デッキ」です。

つつじロードと名付けられたこの看板が入口なのですが、展望デッキまでの距離はかなりあります☟

この看板から展望デッキまでおそらく５００ｍ近くあるんじゃないでしょうか。

アップダウンもそれなりにありますので、無理は禁物ですよ。

途中にある小高い丘の上には休憩所がありますが、ここまでで中間地点です☟

そしてこの休憩所の更に奥にあるのが「展望デッキ」です。

一見駐車場があるようですが、実際は車止めがあるので通常は車で来ることはできません☟

真正面に多々羅大橋を望む事ができます☟

この開山公園は桜の名所としても有名で、展望スポット３か所や途中の道も含めて桜の木だらけです。

花見シーズンには大混雑するようで、駐車場もそれなりにありますが駐車待ちの車で長い渋滞が発生するようです。

混雑を避けたい方は、朝早い時間がおススメですよ。

みなさんはどこからの景色が一番良かったですか？

ぜひ実際に行ってみて絶景を味わって下さいね。

以上「【2021年最新版】しまなみ海道を一望！絶景おススメス展望スポット17か所をご紹介！【愛媛今治市、一覧駐車場アクセスまとめ】」でした。